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こばなし

日々のよしなしごと

IN EVERY PLACE  SMILE

2006年01月05日 | 音楽
人ごみ避けかけ上がる歩道橋の上
真冬の夜空にそっと手を伸ばした
凍る街路樹彩るイルミネーションは
まるで真冬のホタル悲しく灯る

くちびるから零れ落ちる 吐息集めて
いつの間にか今夜 ただ冬の風になる

街がきらめく季節が来ると あの頃の思い出が涙で濡れ出す
雪がちらつく道を歩けば 今雲の上で天使が舞い踊る
誰の街でも IN EVERY PLACE

君の胸元ふちどる月のまなざしは
まるで優しいメロディ神様のキス

歩道舞う枯れ葉の音が ココロにしみる
哀しみの季節を 手のひらに包み込む

風にたたずむ少女のような その声が面影が胸によみがえる
月も夢見る真夜中すぎに 木枯らしとともに天使は舞い降りる
きっとここにも IN EVERY PLACE

遠く儚く夜空に霞む 名も知れぬ星達に願いをかける
街が色付く12月には 粉雪に吹かれ聖夜は訪れる
君の街にも IN EVERY PLACE

世界中の何処にも IN EVERY PLACE

作詩・作曲/浅田信一


クリスマスの流行歌には、恋愛の曲があまりに多いが、
この曲はまさしく聖夜のための曲。
この曲を聴いて、浅田信一(ボーカル)の詩の世界がますます好きになった。
目を閉じると、詩の中の風景が次々浮かび上がってくる。
わたしが持っているのはアルバムのほうなのだが、
シングルのジャケットがかわいくてすごく好きだった。天使の絵。

みんながこんな気持ちでクリスマスを迎えたら、
「彼氏彼女がいなくてつまらない」なんて思う人はいなくなるのに。
寂しいなんていっている間に、
大切な人のためにプレゼントのひとつでも買いに行きたくなる。

もうクリスマスは終わってしまったのだが、
わたしがこの曲を一番聴きたくなるのは、雪が降ったとき。
この曲を聴きながら、厚着をして、窓を開けて、
雪が降っているのをただぼーっと眺める。
雪が降る音を「しんしん」と表現するが、
本当にそう聞こえるので「昔の人はうまいこというもんだ」と思ってしまう。

至福のひととき。

SMILE解散後、浅田信一氏は現在ソロ活動を続けているが、
まだソロCDを聴けていない
知らないうちにデビュー10周年記念ベストアルバムなんてものが出てるし!
彼の優しい男声は素晴らしすぎるので、そのうちライブにも行きたい…
あの声で耳元で囁かれたりしたら、
わたしはきっとどこへでもホイホイついていってしまうだろう
ああまた妄想が…
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LET IT BE  The Beatles

2005年12月19日 | 音楽
WHEN I FIND MYSELF IN TIMES OF TROUBLE
MOTHER MARY COMES TO ME
SPEAKING WORDS OF WISDOM, LET IT BE.
AND IN MY HOUR OF DARKNESS,
SHE IS STANDING RIGHT IN FRONT OF ME
SPEAKING WORDS OF WISDOM, LET IT BE.

LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE.
WHISPER WORDS OF WISDOM, LET IT BE.

AND WHEN THE BROKEN HEARTED PEOPLE LIVING IN THE WORLD AGREE
THERE WILL BE AN ANSWER, LET IT BE.
FOR THOUGH THEY MAY BE PARTED, THERE IS STILL A CHANCE
THAT THEY WILL SEE
THERE WILL BE AN ANSWER, LET IT BE.

LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, YEAH
THERE WILL BE AN ANSWER, LET IT BE.
LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE.
WHISPER WORDS OF WISDOM, LET IT BE.

LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE.
WHISPER WORDS OF WISDOM, LET IT BE.

