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こばなし

日々のよしなしごと

シアワセならば手を叩こう ピンクリボン軍

2006年04月06日 | 音楽
忍び込んだ校庭から ふいに見えた満月が
出鱈目にでかすぎて
何故か あと2、3分で
突っ込んでくる気がしたぜ そんな気がしたぜ

「スマナイガ、キミヨ ウケトメテクレナイカ」
満月がはしゃいでいる

ひどくでかい世界 ひとりぼっち
わけわからんぜ さんざんさ
とりあえず、あんたん家寄ってくよ。
でよ、二人一緒に寝てくれよ
なにもしないよ 本当さ
ただ隣にいてくれりゃいいからさ。寝よう。

商店街 ありとあらゆる
看板、シャッターを拳固で
凸凹に痛めつけ
ジグザグ歩いて帰るのさ
こぼれる血が今日の涙さ 今日の涙さ

ひどくでかい世界 独りぼっち
わけわからんぜ さんざんさ
とりあえず、あんたん家寄ってくよ。
でよ、それで歌を歌ってくれないか
俺の知らない歌を
音痴だろうが何だっていいからさ。さぁ。

昼間の月のが 夜中の月よりも
なんだかロマンチックにギラついてる

ひどくでかい世界 独りぼっち
わけわからんぜ さんざんさ
とりあえず、あんたん家寄ってくよ。
でよ、一日もはやく平和な日が
来るようにと 懇願さ
そしてうどんでも喰って寝るとしよう。
さぁ、
手を叩こう (淡々と)
怖いのさ  (散々と)
ひとりはさぁ(簡単に)
でよ、
手を叩こう (タンタンと)
ふたりでさぁ(タンタンと)
ふたりでさぁ(タンタンと)
さぁっ。

作詞:松下直之 作曲:近藤将之 編曲:ピンクリボン軍



今一番新しいピンクリのアルバム「RARIRU☆DISC」は、
いつものピンクリよりも、切なさが3倍増しくらいだと思う。
好きな曲しかない。どうしよう!!
昔からライブでやっていた「宴」に「歩く愚痴り男」も入っているし
ライブが楽しみでならない…

わたしはやっぱり月の曲が好きだと思う。
そして月に目をつけるような人が好きなのだ。
こんなふうに思われたらしあわせだろうなぁ

二人一緒に寝てくれよ
なにもしないよ 本当さ
ただ隣にいてくれりゃいいからさ。寝よう。


のところを聴くたび、
「そんなこと言わず、ちょっとくらい何かしてもいいのよ!?」
と思ってしまうわたしは、やはりもう若くないのだろうか…

この曲の男の人のように、突拍子もないことを考える男の人が好きで、
こういう人のそばに、笑顔で寄り添っていたいと思う。
馬鹿だけど、真っすぐで、愛しくて、安心できる。


最近よくする妄想。

長年連れ添った旦那さまと、いつものように朝ご飯を食べている。
今日も旦那さまは、新聞やテレビから得た情報に対して、自分の見解を述べている。
「あの政治家は…」「この事件の真相は…」
それは時にまぎれもない真実で、時に何かがねじ曲がっていたりする。
わたしは「また始まった」と内心思い、くすくす笑いながらお茶を入れる。

そんな変わり者の旦那さまは、それでもやっぱり優しい人だ。
わたしが映画やドラマを観てむせび泣いていると、
「馬鹿だなぁ」と笑いながらティッシュを差し出してくれる。
わたしはいつも、そのぶっきらぼうな言葉に愛を感じている。


50年くらいあとに、こんな人と一緒だったら、なにも言うことないや
妄想しすぎだな…
コメント (2)
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シシン GAUCHE

2006年02月21日 | 音楽
都会では 彼の空はもう無意味で
何一つ 解らないものばかりです

言葉すら 碌に出来ない此の頃
貴方なら どれほど上手くやるでしょう

同じ事の繰り返しで 泣く人も居ます
私は泣けも笑えもせず 相も変わらず唄っています

ナナナナナって どんなに遠くたって
見付けて貰えるように

こんな場所にだって 青い空は有るって
想いを縛らないように

馬鹿みたく叫んでいます
貴方は笑うでしょう

近頃は 愛と平和も流行りで
似た声に 眩暈覚える日日です

時代の流れに流されて 飛んだ人も居ます
私は飛ベモ流れもせず 彼方此方で唄っています

ナナナナナナって どんなに摩り減ったって
藻掻いて行けるように

こんな場所にだって 綺麗な花は咲クって
自分を殺さないように

馬鹿みたく生きています
貴方は笑うかな
貴方に届くなら
何も
怖くないのです

長島弘佳



ゴーシュのホームページに、
新しい歌詞がアップされていた
迷わずこの曲を最初にクリックする。
知っていたけど、やっぱり素敵な歌詞で、また泣きそうになる。

生きなきゃ、と思わされる。

生きていることは素晴らしくて、幸福で、ありがたいことだけれど、
やっぱり辛くて、苦しくて、しんどくて。
頭でわかっていても、どうにもならないときはやっぱりあって。

この曲に助けられる人は、きっとわたしだけではないと思う。

涙ぐみながら、笑ってしまう。
ふふふって、優しくなれる。

ビルの隙間から見える空が、きっとものすごく愛しくなる。

……我が家の周りは畑ですがね


ここを読んでくれる何人かの人が、
「ゴーシュ気になる」と言ってくれて、うれしい限りです
ちょっとでも気になったら、お気軽にわたくしまでご連絡をば
もしリピーターになってくれたら、さらにうれしいです
わたしがゴーシュにできることは、これくらいなので。

