全力疾走を癖にする

2024年06月02日 05時54分09秒 | 少年野球

今回は、走塁に焦点をあてて、私なりの解釈を述べさせて頂きます。

いつもの如く、「いや 違う!」という意見等あれば、コメントに書いて頂ければ幸いです。

 

打撃練習で、ピッチャーゴロや内野フライを打ち上げた際、選手が全力疾走を怠った際に指導者から

「おい!あきらめるな!1塁まで全力で駆け抜けろ!」や「最後まで全力で走れ!」

など、仰っている風景はよく見ます。

では なぜこの「全力疾走」が必要なのでしょうか。

前のブログでも書かれて頂きましたが、指導は教え導くことです。

なぜダメか、なぜ全力疾走をしなくてはいけないかの意味を伝えることは大変重要な事です。

ピッチャーゴロでも、1塁に送球した際に、1塁手が落球することだってある。

フライでもそう、相手側にプレッシャーを与えてエラーを誘うこともあります。

このような事例をしっかりと選手に教え、理解させてください。

 

試合に負けると悔しいです。

しかし、もっと悔しいことが「全力を出さずに終わったこと」です。

最後まで「諦めない気持ち」の精神を忘れ、勝手に自分で判断したことです。

全力で走らないということは「勝つ可能性」を捨てているのと同じです。野球をする上での絶対にやってはいけないなことです。

打席で打ち上げてしまった、凡打になってしまった…これで終わりではないのです。

なんとかチームのために塁に出ることが、あなたが今一番に行うことです。

そのためには、「全力で走る」これしかセーフになる可能性がないのです。

だから今、あなたにできることは「全力で走る」しかないのです。

 

あと、最近チーム練習に参加していて、口酸っぱく言っていること

「グランド内では歩かない!」

常に全力疾走をしなさい とは言いません。ちんたらちんたら歩く事をやめてもらいたい。

全力疾走が習慣になれば、練習も長くできるし、メリハリのある練習にもなります。

これも、よく練習で言ってますが、いい流れをこちらに呼び込みたいのです。

攻守交替で、全力疾走でベンチに戻ってくる、ベンチから出てくる このような行為を行う事だけで

ベンチも大いに盛り上がるし、気持ちを切り替えるための材料となります。

このように「全力疾走」は試合の時だけでなく、練習から築き上げていくべきものです。

そのためには指導者の方もグランド内は、なるべく走る行為はしたほうが良いと私は思います。

 

当たり前の言葉にはなりますが「最後まで諦めない気持ち」「可能性を捨てない気持ち」

これを再度 選手へ指導お願いいたします。



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