人を指導するという事とは

2024年06月30日 05時36分15秒 | 少年野球

今回は、私自身 若干もやもやした事を共有させて頂きます。

野球に限らず、人を「指導」するという事はどういった事を気を付ける必要があるのでしょうか。

 

選手を指導する事は、少なくとも正しい事であって間違った(世間一般的にあっている)ことを、

教えてはいけないと思います。しかし、いろいろな年代で間違った事もあるので、私はその時代に

あった指導=正しい指導だと認識しております。

※たとえは30年くらい前までは、練習中の水分補給は選手のパフォーマンスを下げるという理由という時代もありました。

そういうことを理解して、その上で指導しないといけないってことです。

監督やコーチなら、今の時点での最新の理論、技術を勉強(書籍、ほかのチームの練習方法、YOUTUBEなど)します。

 

毎週末グランドに来てる選手って、本当に野球が上手くなりたいんだと思います。

その選手にとって、人生で貴重な時間を使って、グランドに来ることは指導者にとっても全力で指導しなくてはいけません。

生半可な情報や、知ったかぶりは逆に教えてはいけないし、判らない・答えられない事は調べて下さい。

私自身あまり使いたくない言葉ではありますが、ボランティアであったとしても、無責任な事はしないでください。

更に、一生懸命(毎週毎週忙しい中参加してやっているんだ)指導すれば、間違ったことを教えても良いということはありません。

それであれば、休んで頂いて結構です。だから、絶対に間違いを教えてはいけません。

毎週、指導する選手のために、一生懸命になる姿勢は、本当に頭の下がる思いです。

ですので、現時点で「正しい」とされていることを教えなくてはいけません。

先に述べた10年後、20年後には間違いになるかもしれませんが、今の時代が間違いでなければ、これはしょうがないと思います。

 

私は会社で、後輩を指導をするという場面を持たせてもらう事があります。

そんな時、私は結構気合を入れて教育しております。その人の将来を握っているからです。

質問されると思われる事は予め確認、判らない事は後日、必ず回答させて頂きます。

間違ったことを教育すれば間違ったことを覚える 人の将来を左右する 人を指導するとはそういうことです。

 

「私は、毎週忙しい中、少年野球のボランティアで参加しているから、調べている時間なんてない!」

その考え方でも結構です。

ただし、教えられた選手の、今後の野球人生も考慮して接してほしいのが私の希望です。

いち 弱小チームの指導員ですが、少なくとも20年前から指導して変えていないモットーです。


2024年6月16日 あじさいリーグ2回戦

2024年06月17日 04時20分00秒 | 少年野球

本日 2024年6月16日(日)池谷戸タートルズでの活動を久しぶりに行いました。

今までは、骨折のリハビリと称してな~んとなく指導してましたが、今日はあじさいリーグの球審を行う事となりました。

しかし、鶴見リーグは本日 新横浜投擲場グランドにて鶴見リーグを行っていますが、内緒で今回あじさい球審を行っております。内緒で

試合会場は神奈川区の台町グランドです。球審は約6ヶ月ぶりとなります。

対戦相手は、同じく区の寺尾ドルフィンズさんです。

9時15分試合開始なので、8時30分にはグランドインさせて頂きました。

池谷戸タートルズ先行です。わたくし球審でしたので、スコアラーから頂きました内容で書き込みさせて頂きます。

では、池谷戸タートルズ スタメンです。

1.ショート リツキ

2.センター レン

3.ファースト カナタ

4.キャッチャー ハルミチ

5.ピッチャー ソウマ

6.サード ハルマ

7.ライト カイ

8.レフト ツバサ

9.セカンド ショウ

 

1回の表 1番リツキはピッチャーゴロ 1アウト 2番レンは四球で出塁 3番カナタは三振で2アウト 4番ハルミチは四球で出塁 5番ソウマはサードゴロだが相手のエラーで出塁その間に1点が入る 1-0 6番ハルマはショートゴロ相手のエラーでレフト前へ。2塁のハルミチは悠々還ってこれると思っていたが、何故か?ぎりぎりセーフでで3-0 6番ハルマはショートフライで3アウトチェンジ

