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【再掲載】階段ダッシュ💨

2025年06月15日 05時47分00秒 | 少年野球

前にも報告させて頂きましたが、私がまだ骨折の影響で審判が難しいので、

その間は自チーム(池谷戸タートルズ)の練習に参加させて頂いております。

その練習方法で、数年前から継続している内容がタイトルにもある「階段ダッシュ」です。

寺尾小学校の裏口で白幡神社にもつながる階段を利用させてもらっています。

段数は全部で50段くらいのすごく緩やかな階段です。ここを基本5セット(インターバル1分)行ってます。

前にも書かせて頂きましたが俊足になるための練習方法 階段ダッシュは非常に走力向上に効果がある練習方法です。

これも前にも記載しましたが、私は必ず終わる回数(セット数)を伝えます。

今回の場合「5セットで終了」です。選手もあと何回走らされるのか不安の中やるより、精神的に肉体的にも終わり(目標)があった方が前向き(自発的に)行えると思います。

そうは言っても、やはり得意でない選手もいます。3セット 10段目くらいから歩いている選手…。

私が下から「おい!○○ 歩くな 頑張って歯を食いしばって最後まで走りきろ!」

そう言ってしばらくは走るが、やっぱり最後は手摺をもって歩く始末…。

もちろん最後までダッシュで終わる事が理想です。

しかしながら体力的に厳しい選手などには、可能な限り歩かないでやりきる事を伝えてます。

この『最後までやりきること』試合に大きく繋がっています。

 

階段ダッシュの途中で手を抜く選手は、試合でもどこか抜くのです。

階段ダッシュだけではありません。校舎外周を走っている際、指導者の見ていない所で歩く選手…。

その反面、指導者が見ていなくても、自分の持てる力を最大限活かそうとする選手は、試合の時も最後の最後まで諦めないのです。

だからこそ チーム全員が やりきる力 貫き通す力 を持つことによって試合を最後まで諦めないチームになるのです。

少しでも、自分に負けそうな選手が居れば、チームメイトで『がんばれ!』『あと少し!』『ファイト!』

などと、励まし合える習慣も身につけさせて、チームプレイを意識させる指導をお願いします。


【再掲載】全力疾走を癖にする

2025年06月08日 05時45分13秒 | 少年野球

今回は、走塁に焦点をあてて、私なりの解釈を述べさせて頂きます。

いつもの如く、「いや 違う!」という意見等あれば、コメントに書いて頂ければ幸いです。

 

打撃練習で、ピッチャーゴロや内野フライを打ち上げた際、選手が全力疾走を怠った際に指導者から

「おい!あきらめるな!1塁まで全力で駆け抜けろ!」や「最後まで全力で走れ!」

など、仰っている風景はよく見ます。

では なぜこの「全力疾走」が必要なのでしょうか。

前のブログでも書かれて頂きましたが、指導は教え導くことです。

なぜダメか、なぜ全力疾走をしなくてはいけないかの意味を伝えることは大変重要な事です。

ピッチャーゴロでも、1塁に送球した際に、1塁手が落球することだってある。

フライでもそう、相手側にプレッシャーを与えてエラーを誘うこともあります。

このような事例をしっかりと選手に教え、理解させてください。

 

試合に負けると悔しいです。

しかし、もっと悔しいことが「全力を出さずに終わったこと」です。

最後まで「諦めない気持ち」の精神を忘れ、勝手に自分で判断したことです。

全力で走らないということは「勝つ可能性」を捨てているのと同じです。野球をする上での絶対にやってはいけないなことです。

打席で打ち上げてしまった、凡打になってしまった…これで終わりではないのです。

なんとかチームのために塁に出ることが、あなたが今一番に行うことです。

そのためには、「全力で走る」これしかセーフになる可能性がないのです。

だから今、あなたにできることは「全力で走る」しかないのです。

 

