アンバランス

2022年03月27日 05時42分39秒 | 少年野球

先日、チームに提出書類があったので久しぶりにグランドに顔出させて頂きました。

我がチームは高学年の部レギュラ(5年生以上)と低学年の部ジュニア(4年生以下)で練習場所が分かれています。

あと、自分の子供がいる指導者は基本、自分の子供(の学年)を指導したいとの理由で配属されています。

今年度は5年生の選手が結構います。したがって5年生の子供指導者は結構な数になります。

逆に4年生以下のお父さんは指導者として少ない&野球経験があまりない指導者もいるのでぎこちない指導になっています。

私が見た時がたまたま、このアンバランスであれば問題ないですが、できれば上手配置して欲しい。

「Aコーチはレギュラですが、今日はジュニア見て頂きたい」とか「ローテーションで担当を回しましょう」とか。

前から言っていますが、練習が始まる前に「指導者向けの朝礼」を実施して

・各指導者体調報告と選手の体調や問題点の共有

・スケジュールと指導者配置

・レギュラ監督とジュニア監督の詳細練習方法報告

・それに関しての各コーチからの意見などを基に最終練習内容決定

あと可能であれば、練習終了後に今日のトピック(成長した選手や課題となる選手)の共有もして頂ければもっと選手を細かく指導できるのではないかと思います。

時間的に中々厳しいかと思いますが、短時間でも結構ですので行って欲しいです。

そうすれば選手の成長も指導者で「見える化」できると思いますので。

是非 ご検討ください。


誤審

2022年03月21日 08時20分39秒 | 少年野球

私は昨日のニュースで知ったのですが、先日(3月20日)に選抜高校野球の試合で誤審があったようです。

広陵対敦賀気比の試合です。イニングは覚えていませんが、0アウトランナー1塁の状況で、打者は送りバンドを試みました。

打球は1塁線上の微妙な所に転がりましたが、無事送りバンドは成功しました…が、

打者走者は1塁でアウト、2塁走者もランダンプレイでアウトになってしましました。

しかし、広陵側からジャッジに対する確認があった為、全審判員集合して確認を行いました。

私もYOUTUBEや番組のリプレイで見ましたが、明らかに2塁塁審が1塁走者に対して

「ファールがだから戻りなさい」のアピールをしています。(両手で止めて1塁に促す行為)

そこでランナーは1塁に戻りますが、プレイは続いているため、先に述べた通りダブルプレイの2アウトとなってしましました。

その後、審判団&バックネット裏の事務局とで協議して

「2塁塁審に誤審があったとし、犠打による走者の二塁進塁が認められた形」となりました。

そしてその際に、球審からマイクをとおして

「わたしたちの間違い。止めたランナーを二塁に進めて再開します。大変申し訳ありません」と謝罪されました。

わたしも今まで高校野球の試合で審判が謝罪したのは初めて見ました。

 

やっぱり人間ですから間違いはあります。(あまりあっては困りますが)

要は、稀に起こってしまっても冷静に判断する気持ちは凄く大事だと思います。

ですので、球審が行った行為は凄く良い対応だったとわたしは思いました。素直に間違いを認められました。

まあ、一番の原因は2塁塁審の判断です。責めるわけではありませんがジャッジが早すぎたと思います。

甲子園で審判を行うのは1級審判免許を持っている方です。

ですので、私の3級ごとき審判員がいうのもおこがましいですが、やはり判断はしっかりと見極めてジャッジしたいです。

でも、本当にいい勉強になりました。


最短距離

2022年03月20日 05時05分05秒 | 少年野球

登山は、頂上に対して最短距離で登る方が効率よいですよね。

くねくねと曲がりながら登っていたら疲れるし、時間もかかるし悪いことばかりです。

 

だからといって人生も、目標に向かって真っすぐ進んだ方がよいでしょうか。

まっすぐ進んで、無難にゴール?を迎える事も正解だと思います。

でも、時には横道にそれても良いと思っています。

右往左往しながら、ちょっとずつちょっとずつゴールが近づけば良いと思っています。

 

野球も然りです。

一気に上手になる選手もいます。(いい指導者と出会ったり、ひょんなきっかけで覚醒する選手)