 

ここからは・・・本当に情けない展開なので、点数だけお伝えさせて頂きます。

13点が入りました。打者3巡です。そのうちヒットは7本で、ほとんどが四球です。

途中 水入りが入るほどの攻撃時間でした。わたくしも復帰戦1試合目がこれで、疲労困憊です。

とりあえす、3-13で1イニングを終えました。この時点で10時を回ってました。(1イニングだけで45分!?)

2回の表 8番ツバサはショートゴロ 1アウト 9番ショウは三振 1番リツキはレフト線を破る2ベースで2塁 2番レンはライト前ヒットで 1点を返す 4-13 3番カナタは3塁線を破るヒットで1点返す 5-13 4番ハルミチはピッチャーゴロだったのがエラーで出塁し、1点返す 6-13 しかし 続くハルマがサードファールフライで3アウトチェンジ

・・・2回裏もドルフィンズの猛攻撃&うちの四球攻撃で なんやかんやで 10点が入る

3回表 6番ハルマはセカンドゴロ 1アウト 7番守備から変わっていたソウシが打席に立ち四球で出塁。一矢報いたい!これまた守備からついていた8番のタツキがショートゴロ 6-4-3のタブルプレイで時間によるゲームセットです。

6-23 完敗です。

得られた事は、2回のリツキーレン-カナタの連打で打点を上げれた事。

改善点は・・・あげたらきりがありませんが、明確な改善点が浮き彫りになった=そこを治せば試合になる と判断した事です。

試合終了後に ピッチャーを行った3人(ソウマ、レン、ハルマ)には若干アドバイスをさせて頂きました。

3人共通していえる事は、【優しすぎる】ことです。

内角のデッドボールが怖くて恐る恐る投球し、四球を重ねる。甘く入った内角を長打に打たれる。

これの繰り返しです。特にレンに関しては左投げの良い投球ができるにも関わらず、右打者のインコースに攻めきれない。

結果、置きにいった投球を痛打される。更に3人 自信のない投球から四球の連発・・・これであれば まだど真ん中に投げて打たれた方がまだいい。

今後、私も時間許す限り、この3投手の指導を行っていきます。

試合後に、反省会で述べさせて頂いたこと「負けて終わるのでなく、自分の課題を見つけて欲しい」

少年野球で勝ち負けは二の次とは思っていますが、はやり勝負事 試合は勝つことを最終目標に於いています。

絶対に勝つではなく 悔いのない試合 になるような試合を希望します。

今後も、可能な限り 試合結果をブログで記載(試合に見いけなかった保護者の方のため)させて頂きます。


審判をやってくれる人

2024年06月16日 05時09分48秒 | 少年野球

野球未経験者のお父さんコーチの憂鬱・・・

学童野球に子供が入ったはよいが、ボール拾いのお手伝い程度と思っていたが、監督やコーチに言われた一言

「今度の練習試合の審判をやってもらえないですか?」

ついに来た、禁断のワードです。

お父さんコーチ「いや 自分は経験者じゃないのとルールすら判ってないので」

指導者「大丈夫です。そこは我々もフォローしますので」

お父さんコーチ「できませんよ。動きすら判りません。」

指導者「動かなくて大丈夫!アウトかセーフかを言ってくれるだけで大丈夫です。」

お父さんコーチ「間違えたら選手に申し訳ないので…」

指導者「大丈夫ですよ。練習試合なので間違えても気にしないで!」

と まあ こんな流れで審判を行っているお父さんコーチが大半だと思います。

 

