2021年度春季あじさいリーグ予選 7月18日(土)

2021年07月27日 18時00分00秒 | 少年野球

かなーり 遅くなった試合結果の報告です。

仕事が忙しく、中々ブログの更新できませんでした。すみません。

内容の報告は、7月18日(土)に台町グランドで行われた、あじさいリーグ予選会の報告です。

対戦相手は、同じ地区の白幡ニュースターズさんです。これまた強豪チームで、我がチームがどれだけ食らいつけるかが勝負です。

今年度からあじさいリーグはA,Bチームの2チームでの参加となります。

本日はAチームの試合です。池谷戸タートルズは先攻です。

わたくしは本日、2塁審判での参加です。では、スタメンです。

1.ユウマ  8

2.ユウタ  4

3.トモヒサ 1

4.ヒロワカ 2

5.オウスケ 3

6.マツミナ 7

7.マサト  6

8.クリス  5

9.ユウキ  9

1回表 1番ユウマはセンターをワンバウンドで超える2ベースで2塁、2番ユウタはレフト前にヒットでユウマが帰り1点を奪う。盗塁で3塁まで進むがユウタがキャッチャーからの牽制でOUTとなり1OUT。ユウタは昨年、私が監督を行った鶴大杯の時にも注意散漫の牽制でOUTとなっている。控え選手及び回が浅いので懲罰交代はないが、これを注意できないと選手間の不協和音になってしまう。しっかり指導してください。3番トモヒサは四球→盗塁で2塁に行くも、4番ヒロワカは三振、5番オウスケも三振で3アウトチェンジ。1点で終わる。

1回裏 1番にはレフトオーバーの3ベースを打たれ、これを皮切りに四球やらエラーやらでこの回5点を奪われる。先発のトモヒサも1回もたずにケンタへ交代(ライトのユウキに変わってケンタがピッチャー、ピッチャーのトモヒサがライト)しかし、トモヒサも球威があってもコントロールが無ければ本当に意味がない。トモヒサにも色々なポジションを経験させて、これからの野球に活かして欲しい。

2回表 6番マツミナは三振1OUT。7番マサトはサードゴロ2OUT。8番クリスは三振で3OUTチェンジ。

2回裏 この回はヒットを連打され4点を奪われる。また、平凡なセンターフライを落球していてはアウトに取れえるものもアウトに取れませんよ。

3回表 9番ケンタは三振1OUT。1番ユウマはピッチャーゴロ2OUT。2番ユウタは三振で3OUTチェンジ。

3回裏 この回は相手の9番からでしたが三振で1OUT。1番も三振で2OUT。2番はレフトフライで3OUT初めての三者凡退で切り抜きました。

4回表 3番トモヒサは四球で出塁するも、左投手の牽制(そんなうまい牽制でもないが・・・)牽制でOUTとなり1OUT。トモヒサも6年生で何度となく左投手は経験しているはず・・・。4番ヒロワカはライトゴロで2OUT。5番オウスケは四球で出塁するも6番マツミナはサードゴロで3OUTチェンジ。

4回裏 3番にはライト前ヒット→盗塁。しかし3塁への盗塁でトモヒサは刺して1OUT。4番も四球からの盗塁×2で3塁へ。5番はセカンドライナーで2OUT。6番は三振で3OUT ここでタイムアップで試合終了です。1-9で大敗です。

 

ヒットを打たれる事はしょうがないにしても、ゴロでトンネルしたり、後退して頭上を越されたり、打者の状況でも全く守備位置を変えない(左打者、右打者、強打者など)でいては全く機能していない状態です。

こればベンチが指示するべきです。前の打席どこに打っているか、引っ張り傾向か流し傾向など 再度ベンチワークを機能させて下さい。

これで、あじさいAチームは残り1試合?くらいです。

いよいよ6年生も残り(公式)試合も少なくなってきました。

悔いのない試合をするために、自分で一生懸命考えて、いっぱい自主練習してください。


ミットを動かすキャッチャー

2021年07月25日 06時01分57秒 | 少年野球

前にもブログ内で書かせて頂きましたが、学童野球でキャッチャーが捕球の際にミットを動かす率が高くなっているような気がします。

前までは、そんなにいなかったのですが、ここ最近球審をしている際にも結構な頻度で見られます。

このミット動かす行為は、球審に対して良い印象を持たせません。

審判(維持)講習会や横浜市軟式連盟の勉強会でもこの行為は言われます。

だから、このミットを動かす行為をしたところで、だまされる球審なんていないわけです。

しかし、選手はミットを動かします。なぜ???