でも大半は地道な努力の積み重ねで上手になっていきます。

子供(選手)はいつ化けるか分かりません。

何かのきっかけで急激に成長することも珍しい話ではありません。

最初から上手な選手を指導するよりも、粘り強く指導する方が指導者冥利に尽きると思います。

だから私は体験入部などのたくさんの選手たちとの出会いが楽しみです。

来年度も、選手自身が気が付いていない「スイッチ」を見つけて、押してあげたいです。

#学童野球

#少年野球

#指導方法


ビックボス

2022年03月19日 05時27分55秒 | 少年野球

プロ野球も3月に開幕を迎えます。

今年から新しい監督として

・中日ドラゴンズ 立浪監督

・福岡ソフトバンクホークス 藤本監督

・北海道日本ハムファイターズ 新庄監督

3名が新監督となりました。

藤本監督は、2軍監督や1軍でも打撃コーチを行っていたので、選手への指導やコミュニケーションはそんなに変わらないと思います。

しかし、立浪監督と新庄監督 両名ともコーチからの経験がないので、本当に未知数です。

そんな中、立浪監督は選手へ「茶髪・ひげ・長髪の禁止」を出しました。

ジャイアンツにもこのような「しきたり」はありますが、他のチームが行うのは異例ではないでしょうか?

ですので、キャンプインにはひげがトレードマークだった選手が「ん?だれだっけ?」って思う選手もいそうです。

私的には非常に賛成です。やっぱり皆が憧れる職業ですので、そういった取り組みは応援したいです。

あと巷で大変にぎわっています「ビックボス」について取り上げていきたいと思います。

やっぱり、監督就任会見では皆度肝を奪われたんではないでしょうか?

その会見でも「優勝は目指しません!」と訳の分からい事をしました。皆な ? ? ?だったのはないでしょうか。

まあ、本音ではなく、建て前や気持ち(目の前の1勝を積み重ねれば自然と優勝はついてくる)をいた事だとは思いますが、やっぱり?です。

その会見でも凄い衣装で現れてたり、テレビにも出まくりで。逆に選手には「テレビには出るな!」でしょう。(杉谷選手が可哀そう)

選手よりも目立っている事が凄く気になります。

しかし、その一方、練習方法や指導内容は斬新な行い方をしているように見えます。

球場内に車を乗り入れ、そのボンネットに上がってバットを水平に出して「この高さより低い送球をしなさい」とか、

「2アウトでアウトになっても外野手はキャッチャーへ送球練習をしなさい」だと、色々変化を見せた内容も見られます。

そういった意味では、プロ野球に革命を起こす監督だとも思います。

 

まあ、兎に角 結果を残せは誰も文句は言わないし、やっぱり「ビックボスだ」と尊敬されると思います。

ただし、逆の結果になると、新聞やマスコミから総袋叩きになる事は判ります。

 

結果は判りませんが、とても楽しみな存在です。


ティーチングとコーチング

2022年03月13日 05時54分09秒 | 少年野球

指導者の方々 毎週選手への指導 ご苦労様です。

私も指導者の端くれ 日々「どのように指導・表現・言い方をすれば判りやすく理解してもらえるか」自問自答の日々です。

特に低学年(4年生以下)に対しては、一番難しい所だと思います。

その指導方法について、またある文献から一部紹介させて頂きます。

タイトルにもあるように 「ティーチング」「コーチング」の違いについて今回書かせて頂きます。

 

では、このティーチングとコーチングの言葉の定義をネットで調べていきたいと思います。

ティーチング:知識経験豊富な人が、知識経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法

コーチング:知識経験が多少ある者に対して、対話を通して自ら答えを導き出せるようにサポートする指導の手法

ん~似ているようで…似ていない…難しい書き方をしています。

さらに調べるとティーチングは受ける側が、その取得する知識についてほぼ無い状況で、コーチングは受ける側にもある程度知識はあるとも記載されています。

野球の指導に於いては、学童・少年野球であればティーチングで、プロ野球選手への指導はコーチングに当たるのでしょうか?

で、今後はそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきます。

ティーチングであれば、上記に述べた通り技術の大幅な向上が図れますが、受ける側は一方的になってしまう形式も多くなるかと思います。

(もちろん質問等で補うことも可能ですが、もともとなかった知識なので質問も難しいかも)

一方、コーチングは今度はティーチングとは逆に、受ける側も多少知識があるので議論が活発に行えるメリットはあります。

しかし、ティーチングとは異なり、個々持っている課題や内容が異なるので大人数で行うには難しいと思います。更に時間も要します。

また、コーチングの大きなスキルとして「受ける側のポテンシャルを引き出す」事も非常に需要な要素となります。

要は、ただ自分の持っている知識を出すだけであれば、これは「押しつけのティーチング」です。

ですので、コーチングに求めれる能力は非常に能力の高い事です。

選手が困っていたら、直ぐに答えを出すのでなく、選手が自発的に悩んでいる事を表現できる状態を導くようにする事だと思います。

そして、出てきた悩み(問題点)を選手と一緒に考え、傾聴して自主性を尊重する事がとても重要だと思います。

またその際には、選手の意見を最後までじっくり聴くようにしてください。

聞いた上で「その場合はこうした方がいい」と正解を教えるのではなく、方向性(練習方法など)を提案しては如何でしょうか。

まあ、中々学童野球(小学生での野球)は難しいでしょうが、少年野球(中学生以上)になれば、有効だと思います。

 

いかがだったでしょうか?

