【再掲載】一方通行

2024年01月14日 08時04分06秒 | 少年野球

今回は、野球に対する貪欲さ、勝利に対する執念を選手はどう考えているかについて、私の持論を述べさせて頂きます。
選手の『やる気』はどうやって見つければ良いでしょうか?テレビCMのやる気スイッチみたいに発見できればいいのですが。
 
これらは、もともと選手の中に眠っているもの(ずっと冬眠中の選手もいますが…)だと私は思っています。
それを自分自身で覚醒させる者も居れば、指導者によって覚醒する選手もいます。
自分自身、ちょっとしたきっかけで覚醒する選手は、ほっといても上手になります。
しかし、その「きっかけ」が判らない選手は、ずっと冬眠中になってしまします。
そこで指導者は、選手の「内に秘めたる闘志」を呼び覚ます指導もしなくてはいけないと思っております。
 
そこで、私なりの持論を少しだけ書かせて頂きます。
 
★挑戦(チャレンジ)させる場を設ける
選手は、失敗しても良い環境を作ることが必要です。
チャレンジを容認したのだから、結果に対して叱ったり愚痴を言ったりしてはいけません。
だから、失敗するのを怖がり、チャレンジしない選手を作らない事です。可能性は無限大です。
チャレンジするには勇気が必要です。
小さなチャレンジを繰り返すことで少しずつ、チャレンジする勇気が身につくと思います。
 
★考えさせ質問する
私たち指導者が一方通行で指示を出したりするのではなく、質問して選手に考えさせ・答えさせることを繰り返して行くことでコミュニケーションを養える事が出来ると思います。
一方通行のコミュニケーションでは、選手が何を感じているのか、コーチングをどこまで理解しているのか判断がつきません。
指導者と選手で双方向に『聞く』『話す』ことが出来るようになることが重要です。
また、チームで議論して各個人の意見を求めるようにもしたいです。(勉強会や討論会)その際の議論では決して否定から入らないで下さい。
 
★選手の個性を認める
選手は一人ひとり、価値観や特徴、生活環境、プレースタイルが違います。
私たち指導者は、どうプレーをするのかを教えるのではなく、プレーの目的、基準、理由、それに伴う結果を教え、選手自身でプレーを選択できるようにする必要があると思います。
選手に目的・判断技術を教え、プレーの選択は選手に任せることで個性豊かなプレーが出てくるようになると思います。
間違っていても、頭ごなしに言うのでなく「こういった考え方もあるよ」と指導したいです。
 
★褒め方、叱り方
同じ褒め方でも、選手によって多種多様な喜び方があります。
個別に対応することで選手は「認められている」と感じ、自ら判断し、プレーを選択することを覚えて行くと思います。
 
選手が主体(自主)性を持ち、自分のプレーに対して理解できなければ、言われてプレーしているだけになってしまいます。
今後 野球を続けられるかは指導者の関わり方で決まります。
 
あくまで持論です。色々な考え方や捉え方あるとは思いますが、もし良ければ参考にして下さい。



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