あ、別にスタッフとかじゃないですが

写真:光芒 都会の空
やっぱり空の写真って好きだなぁ
コメント (2)
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サクラサク彼女 GAUCHE

2006年02月12日 | 音楽
彼女は何時でも笑っていたんです
本当は何にも可笑しく無いのに
彼女は待っていた
「サクラサク」時を

彼女は時々恋してみたんです
だって友達はみんなしているし・・・
彼女は望んでいた
「サクラサク」夢を

「流行の歌やドラマ、ゴミの様な気がする
私の見たい物は、違うような気がする」

強さを増した風から 微かな、懐かしい、甘い匂いがする
重たく伸ばしていた前髪、空に跳ね上がる
視界に飛び込んだのは 小さく、綺麗な花びら
「今さら気付くなんて・・・」
呟いた彼女は
笑っていたんです

長島弘佳



「彼女」の気持ちが、少しわかる。
誰かといるときは、なるべく笑顔でいたいと思う。
好きな人たちとなら、いつだって笑顔でいられる。
でも大勢の人の中に、よく知らない人の中にいると、
すごく疲れる。きっと笑顔もひきつっている。
器用にどんな人とも仲良くなれる人を、うらやむときもあるけど、
でもやっぱり今の自分が好きだと思う。

「強さを増した風から…」でサビが始まると、
頭の中にその光景がまざまざと浮かぶ。
風が吹いて、前髪が跳ね上がって、花びらが見えて、
そこには大きな桜の木がある。
春の心地よい風と、桜吹雪。
しあわせで、笑ってしまう。

もうすぐこの曲をたくさん聴ける季節がやってくる。
寒いのは嫌いだけれど、春を待つ喜びがある。
わたしの愛してやまない夏も、きっとすぐそこだ。

写真:滝桜(国の天然記念物) ふくしま教育情報データベース
今年はこういう樹齢うん百年の桜を見に行きたい
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涙の水彩画 スィートショップ

2006年01月24日 | 音楽
朝焼けにじむ歩道橋から街を見下ろす
信号待ちの人は窮屈な笑顔を抱えて
今日より明日へ ここじゃない何処かに想いを寄せ
Ah 心潤う場所を探してる

「考え過ぎよ」そんな口癖の君を思い出す
愛は暮らしを 暮らしは愛を理解しあえるかな?
下手な優しさ 頬伝う涙の理由も知らずに
Ah 足早な季節を ただ眺めてた

涙の水彩画を今胸に飾って ふと立ち止まれば
尽きない想い この身を突き刺すよ 苦しくて消え入りそう

少し早めの朝食を取り 足を踏み出す
夢は暮らしを 暮らしは夢を支えられるのかな?
一夜の出逢い 汗でつないだそんな夜もあったよ
互いの傷を深めるだけなのに

Oh 近くにあればある程 大事な物だと気付かないね
無くした物に願いは届かず 嘘を隠す為 嘘をまとって

涙の水彩画を今胸に飾って また歩き出すよ
うまく大人になれずにいた日々 あの頃を想いながら
涙の水彩画を飾って 涙の水彩画を飾って…
尽きない想い この身を突き刺すよ 苦しくて消え入りそう

道は続くよ 心を満たしてくれるそんな夢を探して探して…

Written by Kaoru Kondo


すでに解散してしまったバンド。スィートショップ
スィートショップで好きな曲はたくさんある。
その中でも一番好きなのがこの曲。

歌詞も曲もすばらしい。切ないメロディライン。
ボーカルの声もいい。声だけでなく歌もしっかりうまい。

都会の中でも、美しくいること。
それはもっとも難しくて、もっとも大切なこと。

傷ついても、傷つけられても、とどまってはいけない。
川だってとどまれば濁ってしまう。
ただその傷を忘れてはいけない。
その傷を忘れてしまったら、同じことを誰かにしてしまうかもしれない。

人生は学びの場だ。
人はどうにだってなれる。

「生きることは苦しみよ。立ちなさい」

この間見た映画の中の台詞をふと思い出す。

久しぶりにこの曲をじっくり聴いたら、妙に泣けた。
美しいものに触れたときの、うれし涙。
何よりしあわせな瞬間。
コメント (2)
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UTARI

2006年01月15日 | 音楽
PICK2HANDが解散してしまって、
「ボーカルの児嶋さんとかソロ活動しないのかなぁ…」
などと思っていたら、すでにしていた!

現在元PICK2HANDの児嶋亮介氏は、UTARIという名で音楽活動を続けております。
ホームページでは試聴もできます。もうCDも出ている!
ライブもやってるし! 出遅れた~
UTARI official website

というわけで、1月はちょっとまだライブに行けそうにないので、
2月のライブに行こうかなぁと考えております。

2006/2/3(fri)下北沢251
open 18:30/start 19:00
adv.?2,000+1drink/door?2,300+1drink
『251presents~AND POINTED vol.23』
【UTARI/the meems/EdBUS/UNISON SQUARE GARDEN】
お問い合わせ…下北沢251(TEL 03-5481-4141)


あの子とか、あの子とか…
ご一緒しませんかしら?
コメント (2)
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