あと、最近チーム練習に参加していて、口酸っぱく言っていること

「グランド内では歩かない!」

常に全力疾走をしなさい とは言いません。ちんたらちんたら歩く事をやめてもらいたい。

全力疾走が習慣になれば、練習も長くできるし、メリハリのある練習にもなります。

これも、よく練習で言ってますが、いい流れをこちらに呼び込みたいのです。

攻守交替で、全力疾走でベンチに戻ってくる、ベンチから出てくる このような行為を行う事だけで

ベンチも大いに盛り上がるし、気持ちを切り替えるための材料となります。

このように「全力疾走」は試合の時だけでなく、練習から築き上げていくべきものです。

そのためには指導者の方もグランド内は、なるべく走る行為はしたほうが良いと私は思います。

 

当たり前の言葉にはなりますが「最後まで諦めない気持ち」「可能性を捨てない気持ち」

これを再度 選手へ指導お願いいたします。


【再掲載】野球の厳しさ

2025年05月25日 05時43分16秒 | 少年野球

野球始めたころ、低学年の時は野球を楽しそうにやっていたのに、

高学年になると、なんかあの頃に比べて、笑顔が減ったような…

そんな気がすることが、たまーにあるかと思います。今回、そこに焦点を合わせてみます。

 

ある、保護者の方は

入部したての頃は、本当に野球が楽しくて仕方ない感じが見られました。

ワクワクしているのが、こっちも伝わってくるくらい、目が輝いていました。

でも、だんだん年数が経過する度に、笑顔の回数が減っていく気がするのですが…気のせいでしょうか?

 

野球が好きで、いろいろ教えて上手くなっていき、結果がどんどん出る頃は自分自身でも楽しいと思います。

また、低学年で丁寧に教えてもらっていることも、そういった理由だと思われます。

更に、まだ競争原理がはたらかないので、自分自身のペースで何のプレッシャーもない状態です。

チーム事情にもよりますが、低学年は野球を楽しむ、高学年は勝敗を楽しむ野球にシフトチェンジする事もあると思っています。

勝負事の常で、勝敗は今後のモチベーションに大きく影響されます。

勿論、結果が伴えば、何の問題もなく行えますが。

しかし、うまくいかないと…

監督やコーチから「さっき教えた動きを忘れたか?」「だから違うだろ!」「みなできているぞ。お前だけだぞ!」

だんだん、プレッシャーになり、ほかの人と比較してチャンスの機会が少なくなります。

その唯一のチャンスも残念な結果になり、どうしようもなくなります。

そういった状況が、好きな野球なのに、少しずつ嫌いになり、週末が憂鬱になります。

これの根本的な解決策はあるのでしょうか?

以下は私なりの意見です。参考までに読み流して頂ければ幸いです。

 

仰るように、低学年と高学年の野球の質は大きく変わります。

投げる→投球(送球) 打つ→打撃 走る→走塁 守る→守備 といった風に1プレイがレベルアップしてしていきます。

また、低学年は楽しい野球=『楽』を保護者の方が勘違いしていることも事実です。

高学年でも楽しい野球は間違いではない、しかしそれに勝敗というキーワードが複雑に絡んでくるのです。

・チーム内ライバルの存在

・結果が出ないもどかしさ

・同学年との接し方

それは学年が上になればなるほど変わってくるわけです。

そして大切なことは…

保護者の方も、その考えについて行かなければならないはずです。

悩んで知る、笑顔がない、叱られる場面が多いという事実だけで、あたふたしていませんか?

結果から言わせて頂くと、低学年の時と高学年の時の野球の楽しさは違います。

更に、今後野球人生を歩んでいく中で、中学野球→高校野球とさらに段違いで異なります。

選手は、その大きな壁を上手く乗り越えないといけません。

しかし、その大きな壁を前にして頓挫する選手いれば、はなからあきらめて挑戦しない選手もいます。

それは人それぞれなので、全然大丈夫だと私は思っています。

でも、ある選手は必死にその壁を越えようと挑戦しています。

指導者も、その壁を乗り越えるために最大限のサポートはさせていただきます。

(いろいろな道具を駆使したり、手法を提案したり)

保護者の方はどうでしょうか。心の綱でしっかりと選手を繋ぎ留めて、あたたかく見守ってあげてください。

けっして、その心の綱は放してはいけません。

 

