坊主

2021年01月24日 06時26分52秒 | 少年野球

中学校や高校になって、野球部を選ぶ子が少なくなっていると聞きます。

それには、練習が厳しいや上下(先輩後輩)関係が嫌だからという子も少なくはないです。

また、その嫌な理由に「坊主にするのが嫌」という理由もあります。

野球は好きだけど、やっぱり坊主はしたくないという子も結構います。

しかし、ここ最近 野球部=坊主という構図は崩れかけています。

高校野球坊主頭に理由はあるの?歴史的背景や坊主禁止校は?!

時代の流れなのでしょうかね。

私が高校生(30年以上前か~はあ~)の頃は、甲子園で活躍する丸刈りの選手が凄く爽やかに見えましたが。

今の時代には、合わないのでしょうか?

今となって考えれば、私自身 丸刈りの方がさっぱりするし、寝ぐせや散髪代も考えれば、非常に楽ですがねえ。

 

しかし、自分の意志とは異なり、仕方なく"髪"様が減ってくことが年々増えております。

あの頃に戻りたい…と、頭(頭皮)は思っていたりして。

 


センス

2021年01月17日 20時40分00秒 | 少年野球
野球選手の上手い・下手を表現する単語に『センス』という言葉があります。
この言葉の使い方として「あいつはセンスがあるな」と言う指導者をたまに見かけます。
今回、この『センス』について考えてみました。

そもそも、このセンスという言葉 私はあまり好きではないです。
だから、意識してこのセンスという言葉は使わないようにしています。

先に述べたように「あいつは野球センスがあるな」と言いますが、その「センス」ってなんすか?と思っています。
スカウトでもないのに、センスなんて一言で子供達を評価するのはいかがなものか。
学童野球をしている子供達には、無限大の可能性が秘められているという事を忘れたくないので。
だから、毎回先入観をなくして指導しているつもりです。
しかし、「野球センス」という言葉は確かに存在しています。矛盾になりますが。
おかしいじゃないか!と言われるかもしれませんので、少し補足を…。
この「野球センス」ですが、運動神経的な要素もあるかと思います。
もともと俊敏性があり、瞬発力もある選手。これは野球センスがあると言えるでしょうか?
野球センスではないですね。単に運動神経がある子供です。
しかし、この足が速くて機敏に動ける子供=野球センスがあると、どうしても思ってしまします。
私の思う野球センスとは、単に運動ができる事でなく、『野球感』のある子だと思います。

例えれば、ボールの軌道が判る子、いわゆる空間認識能力のある子や、教えた事がすぐに理解でき、行動できる能力ですかね。
要は、自分のイメージした通りに体が動いてくれる能力ですかね~?(説明しにくい…)
このような子供は、何も言わなくてもできてしまう、若しくは1回言えば理解してしまうんです。

しかし、このような選手はほとんど皆無です。
何回も何回も言い聞かせて、反復練習をして身に付く能力です。

でも、努力でこの『野球センス』が芽生える選手達も居ると思います。
全員が可能性を秘めているという事を、指導者は忘れないでいたいです。

だからといって選手達は『センス』だけでは片づけられません。
先の述べたように、失敗を糧にできるのもセンスだと思っています。

選手達の野球センスだけで
「この子はダメ」
「この子はできる」
と判断するのだけは、自分や止めたいと思っております。

子供達の指導に正解はないと思っています。
色々と考えて考え 考え抜いて選手達の指導をしていければ、後悔はないと思っております。

走塁放棄

2021年01月10日 06時20分18秒 | 少年野球

またまた、新米審判員からの為になる?議題について発表させて頂きます。

 

走塁放棄ってご存じでしょうか?読んで字の如く、打者走者が次の塁に進もうとする意志を明らかに放棄した状態の事です。

えっ?こんな事ってあるの?とお思いのお母さん方、あります。

では、今回この走塁放棄について解説していきます。

 

打者が振り逃げになったした際に、振り逃げに気が付かず打者走者が「ダートサークル」を出た場合です。

このダートサークルとはホームベースを中心にして半径約3mで円を描いている白線の事です。

皆さんもこのダートサークルって何の為にあるの?と思っていますが、主にこの為にあります。(この為だけではありませんが)

このダートサークルから出た時点で「走塁放棄」と見なされ、球審からバッターアウトが宣告されます。

この行為が走塁放棄に該当します。

 

これをルールブック(野球規則抜粋)で探すと…


6・09『バッターがランナーとなる場合』次の場合、バッターはランナーとなる。
(a)フェアボールを打った場合。
(b)ランナーが1塁にいないとき、またはランナーが1塁にいても2死のとき、キャッチャーが第3ストライクと宣告された投球を捕らえなかった場合。
「原注」第3ストライクと宣告されただけでまだアウトになっていないバッターが、気づかずに、1塁に向かおうとしなかった場合、そのバッターは”ホームプレートを囲む土の部分”を出たら直ちにアウトが宣告される。


ただし、これは「振り逃げの打者走者」の場合だけです。

一塁に達した後「走者」の身分になると走塁放棄の条件は厳しくなるので注意してください。(ここは注意です!)

「走者」の場合は

①ベースラインから大きく離れる行為

②ダッグアウトまたは守備位置に向かう行為

③審判がそれを走塁放棄とみなした場合

すべての項目に該当すると審判(球審)からアウトが宣告させます。(まあ③が一番厳しいかと思います)

いずれにせよ③にあるように、走者の場合は審判の判断に任されますので何メートルや何歩までいないならOKといった類のガイドラインは設けていません。(これが審判泣かせ

よって最終判断は審判の考え方ひとつですが、私自身そういった状況で冷静にコールできるか不安ですが