多くのチームで「審判不足」の話を色々聞きます。

先に述べた 審判をやって頂けないでしょうか に対して、通常のお父さん達は

「自分には出来ない」「野球がわからない」

そう言ってなかなか審判をやりたがらないお父さんコーチがほとんどです。

お気持ちよくわかります。最初から出来たら、私の立場がないです。

以前のブログでも記載しました少年野球の審判を頼まれたらで 参考下さい。

あと、やって頂いたあとの試合後に、監督・コーチは感謝の気持ちをお伝えください。

おそらく、すごく緊張していた(グランド内の自分の子供より緊張)と思います。

だから、判定について良い悪いは言わず、ただただ感謝をお伝えください。

やってはいけない事例として、審判勉強会(公式審判員がお父さんコーチなどに教える会)などで、

せっかく参加してもらているのに、「動きが遅い」や「なんであれがセーフなの!」と言ってやる気を削いでしまうことです。

まだ初心者の方ですので、寛大に審判は難しくないんだとの「配慮」を頂けるようなご指導をお願いします。

あと、いきなり試合デビューでなく、ランナーを付けたシートノックおよび紅白戦で、練習して望ませてあげてください。

プレッシャーがかからない場面で練習して頂き、動きも併せて教えてあげてくださいね。

 

審判をやろうかどうか迷っているお父さんコーチへ

休日の体を休めたい時にグランド支援頂き、本当に感謝します。

ましてや、審判も進んで?受けて頂き本当にありがとうございます。

自分もそうですが、自分の子供と同じグラウンドに立てる時間はほんのわずかです。

選手の為、チームの為に もう少しだけご支援頂けると幸いです。


全力疾走を癖にする

2024年06月02日 05時54分09秒 | 少年野球

今回は、走塁に焦点をあてて、私なりの解釈を述べさせて頂きます。

いつもの如く、「いや 違う!」という意見等あれば、コメントに書いて頂ければ幸いです。

 

打撃練習で、ピッチャーゴロや内野フライを打ち上げた際、選手が全力疾走を怠った際に指導者から

「おい!あきらめるな!1塁まで全力で駆け抜けろ!」や「最後まで全力で走れ!」

など、仰っている風景はよく見ます。

では なぜこの「全力疾走」が必要なのでしょうか。

前のブログでも書かれて頂きましたが、指導は教え導くことです。

なぜダメか、なぜ全力疾走をしなくてはいけないかの意味を伝えることは大変重要な事です。

ピッチャーゴロでも、1塁に送球した際に、1塁手が落球することだってある。

フライでもそう、相手側にプレッシャーを与えてエラーを誘うこともあります。

このような事例をしっかりと選手に教え、理解させてください。

 

試合に負けると悔しいです。

しかし、もっと悔しいことが「全力を出さずに終わったこと」です。

最後まで「諦めない気持ち」の精神を忘れ、勝手に自分で判断したことです。

全力で走らないということは「勝つ可能性」を捨てているのと同じです。野球をする上での絶対にやってはいけないなことです。

打席で打ち上げてしまった、凡打になってしまった…これで終わりではないのです。

なんとかチームのために塁に出ることが、あなたが今一番に行うことです。

そのためには、「全力で走る」これしかセーフになる可能性がないのです。

だから今、あなたにできることは「全力で走る」しかないのです。

 

あと、最近チーム練習に参加していて、口酸っぱく言っていること

「グランド内では歩かない!」

常に全力疾走をしなさい とは言いません。ちんたらちんたら歩く事をやめてもらいたい。

全力疾走が習慣になれば、練習も長くできるし、メリハリのある練習にもなります。

これも、よく練習で言ってますが、いい流れをこちらに呼び込みたいのです。

攻守交替で、全力疾走でベンチに戻ってくる、ベンチから出てくる このような行為を行う事だけで

ベンチも大いに盛り上がるし、気持ちを切り替えるための材料となります。

このように「全力疾走」は試合の時だけでなく、練習から築き上げていくべきものです。

そのためには指導者の方もグランド内は、なるべく走る行為はしたほうが良いと私は思います。

 

当たり前の言葉にはなりますが「最後まで諦めない気持ち」「可能性を捨てない気持ち」

これを再度 選手へ指導お願いいたします。