楽しい野球楽な野球をはき違えていては、根本的な解決になりません。

その先にもっと大きな壁として立ちはだかります。

低学年と高学年の野球の楽しさの違いを親も理解して、楽しい野球人生を親も子供も楽しんでくださいね。


【再掲載】ティーチングとコーチング

2025年05月11日 05時38分19秒 | 少年野球

指導者の方々 毎週選手への指導 ご苦労様です。

私も指導者の端くれ 日々「どのように指導・表現・言い方をすれば判りやすく理解してもらえるか」自問自答の日々です。

特に低学年(4年生以下)に対しては、一番難しい所だと思います。

その指導方法について、またある文献から一部紹介させて頂きます。

タイトルにもあるように 「ティーチング」「コーチング」の違いについて今回書かせて頂きます。

 

では、このティーチングとコーチングの言葉の定義をネットで調べていきたいと思います。

ティーチング:知識経験豊富な人が、知識経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法

コーチング:知識経験が多少ある者に対して、対話を通して自ら答えを導き出せるようにサポートする指導の手法

ん~似ているようで…似ていない…難しい書き方をしています。

さらに調べるとティーチングは受ける側が、その取得する知識についてほぼ無い状況で、コーチングは受ける側にもある程度知識はあるとも記載されています。

野球の指導に於いては、学童・少年野球であればティーチングで、プロ野球選手への指導はコーチングに当たるのでしょうか?

で、今後はそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきます。

ティーチングであれば、上記に述べた通り技術の大幅な向上が図れますが、受ける側は一方的になってしまう形式も多くなるかと思います。

(もちろん質問等で補うことも可能ですが、もともとなかった知識なので質問も難しいかも)

一方、コーチングは今度はティーチングとは逆に、受ける側も多少知識があるので議論が活発に行えるメリットはあります。

しかし、ティーチングとは異なり、個々持っている課題や内容が異なるので大人数で行うには難しいと思います。更に時間も要します。

また、コーチングの大きなスキルとして「受ける側のポテンシャルを引き出す」事も非常に需要な要素となります。

要は、ただ自分の持っている知識を出すだけであれば、これは「押しつけのティーチング」です。

ですので、コーチングに求めれる能力は非常に能力の高い事です。

選手が困っていたら、直ぐに答えを出すのでなく、選手が自発的に悩んでいる事を表現できる状態を導くようにする事だと思います。

そして、出てきた悩み(問題点)を選手と一緒に考え、傾聴して自主性を尊重する事がとても重要だと思います。

またその際には、選手の意見を最後までじっくり聴くようにしてください。

聞いた上で「その場合はこうした方がいい」と正解を教えるのではなく、方向性(練習方法など)を提案しては如何でしょうか。

まあ、中々学童野球(小学生での野球)は難しいでしょうが、少年野球(中学生以上)になれば、有効だと思います。

 

いかがだったでしょうか?

生意気な親父の意見です。参考になれば嬉しいです。

では、週末も学童・少年野球の指導 がんばりましょう!


【再掲載】あたりまえ

2025年05月04日 05時35分29秒 | 少年野球
小学生で野球を教えてもらって、選手は何を感じ取っているのか?
 
毎週チームメイトと楽しく練習ができる事があたりまえと感じる。
誕生日になったら、新しいバットやグローブを買ってもらえる事はあたりまえと感じる。
コーチは選手を上手くする事があたりまえと感じる。
プレイできるグランドを確保する事があたりまえと感じる。
 
今、他の国で政治的な絡みで平和に暮らせていない子供もいます。
学校に行くどころか、明日生きている事も不安な子供もいます。
 
両親から食事を作ってもらっても「今はいらない」と食べない子供もいます。
しかし、食べたくても食べれない子供もいる事を思いだしてください。
友達と一緒に遊びたくても遊べない子供もいます。
今、与えられた環境で一生懸命に生きている事は凄く重要な事だと私は思っています。
 