理由は簡単です。指導者が「ストライクになるように動かせ」と言っているからです。

稀に、自分でそういった事を調べる若しくはお兄ちゃんやお父さんに教えてもらって行っている選手もいます。

しっかり勉強し向上心があることは立派ですが、内容は改める必要があります。

 

私もキャッチャーをやっていましたので、この辺の行為はなんとなく判ります。

キャッチャー側とすれば、際どいコースこそ球審に少しでもストライクコールを期待します。

しかし、これは逆効果なのです。

「ボールとキャッチャーが判断したからストライク寄りに動かした」と球審が思っても仕方がありません。

逆に、ミットを動かすことで「動かしたボールは全部ボール」だとの認識も球審に植え付けてしまいます。

球審の立つ位置からキャッチャーが受け止めたストライクのボールは絶対に見えます。

(真後ろから見ているんですからそれくらい判りますよ)

特に二塁審判はキャッチャーのミットの動きは手にとるように分かりますので、そういった選手は「ミットを動かす選手」とインプットされ、

球審時にはそのチームは損をしてしまいます。

 

ミットを動かす行為は「審判の心理的領域を犯している」のです。

前にかせて頂きましたが、MLBのキャッチャーは、審判を尊敬していることもあり、動かすことが不利になることを知っていて、

まさに微妙なここぞという判定のみ僅かに動かすだけでめったに動かしません。

ですので、指導者の皆様、キャッチャー指導の際には「ミットを動かすのでなく、逆に捕球の際にはビタドメ」を推奨するように指導お願いします。


レベルスイング

2021年07月18日 06時58分28秒 | 少年野球

野球のスイング軌道には、大きく分けて3種類存在します。

1つめはアッパースイングで、ボールの軌道より下からバットを入れる打法です。

2つめはダウンスイングで、ボールの軌道より上からバットを入れる打法です。

3つめはレベルスイングで、ボールの軌道と同じ軌道でスイングする打法です。

 

一部の指導者の方は「ボールは上から叩け!」と言われていますが、間違ってはないとは思いますが、正解でもないと私は思っています。

ボールを打ち上げ(フライになる)キャッチングされればアウトになるが、ゴロを転がせばキャッチとスローの2アクションになるので、フライと異なりアウトになる可能性が低くなります。

だから指導者もゴロを転がせるために「ダウンスイング」を推奨している指導者が多いです。

ゴロを転がせる「ダウンスイング」は正で、フライを打ってしまう「アッパースイング」は悪でしょうか?

じゃあ、レベルスイングって何なの?っているところを、今回説明していきます。

 

先に述べた「ダウンスイング」も「アッパースイング」にも共通点があります。

それは、バットとボールの交差する範囲が狭い事です。

ボールは投手の手元からリリースされ、キャッチャーミットまでを軌道を線でたとえると、その線に対して「うえ」からボールをたたくか「した」からボールをたたくかですので、ピンポイントでしかとらえることができません。

しかし、先に述べたレベルスイングは、ボールの軌道と同じ軌道でスイングさせるので、ボールの交差する範囲は広くなります。

ですので、私は選手には「ボールを上から見る」のでなく、「ボールの後ろ側」から見る感覚で指導しています。

そういった事で、高めのボールの判断も行える(ボールを真後ろから見れなければ高めのボール)と思っています。

 

じゃあみんなレベルスイングすれば!と、お思いですが、レベルスイングにも欠点はあります。

レベルスイングは、ライナー性の鋭い打球は打つことができますがその分、打球が上がらないというデメリットがあります。

逆を言えば、放物線を描くホームランの可能性も低くなるという事です。

ですので、メジャーリーグではこのレベルスイングを行っている選手もあまり多くはないです。

また、近年のフライボール革命もあって、メジャーはアッパースイングに近いスイングする選手も多いですね。

話を戻します。打球が上がらないということは、当然ゴロも多くなり長打も出にくいスイングと言えます。

しかし、先に述べたように、レベルスイングにはバットに当たる可能性が高いので、私はレベルスイングを推奨します。

 

じゃあ、そのレベルスイングの方法を教えろ!って言われそうですので、私なりのレベルスイング練習or指導方法です。

構えは今まで通りでOKだと思います。恐らく大体の指導者は耳の横当たりで構えさせているかと思います。

次にスイングです。よく「バットは最短距離で出しなさい」と言われていますが。これは私もあっていると思います。

若干異なる所は、耳から出すのでなく、「後ろの肩(右打者であれば右肩)から始動する感覚」です。

いわゆる、ボールの軌道に予め近づけておきたいスイングです。

よく「バットの重さを感じながら始動しなさい」となると、ボールを上からしか叩けないスイングになります。

よって、テイクバックをしながら徐々にグリップを下げつつ、トップでは肩上部で待機してスイング時に右脇(右打者は)を絞りながらボールの軌道までもってくる方法が理想だと思います。

