少年野球のコリジョンルール

2021年11月14日 06時03分00秒 | 少年野球

皆さんコリジョンルールってご存じでしょうか?

数年前からプロ野球から採用されたルールです。

今回ここを解説✍させて頂きます。

 

では、このコリジョンを簡単に説明させて頂きます。

以下の行為が禁止されています。

 

①ホームに帰ってくるランナーが、ブロックしていないキャッチャーにわざと接触しようとする行為

②ボール⚾️を持っていないキャッチャーが、得点しようとしているランナーの走路を妨害する行為

これらの行為を行うとペナルティが加えられます。

 

①ではプレイ発生時点でボールデッドとなり、ランナーはアウトです。(他にランナーがいた場合には元の塁に戻す)

②ではランナーはタイミング的にアウトであっても、発生した時点で走塁妨害でセーフとなります。

 

では、なぜこのような規則になったのでしょうか。

要は選手(無防備な捕手)の体を守る為に危険なタックルを抑止するための制定されたルールです。

では、このルール少年野球でも採用されるの?ですが…結果、採用しています。

まあ、中々プロ野球みたいにタックルする選手はいませんが、②を無意識に行って得点に結びつくケースがよくあります。

例えば、1アウトランナー3塁で、打者がショートゴロを打ちました。

ショートは3塁ランナーを警戒しながら1塁に送球。と同時に3塁ランナーはホームに突っ込む。

1塁手はすぐさまホームに送球して間一髪アウト…となるはずが、

先に述べたキャッチャーが走路を塞いだと判断し球審は「オブストラクション(走塁妨害)」を宣告して1点が入るケースですね。

 

では、このようなオブストラクションを回避するにはどのように指導すべきでしょうか?

私が自チームで参加できていた時(ここ最近中々練習には参加できてませんが😅)には以下の図でキャッチャーには説明しています。

グレーが掛かった所では待機しない事です。
このグレー部分に立って捕球→クロスプレイに備えようとししている事を球審が認識した時点でコリジョンの対象となります。
球審も何を見ているかと言いますと、3塁ファールラインをキャッチャーが跨いで若しくは踏んでいるか否かで判断します。
上記に該当する場合にはポイントをして「ザッツ オブストラクション」宣言して得点を認めます。
ですので、指導者の方はこのグレー部分を頭に入れて、選手へ指導してあげて下さい。


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