あたりまえではなく、「ありがたい」と変換して考えて下さい。
 
・毎週チームメイトと野球をできてありがたい
・毎日食事を作ってくれてありがたい
・新しい道具を買ってもらってありがたい
・毎週野球を教えてもらってありがたい
・布団で寝れて、朝起きて学校に行けてありがたい
・病気やケガでもすぐに病院に行けてありがたい
 
逆に、あたりまえに慣れていては、不平不満が出ます。
 
・他のチームは毎週遠征に行っているから強い。
・○○君の家は毎週末 外食に行っていてうらやましい。
・○○君は毎年、新しいバットを買っているからヒットが打てている。
・○○チームのコーチは元プロ野球の選手がいて教え方がうまいから強い。
 
そうではなく、ありがたい=感謝をもつ事が非常に重要になってきます。
そうすれば、選手の廻り そして みんなが 世界全体が 幸せになると私は思っています。
 
生きている喜びではなく 生かされている喜びの「感謝の気持ち」を持ち続けていきたいです。

【再掲載】勝つことを選手も求めているのか?

2025年04月27日 05時32分43秒 | 少年野球

私は指導者なりたての時(初めて監督を受けた)は、

「試合では勝たなくては意味がない」

と思っていました。

試合に負けると自分も嫌だし選手も良い気持ちにはならず、保護者の方もそうだろうな~と思っていました。

しかし、指導者の経験を積むようになって

「勝つことが絶対条件ではない」

気がしてきました。

勿論、勝負事 勝った方がいいに決まっているし、保護者も気持ちが良いと思います。

でも、私の持論としては「学童野球では楽しませてあげたい」と思っております。

以下は、私がさまざまなネットや書籍で調べて事です。絶対にあっているとは思わないので、参考程度で読んで下さい。

学童野球(一般的には小学生の野球)で選手の頭に残っているのは

「勝った 負けたの試合内容でなく、野球が楽しかったか面白くなかった」だそうです。

全員が全員そうでないと思います。もちろん大きな大会に参加した事は記憶に残ります。

ですが、「試合の内容はあまり覚えていない」そうです。

先に述べた「野球を楽しめた」事が凄く記憶に刷り込まれるそうです。

その気持ちが 中学校で野球を続けるきっかけになるわけです。

だから、この学童野球時代こそ 本当に「野球を好きになるかどうかの分岐点」になるわけです。

野球があまりうまくない選手が、中学になって「コーチ!僕 野球部に入りました!」と報告してくれた時は、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。

だからこそ、学童野球ではいっぱい野球を楽しんで欲しいのです。

 

試合が終わって家庭でも色々質問してあげて下さい。その会話が野球を好きになるきっかけにもなります。

決して、プレイに対して後ろ向きな発言や小言は言わないで、基本は誉めてあげて下さい。

そして、朝 送り出す際には 笑顔で一生懸命前向きな発言で送り出してあげて下さい。

学童野球を終える事には、身体(からだ)も精神(こころ)もすごく成長していると思いますよ。


【再掲載】ショートアーム

2025年04月13日 05時29分45秒 | 少年野球

皆さんはショートアームってご存じでしょうか?

ここ最近、見るようになった、ピッチャーの投球フォームの事です。

今回はショートアームについて考えていきます。

 

ショートアームとは、投手がテイクバック時に腕を伸ばさずに曲げたまま行う投球の事を言います。

昔のピッチャーと言えば、ダイナミックな大きなフォームで投げているイメージがあります。

その投げ方で、テイクバック時に2塁側に腕を伸ばして、しなりで投球している投げ方です。

先に述べた通り、ダイナミックなフォームで投げるので球速も上昇しています。

しかし、近代野球に於いて、この投球とショートアームで投球する方法では、あまり球速に違いない事も言われています。

現に、このショートアームは大谷翔平選手やダルビッシュ選手も使っている投げ方です。

MLBでもこのショートアーム投球は確立しつつあります。

では、なぜこのショートアームが世に広まってきたのでしょうか?