AND WHEN THE NIGHT IS CLOUDY THERE IS STILL A LIGHT
THAT SHINES ON ME
SHINE UNTIL TOMORROW, LET IT BE.
I WAKE UP TO THE SOUND OF MUSIC MOTHER MARY COMES TO ME
SPEAKING WORDS OF WISDOM, LET IT BE.
LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE,
THERE WILL BE AN ANSWER, LET IT BE.
LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE,
THERE WILL BE AN ANSWER, LET IT BE.
LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE, LET IT BE.
WHISPER WORDS OF WISDOM, LET IT BE.

(Lennon & McCartney)

苦しみ悩んでいる時には
聖母マリアが現われて
貴い言葉をかけてくださる
“すべて なすがままに”

暗闇がぼくを取りかこむ時
マリアはぼくの目の前にたって
貴い言葉をかけてくださる
“すべて なすがままに”

“なすがままにまかせなさい
自然の流れに身をゆだねるのです”
マリアは いつも優しく囁いてくれる
“すべて なすがままに”

傷つき 失意に生きる人々が
ともに ひとつの世界に結ばれる時
道は必ず開けてゆく
それまでは“すべて なすがままに”

別れを告げる日が訪れても
いつかきっと 再び会える日がやってくる
その時 すべてが明らかになるだろう
それまでは“すべて なすがままに”

“なすがままにまかせなさい
  自然の流れに身をゆだねるのです”
  そう その時こそ すべてが分かるでしょう
  それまでは “すべて なすがままに”

暗雲たれこめる夜も
ぼくの上に射す一条の光が
夜明けまで ぼくを守ってくれる

妙なる調べに目ざめると
聖母マリアが現れて
貴い言葉をかけてくださる
“すべて なすがままに”

[対訳:山本安見]

ザ・ビートルズの解散が決定的となり、1人でやっていく恐怖と不安をふりはらおうと歌ったポールの作品。「いつかきっと再び会える日がやってくるだろう」という、ジョンに向けたメッセージをポールがピアノを弾きながらせつせつと歌っている。ポールによれば “Mother Mary" は14歳のときに死んだ母親メアリーのことだという。(北野知行)


ビートルズは英語を学ぶにはもってこい」というのを知り、かなり久しぶりにCDを聴いた。
なぜもってこいかというと、ビートルズの曲には俗語がほとんど使われていないらしい。
それでもビートルズを聴きはじめた頃の中学生のわたしには、
日本語訳がないとサッパリでしたが
昔は“LET IT BE"「レリピー」にしか聴こえなかったものだが、
しっかりと「レリ(ッ)ビー」と聴こえたので、ちょっと感動してしまう
わたしのリスニング力はちゃんと成長していた よかった…
残るはスピーキング… でもやっぱりインドネシア語がいいなぁ…。

そしてビートルズはやはり「永遠」だと感じてしまう。
きっとこれからもずっと聴かれ続けるのだろう。
ビートルズの映画を少しだけテレビで見た。
リンゴスターのドラムの叩き方が好みだった。
わたしにとって楽器の弾き方は大きなポイントだ。
それが正しいのかどうかは知らない。
何をするにしても、
見かけにこだわりすぎるのは問題だが、こだわらなさすぎるのも問題だ。
コメント (2)
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HIGH WAY, MY WAY UNDER THE COUNTER

2005年12月01日 | 音楽
おひさま 追いかけてゆく ハイウエー
ダイス転がしてゆく マイウエー

悪いがおいてくよ お先です
誰にも邪魔されず あの世へ

足が勝手に いつの間に
アクセルべったり 踏んでる
あくせくしたり 踏んだり 蹴ったり
キミを乗せて

さあゆこう 手に入れろ
虹色の未来は 待ってても来ないさ
さあゆこう 僕たちは
天国へ向かうよ 階段は七色
さあゆこう

誰もが願うよな しあわせは
誰もが欲しがるから 来ない

どしゃぶり雨の中
キミの手を引いたら 桃色のカーブを
曲がろう いくつもの
夜越えて 二人は 楽園を目指すのさ
さあゆこう
Words by 関谷謙太郎
Song by UNDER THE COUNTER


