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こばなし

日々のよしなしごと

パキスタン地震

2005年10月10日 | ニュース
またもや大きな地震がアジアを襲った。パキスタンで地震発生
たくさんの人が死んでしまった。
死者はインド・パキスタン両国で4万人を超したという。
わたしの愛してやまない、アジアの人たち。
やっぱり地球は何かがおかしい。絶対にこれは危険信号だと思う。

そして、支援物資の略奪という記事を見て、日本にはない大きな貧富の差を思う。
日本で大きな地震があったとして、
一般市民が略奪行為をするということはほとんどありえない。
あったとしても、略奪とまではいかないものだろうと思う。
日本人はどちらかといえば、非常時には団結する民族だとわたしは考えている。島国根性。
でもそれはやはり、日本には貧富の差というものが、ほとんどないから。
もちろんお金持ちはいるし、貧乏な人もたくさんいる。家がない人もいる。
それでもほとんどの人は、中級な暮らしをしているし、
わたしは金持ちだから、わたしに物資をよこせ!とか、
俺は貧乏だから、いつ物資がもらえるかわからない、だから先に奪え!なんて、
大抵の人は考えない。
よっぽどの飢餓状態になっているのでなければ、順番を守って、きちんと並ぶはず。

世界から貧困をなくすためには、どうするべきか。
改めて、ホワイトバンドの意義を噛み締める。
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みなぞうくんの死

2005年10月04日 | ニュース
ミナミゾウアザラシのみなぞう急死 新江ノ島水族館(朝日新聞)
 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)の人気者だったミナミゾウアザラシのみなぞう(美男象、オス)が4日午後5時過ぎ、急死した。えさが入ったバケツを抱え、「アッカンベー」とピンクの舌をのぞかせるポーズで入場者を喜ばせてきた。
 体長4.5メートル、体重約2トン。11歳で、人間の年齢だと30歳代後半の男盛りだった。3日夜から体調が悪くなり、4日朝になってもえさを食べないため、この日のショーを中止。閉園後、獣医師が検査をしようとした矢先に嘔吐(おうと)し、そのまま息を引き取ったという。死因は不明で、同水族館は5日にも解剖して調べる。
 95年3月に旧江の島水族館にやってきたみなぞうは、国内で飼育されている唯一のオスだった。


自分の目で実際に見たことのある生き物が死んでしまうというのは、やっぱりショックだ。
わたしの目の前で、のんびりぷかぷか水の上に浮いていたみなぞうくんはもういない。
みなぞうくんが無事に天国に行けていますように。
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バリ島のテロ

2005年10月02日 | ニュース
バリ島でのテロのニュースに驚く。
また狙われた繁華街クタと、高級リゾート地ジンバラン。
狙われているのは観光客。地元の人たちではない。それなのに巻き込まれた地元民。
狙われた観光客が、何をしたというわけでもない。

初めてバリに行ったとき、以前のテロの現場に行った。
そこには大勢の観光客が集まっていて、たくさんのメッセージが書かれていた。
「写真を撮りましょうか?」と気のいい白人さんに聞かれたけれど、断った。
そんな場所で、自分がニコニコ笑って写る気にはとてもなれない。

去年、ジャカルタのオーストラリア大使館がテロにあったとき、わたしはちょうどバリにいた。
宿のスタッフが教えてくれて、一緒にテレビを見た。悲惨だった。
その後日本人の二人組の男の子が同じ宿に一泊したらしく、朝ご飯の時に少し話をした。
その二人は「ジャカルタに行って大使館を見てくる」と言っていた。
もう一人わたしの部屋の隣に泊まっていた男の子は、「すげー」と驚いていた。
「こんなときにあえて行くっていう度胸がすごい」などとほざいていた。
わたしも驚いたふうに繕っていたけれど、本心は「こいつ馬鹿じゃないの」と冷めていた。
自分に何かできることがあるかもしれない、そういう理由で行くのなら話は違う。
大使館を見にいく? それだけ? ただの野次馬? もしかしたら自分も危ないかもしれないのに?
勇気と考えなしは違う。だから日本人は、バリ人にも馬鹿にされる。なめられてる。
旅をしている日本人は、大馬鹿者と、素敵な人。そのどちらかだ。

テロの意味をどうしても理解できない。
どうして罪のない人まで巻き込む必要があるのか。巻き込むほど重要なことなのか。
さらに自爆テロはもっと理解できない。
自分が死んで、敵国の人間が死んで、自分が浮かばれるとでもいうのか。
そんなことあるわけない。みんな浮かばれない。残された人も悲しむだけ。
人を殺して死んだら偉いなんて、そんなことは絶対にない。

自爆テロを実際に実行しているのは、組織の末端の人たちに違いない。所詮使い捨ての駒でしかない。
それに彼らは気づいていないし、気づいたところでどうしようもない。
さらわれて無理矢理やらされている人も、多くいるという。逃げ出せない状況。
そんな状況を作り出している人間が憎い。巻き込まれるのはいつも弱い人々。
本当に、くだらないことは多い。
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懐かしきインドネシア

2005年09月17日 | ニュース
今日は本来なら、インドネシアのチャリティーの催しに行くはずだった。
しかしこの間から寒くなったせいか、体調を崩してしまった。
嫌な吐き気が、ずっとまとわりついている感じである。
インドネシアのご飯が食べれたり、舞踊が見れたりするのを楽しみにしてたのに…

長くインドネシアから離れてしまうと、普段は忘れてしまうけれども、
ふとしたときにインドネシアに触れると、急に懐かしくなる。
インドネシア語がニュースやなんかでちょろっと流れたりすると、
それが悪いニュースであっても、不謹慎にも少し嬉しかったりする。
インドネシア語のあの独特の発音の仕方が、わたしはとても好きである。
みんな元気かな…
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終戦記念日

2005年08月15日 | ニュース
戦争からもう60年が経った。夏は戦争を思い起こさせる季節でもある。

「防空壕に逃げ込んだら、隣の女性が大火傷をおっていた。
その傷は次第に腐りはじめ、腐臭を放ち、体にウジ虫が湧きはじめた。
その女性は、自分の体を這い回るウジ虫による激痛に、叫び声をあげていた。
少しでも痛みを和らげようと、周りの人はウジ虫を箸でつまんでは殺した。
3日目にその女性は亡くなった。」

こんな記事を新聞で読む。ぞっとする。
今この時代に、体にウジ虫が湧くということを想定できるだろうか?
そんなことが日常茶飯事で起こっていた時代。
絶対に繰り返してはいけない。

死んだおばあちゃんのいったことを思い出す。

あの頃は、いいことなんてひとつもなかった。

繰り返してはいけない。
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