大きく分けて3つの理由があるそうです。

①コントロールが安定する

 余計な伸縮動作(無駄な動き)が無いので最短でボールのリリースができる

②力を上手くボールに伝える事ができる

 トップまでの動作が早くでき、尚且つその動作を早くボールに伝えれるのでパワーロスが少ない

③肩肘への負担が最小限に抑えれる

 トップまで肘のしなりを使って投げるので、肘の負担が大きい

 

投球動作に於いて、M字で投げる投手はこのアーム投げに近い動作になるようです。

要は、右投げの場合、まず右肘が上がります。そして肘が上がりきらなくなったらボールを頭くらいまで上げてトップを作り投球する手法です。

ショートアームは右肘をあげるまではあっています。次の動作が異なります。

まず、ボールを体の前を通しながらトップを作るのです。いわゆる右手前で丸く円を描きながら投げる方式です。

そうすることでアーム投げ防止にもなりますし、肩肘への負担も軽減されます。

 

昨今の時代、投手には投球制限が課せられ、世間的にも肩肘への負担を抑える方向にシフトチェンジしつつあります。

指導者も、投手だけでなく野手の投げ方もしっかりチェックして、

・なぜアーム投げが駄目なのか

・どのようにすれば改善できるのか

を併せて指導教育をお願いいたします。へっぽこ審判員からのお願いでした。


【再掲載】何回も言わすな!

2025年03月30日 05時22分39秒 | 少年野球

私が次の試合の審判、バックネット裏で待機していた一コマ。

そのチームは、私が以前所属していたチームで、監督は私の後任の方でした。

そのチームは守備でしたが、四球やらエラーで失点を重ねて、結構守備の時間を要しておりました。

そして、さらに追い打ちをかけるように選手がエラー

監督『おい!練習で そんなこと教えてないだろ!』

選手はうつむき、なかりへこんでいる様子。もしかしたら、もう俺のところに打球はくるな といった表情。

しかし、そういった望みとは逆に、現実は起こるのです。やはり打球はその選手へ…

また同じようなミスを繰り返し、エラーが記録されました。

監督『おい!またか!さっき言っただろ!何度も同じことを言わせるな!』

その監督は更に語気を強くして選手に言い放ちます。

周りのコーチもその選手にフォローなく、最悪な雰囲気です。

結局、コールドゲームでそのチームは負けました。負けてベンチを去るチームメイトの顔も皆どんよりです。

 

大人でもミスはしてしまいます。しかし大人はそのミスを

「どうしたからミスをしたからこうなった。だから次回はそのようなことがないようにこのように行動しよう」

と修正が行え過去の経験から、軌道修正ができます。

しかし、選手は経験もなければ、教えてもらったとしても、おそらく1~2度程度だと推測されます。

 

1~2回で言われたことを理解しプレーもすぐに出来る選手もいれば、

言われたことはわかるけどプレーとしては出来ない選手もいることは現実。更に言葉自体が理解できない選手。

選手は一人一人違い個性があります。

一人一人のその違いを指導者の方がどれだけ考えているのか…そこってすごく重要な事だと思います。

特に学童野球の場合は1~2回言って

『何度同じことを言わすんだ』

『何回言っても出来ねえな』

っていうのは違うと思います。

言ったことではなく 一番大事なことは

『その教えた意味が選手に伝わったがどうか』

だと思います。指導者が一方的に教えても選手が理解してくれなければ、まったく意味がないので。

また教えてたとしても、選手が頭と身体で理解できたかどうかは別の問題です。

教えたことがしっかりと頭と身体で理解できて、初めて理解できた となります。

更に、選手は翌日(翌週)には完全に忘れているので、これを継続させる必要があります。

 

先日、このブログで報告させていただきました通り、私が今 肘頭骨折の影響で鶴見区審判員が

出来ておりません。しかし、4月末から散歩や腕のリハビリ兼ねて所属チーム(池谷戸タートルズ)