やっとUNDER THE COUNTERのニューシングルHIGH WAY, MY WAYを買った。
タワレコで買ったらピンバッヂがついてきて嬉しい。
さらにお会計を済ませたときにふと天井に備えつけのテレビを見たら、
ちょうどUTCのプロモが流れていて、また嬉しくなってしまう。
今月15日にはUTCのワンマンライブだけど、それは諦めよう…涙

誰もが願うよな しあわせは
誰もが欲しがるから 来ない


この部分が一番好き。
これは真実だから。
しあわせになりたいなぁ…と、ぼんやり思っているだけではしあわせになど到底なれない。
誰もが欲しがるような漠然としたしあわせでは、意味がないのだ。
自分にとってのしあわせが何かを、しっかりと見据えること。
そしてそれに向かって少しずつでも歩くこと。
それが大切なこと。

わたしは「お金が一番大切」という人がいてもいいと思う。
そのかわり、お金以外の大切なものを失うのだから。
すべてを手に入れるなんてことは、願ってはいけないこと。
そして願っても無駄なことだ。
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二人のアカボシ キンモクセイ

2005年11月19日 | 音楽
夜明けの街 今はこんなに 静かなのにまたこれから始まるんだね
眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の 煙突に星が一つ二つ吸い込まれ
沢山並んだ 街の蛍達も 始まる今日に負けて見えなくなってゆく
君とも離れることになる

あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま
二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか
消えそうに欠けてゆく月と 被さる雲はそのままに
二人のアカボシ 遠くへと連れ去ってしまおうか

橋の継ぎ目と 二人に届く 電波には懐かしいあのメロディーが
聞えてるかい? みだれ髪に しみるようミヤウジヤウ ハルカカナタへ
見渡せば青く続く信号機が 二人の想いを照らせばいいのにな
明日の僕らは何処にいる?

また今日も汚れてく街は 蝕む煙を吐き出す
君の知らない遠くへと連れ去ってしまおうか
瞬かない星が一つ 夜明けの街に消えてゆく
二人ここから 宛てのない明日を探そうか

僕の決意と伝えきれない 想いが街の音に消えないうちに
朝焼けの水蒸気が 隣の空を彩る
懐かしいメロディーは 風と共に終わる
君の髪の毛が震えてる

あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま
二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか
さようなら街の灯りと 月夜と二人のアカボシ
最後の想いは 君が振り向く前に話そうか
作詞:伊藤俊吾/作曲:伊藤俊吾


大分前に中古CD屋の在庫一掃セールで、300円で買ったアルバムをやっと聴き出した。

音楽は素晴らしいものだ キンモクセイ

我ながら良い買い物をしたなぁと思う。
もともと二人のアカボシはシングルで持っていて、キンモクセイは好きだったのだ。
この曲は冬の夜の街の雑踏の中で聴いたら、きっと最高に切ない。
彼らの作るような曲を、懐メロというのだろうか。
切ないって大事だ。
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おるがん たま

2005年11月05日 | 音楽
ぼくが死んだ日
おじいさんは二階の屋根で
古いおるがん弾いてくれたんだ
ふいごのはきだすしずかな音楽は
ぼくの背中のビールスたちにも聞こえてる

ぼくが死んだ日
空はどんどん落っこちてきて
大気圏外 まるで映画館の中
ストローくわえたぼくがみているのは
地球のいびつなうそつきのプラネッタリウム!

屋根から突き出す巨きな菌類は
ぼくらのかなしいほいくえんの庭からもみえたよ

ぼくが死んだ日
おじいさんは二階の屋根で
古いおるがん弾いてくれたのに
風船病にやられちゃったぼくの顔は
ぱんぱんだからうれしい顔がちゃんとできない
作詞・作曲:知久寿焼


最近たまばかり聴いている。
昔中古屋で見つけて衝動買いしたCDだけれど、今ではわたしの中でかなり重要な位置をキープしている。
たまは聴けば聴くほど味が出てくる。
染み出てくる。頭から離れなくなる。
こんな人たちは他にいない。

この曲はとても悲しい曲なのに、なぜか笑ってしまえて、少し切ない。
でも死んだときにこんな心境だったら、わたしはいいと思う。
コメント (4)
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