次にその練習ですが…やっぱり素振り以外には無いと思います。

長年積み重なってきた自分のバッティングフォームを変更することは中々難しく度胸がいります。

ですが、この打法を極める事ができれば打率の向上と高めのボールの選球眼が身に付きます。

簡単なイメージは

①トップを深めに作り、肩または肩より下の位置から、ボールの軌道に入るように振る

②真後ろから叩くというよりは、下から若干すくうような軌道のクセ(決してアッパーではありません)

を身に付ける必要があります。

 

レベルスイングは、標準的なスイングでメジャーとは異なり日本では、比較的多く取り入れられています。

私は決して「全スイングはレベルスイングをしなさい!」という指導はしていません。

選手にメリット・デメリットや理論を説明して、最終判断するのは選手です。そのお手伝いをする役目だと思っています。

中学・高校野球をしてくると、もっともっと悩む事があるかと思いますが、自分で試行錯誤していい結果を導いて下さい。


「watch」と「look」、「Listen」と「Hear」

2021年07月11日 06時26分38秒 | 少年野球

選手へのアドバイスや技術指導をしている際に、明らかに

「こいつ聞いてないな~」という態度を見せる選手がたまーに居ます。

本当に「一生懸命聞いて自分のスキルに活かそう」という選手は、説明中も目を見てしっかり聞いてくれます。

しかし、そうでない選手は目も合わさないし、そっぽを向きながら聞いてます。

わたし「おいっ!聞いているか!」

選手「はっはい」

私「・・・(こいつ聞いてないな…もうやめとくか…)」

そういった選手は、次回(次から)率先してこちらから技術的な指導はしない事にしています。

勿論、聞かれれば応えますが、時間は限られるので、前向きに傾聴してくれる選手を優先します。

 

あと、「このプレイは大事だからしっかり見ておくように」と言ってしっかり観察する選手と、見ているだけの選手もいます。

日本語では一言でいうと「見る」ですが、意味合いは全く異なります。

観察してしっかり見る事=Watchですが、ぼーっと見過ごす事=Lookとは全く異なります。

これも日本語では一言でいうと「聞く」ですが、意味合いは全く異なります。

「ここは大事な所だからしっかり聞いておくように」と言われて、

聞いて頭で意味合いを理解する事=Listenですが、音が耳に入ってくる程度=Hearとはこれも全く異なります。

全部が全部、WatchとListenで過ごせという訳ではありません。

要所要所をしっかり理解して野球には取り組んで欲しいです。そうしないと、今後絶対に損した人生を送ってしまいますよ。


塁審の仕事

2021年07月04日 06時41分35秒 | 少年野球

横浜市鶴見リーグの試合は主に4人制で行われます。

しかし、どうしても審判人数が少ない時、もしくは審判勉強も兼ねて3人制で行う日もあります。(やらないと忘れますんので

このブログは球審は結構、色々な事を述べさせて頂きました。

今回、焦点を置くのは塁審についてです。また、動きやフォーメーション(メカニクス)は後日記載させて頂きます。

本日は、塁審の役割・お仕事について書かせて頂きます。

1、3塁審は試合の進行をスムーズに行わる大事な役目があります。

それは、イニング合間の攻守交替時に「追い出し」を行う事です。

例えば1塁側の攻撃が終了して、1塁側のチームが守備につく際に、1塁審判がベンチ前まで来て

「駆け足でいきましょう!」などと声かけを行う事です。

逆の場合(3塁側が攻撃終了)には3塁審がこの「追い出し」を行います。

※今はコロナの影響で審判の声出しは行いませんが、黙ってベンチ前で(距離取って)立っているだけで十分効果はあります。

じゃあ、1塁側の攻撃終了時に3塁審判は何しているの???ですが、マウンドや3塁ベースを審判道具のはけで綺麗にブラッシングします。

逆は1塁審判が行います。

じゃあ2塁は???ですが…どっちかが忙しい時や、球審がタイムをとって選手への変更を相手ベンチや、本部席に内容を伝える際に、球審の代わりにホーム付近の球審代行をします。

例えば、ピッチャーが交代した際には、残り球数を数えたりホームベースを綺麗にしたりなどです。また球審の方が水分補給など小休止する際のアシスタントも行いますね。

あと、鶴見リーグでは3塁審判も球審と一緒に得点をカウントします。(勿論、他の塁審もカウントしますが)

球審が得点を3塁審に指で示して、「あっている?」のシグナルを出します。あっていたら得点ボードに点数を記載します。

仮に間違っていたら、両ベンチのスコアラーに確認します。更に不安な際には、本部席に確認します。

だから、結構3塁審判って、結構神経使うんですよ。

 

要は審判は自分のテリトリーや行う事だけでなく、他のクリューのサポートをしながら、皆で試合をバックアップさせます。

塁審になっても色々な所に目を配り、きめ細かな対応をしていきたいですね。