の練習には参加させて頂いております。

そのあたりも含めて、選手には接して指導していきたいと思ってます。


ファールを打つ

2025年02月09日 06時19分00秒 | 少年野球

先日、我がチームが試合を見ていたことです。

我がチームが攻撃している際、打者は勿論ヒットを狙っています。

しかし、結果打球は前には飛ぶが、力ない打球は内野ゴロや小飛球となってしまってます。

そのスイング姿勢も、ほとんど打たされたスイングです。

この打たされたスイングは2ストライクなら、しょうがない。

しかし、打者によってはファーストスイングからこのような姿勢で振っている打者が目立ちます。

それはな何故かを考えると

①自分が打ちたいコースが自分自身判っていない

②三振をしたくない

他に上げるときりがないですが、私は大きく分けると上記の理由だと思っております。

ひとつずつ解説させてもらいます。

①自分が打ちたいコースが自分自身判っていない

学童野球では変化球は禁止ですが、スピードの緩急はOKです。

よって、そういった投球ができる投手はかなり厄介です。選手も難儀するでしょう。

だから、2ストライクまでは「高めの速球は手を出さない」や「低めの緩い球を狙う」を事前に決めておくことです。

そうすれば、ある程度は対応できるかと思います。勿論コースも然りです。

選手で判断が難しければ、ベンチが指示しても良いかもしれません。

②三振をしたくない

三振はかっこ悪いしイメージが良くない・・・だから前にボールを転がせば怒られない。(←間違い)

だからスイングは手打ちで当てただけのスイングになって、ぼてぼてのピッチャーゴロか小飛球になってしまいます。

前にも述べた内野ロゴは相手エラーもあるので、三振よりはいいだろうとお思いですが、私は大反対です。

全力で振ってバットの当たり損ないならまだしも、当てるだけくらいなら全力スイングで三振の方が私は誉めます。

改善策として、『ファールできる技術を身に着ける』です。

結構難しいとは思いますが、これを頭にいれているだけで状況判断がスムーズに行えます。

繰り返しにはなりますが、三振=悪ではないです。

泳がされ態勢が崩されても、まだ腕でボールを拾える技術を身につかせたいです。

その対応策ですが、これ色々あるかと思います。まず、私の自身でイメージしていたこととは

「体が開くのが早いと腕だけで対応することは難しい」です。

その理由として右打者を例えるなら体が開く事のよって、左肩が外側に向いているので特に外角コースには手が届かないと思います。

また、前で捕えようとする癖で上体始動にもなっているので、下半身に粘りがないことです。

対策として、ボールを引き付けて(多少詰まることを恐れず)体が開かないで下半身で振り切ることだと思います。

そして状況に応じたバッティング(2ストライク追い込まれたら意識して)を行うことだと思います。

習得にはかなり時間がかかるかと思いますが、是非とも習得してほしい技術です。

これができるか、できないかで率も変わってくるかと思います。

我がチームにも教えてはいるが、なかなかですな~。


練習前の準備

2025年01月26日 05時24分39秒 | 少年野球

我がチームは2時間しかグランド練習が確保できていません。

だから、準備体操やストレッチなどを練習開始前に終わらせています。(その中に階段ダッシュを取り入れています。)

集合したら、まず校舎廻りをランニングさせます。約800m程度です。下半身を中心としたストレッチをさせてからスタートです。

終わったら水分補給をしてから階段ダッシュです。これは前に記載した『階段ダッシュ💨』を参照ください。

階段ダッシュまで終わったら若干休憩してから、体全体ストレッチ→ブラジル体操→短距離ダッシュです。

このブラジル体操ですが、もともとはサッカー試合前のアップで使われていましたが、サッカーだけでなく

野球の動きでも結構使われており、プロ野球の試合前アップで取り入れているチームもあります。

股関節の稼働領域を広げたり、各部位のストレッチを実施する体操です。

立ったままでなく、動きながら行う事が特徴です。ブラジル?なので結構リズムミカルな動きです。

我がチームも最初からできる選手もいれば、中々頭と体の動きが一致しない選手もちらほら。まあ しょうがないか…。

 

参考までに、YOUTUBEで公開されており、私も参考にしている動画です。

ブラジル体操+野球 - Google 検索

如何でしょうか。統率も取れており想像ですが大変強豪なチームとも推測されます。

アップから皆で声出し合って、しっかりできているチームは野球でも結果を残せていると思われます。

アップだからではなく、アップだからこそしっかり手を抜かずに指導していきたいです。