野球を出来るのが当たり前だと思っていた。
仲間の顔を見るのが当たり前だと思っていた。
母の作ってくれたおにぎりを食べるのが当たり前だと思っていた。
ユニフォームを洗濯してくれるのが当たり前だと思っていた。
毎日、野球が出来ていたことは、実は、「当たり前」ではなかったことに、気がつく。
「当たり前」だと思っていたことが、実は「有り難し」だと気づき、お母さん、お父さんに「ありがとう」と感謝の気持ちを持っているのだと思います。
選手にとってもお母さん、お父さんさんにとっても野球を続けてきたことは「当たり前」のことではなく「有り難し」ことだったのではないでしょうか。
だからこそ、6年生最後の大会の日に、お母さん、お父さんは選手に「ありがとう」、子供はお母さん、お父さんに「ありがとう」になるのだと思います。
言葉に出しても出さなくても…笑顔でも涙顔でも…たくさんの「ありがとう」が溢れていると思います。
小学6年生まで野球が出来たのは、当たり前のことではなく、仲間の、そして、お母さん、お父さんの感謝の気持ちがわかっているからだと思います。