生意気な親父の意見です。参考になれば嬉しいです。

では、週末も学童・少年野球の指導 がんばりましょう!

 


【再掲載】叱ると怒る

2022年03月12日 05時46分32秒 | 少年野球

恥ずかしながら、最近になって改めて気が付いた事です。

・叱るとは事の善悪を相手にしっかりと教える事

・怒るとは怒りなどの感情をただひたすら相手にぶつける事


似て非なるもの。

エラーしたからと、又教えたプレーが出来ないと『怒って』ばかりいると選手も萎縮してきます。

好きで始めた野球がいつの間にか辛くなってきて、嫌いになってしまいます。

同じようなミスを何度も繰り返すと、熱くなってしまう気持ちもわからないでもないですが、同じミスをするということは、その基本となる練習が足りないのです。

つまり、指導者に原因があります。

「選手が出来ないのは、私の教え方が駄目なんだ。」

と思えば少しは冷静になれるかな?と思いながら日々指導しています。


打撃は内股、守備はガニ股

2022年03月06日 05時55分53秒 | 少年野球

野球を行う上において、下半身の使い方は非常に重要です。

下半身といっても、かなり広範囲となるのでタイトルにもあるように「股」についての私なりの持論を説明させて頂きます。

まず打撃ですが、構えた際に両膝が外側に開いた状態でボールを打ても力はボールに対して上手に伝えられません。

実際に皆さんも行って頂ければ判ると思いますが、外側に力が働き(逃げて)踏ん張れないと思います。

よって、構えた際に両膝は若干内側を向くように指導したいです。

要は、太ももの大きな筋肉の内側筋肉(専門用語で内側広筋と中間広筋)に意識して欲しいのです。

選手に簡単に教えるのであれば、「若干内股にしろ」と指導して下さい。本当若干です。

これを過度に行ってしまうと、下半身が使えない「上体だけのスイング」になってしまうので注意して下さい。

 

次に守備です。

守備でゴロの捕球の際には、今度はガニ股で行って欲しいです。

理由は股をしっかり割って捕球するには、股を開いてガニ股にした方が駆動領域が拡大するからです。

皆さんも実際に行ってください。股を閉じた状態で足元のボールを捕球するのと、股を開いた状態で捕球する違いを体験して下さい。

だから、ゴロの捕球時にはガニ股で行って欲しいのです。

また、これも過度に開きすぎるとイレギュラーバウンドなどの捕球に支障がでるので、これも過度な開きはNGです

 

いかがだったでしょうか?

股の使い方が 打撃と守備では真反対になる事の説明でした。

選手の指導の際に、少しでも役に立てれば幸いです。


【再掲載】ありがとう

2022年03月05日 05時39分34秒 | 少年野球

野球を出来るのが当たり前だと思っていた。

仲間の顔を見るのが当たり前だと思っていた。

母の作ってくれたおにぎりを食べるのが当たり前だと思っていた。

ユニフォームを洗濯してくれるのが当たり前だと思っていた。

毎週、野球が出来ていたことは、実は、「当たり前」ではなかったことに、気がつく。

「当たり前」だと思っていたことが、実は「有り難し」だと気づき、お母さん、お父さんに「ありがとう」と感謝の気持ちを持っているのだと思います。

選手にとってもお母さん、お父さんさんにとっても野球を続けてきたことは「当たり前」のことではなく「有り難し」ことだったのではないでしょうか。

だからこそ、6年生最後の大会の日に、お母さん、お父さんは選手に「ありがとう」、子供はお母さん、お父さんに「ありがとう」になるのだと思います。

言葉に出しても出さなくても…笑顔でも涙顔でも…たくさんの「ありがとう」が溢れていると思います。

小学6年生まで野球が出来たのは、当たり前のことではなく、仲間の、そして、お母さん、お父さんの感謝の気持ちがわかっているからだと思います。