盗塁禁止!?

2022年07月31日 06時35分20秒 | 少年野球

今、少年野球で物議を醸しだしている案件は、タイトルにもなっている「盗塁禁止がルール?!」です。

今年から鶴見リーグの試合でも、投手の投球制限(70球)が決められました。

更に学童野球の6イニングは投手にとって、肩や肘への影響を十分に考慮した内容です。投手にとっては非常にありがたいルール改正です。

しかし、キャッチャーはどうでしょうか?

キャッチャーは、都度ピッチャーからの返球には送球しています。更にきついのが、盗塁時の送球です。

ピッチャーとは異なり距離のあるセカンドへの送球、更には3塁盗塁時の送球など、ピッチャーと同じくらい若しくはそれ以上に急いで全力で送球してます。

中には はなから諦めて送球しないキャッチャーもいますが、たいていのキャッチャーは一生懸命送球します。

更に、比較的弱いチームはキャッチャー経験も浅く、肩も弱い選手も結構いるため塁に出る事=盗塁をして結果3塁となるケースがあります。

そういったプレイが続く=盗塁の無限ループとなり、先に述べたキャッチャーの肩肘への負担が大きくなります。

 

中学野球から、塁間も大人(プロ野球)と同じ約27mとなります。

野球は凄く考えられたつくりになっていて、普通に考えたら盗塁はアウトになる距離で考えられているようです。

しかし、成功させるために リードの距離やスタートのタイミング、スライディング仕方やピッチャーとの牽制駆け引きを色々行ってセーフをつかみとります。

ですが、学童野球では本当にキャッチャーの肩がいいとか、ピッチャーの牽制が上手でなくては盗塁でアウトにすることはできないと思っています。

※中には盗塁死する選手を見たことがありますが、その場合 上記に当てはまらない例としてスタートタイミングが遅いやリード距離が短いなどです。

 

私が言いたいのは、決して「盗塁禁止に賛成」ではありません。

少年野球 盗塁禁止〜鳥羽慎一モーニングショー〜で取り上げられた内容です。

長嶋一茂さんも言われているように、私も0か100ではなく、中間で議論したいです。

ソフトボールと同じで、リード禁止でピッチャーの手から離れたら離塁(盗塁)OKなどのように。(小学生硬式野球のリトルリーグはホームベース上通過で離塁OK)

よく大量リードしているチーム(10点以上離れている)が、更に盗塁をバンバンしているチームをたまに見ます。

あれって、監督はどういった感覚でサインを出しているんでしょうか?私にはまったく理解できません。

野球は走攻守のバランスと言われています。鉄壁の守りで最小失点で守り抜くチームもいれば、バントヒットや足でかき回すチームもいる事は事実です。

ですが、やっぱり小学生では打撃優先の方が、楽しいかなーなんて思ったりもしています。

あくまで、野球好きのおっさんの戯言ですので、ききながしてくださいませ。


小学生の習い事

2022年07月24日 06時01分18秒 | 少年野球

小学生の習い事のトップって判りますか?

1位 水泳

2位 学習塾

3位 通信教育

4位 音楽教室(歌や楽器など)

5位 英語塾・英会話教室

6位 そろばん

7位 書道

8位 サッカー・フットサル

9位 武道(柔道・空手・剣道など)

10位 体操教室

11位 その他のスポーツ

12位 ダンス(バレエ以外)

13位 軟式野球・硬式野球・ソフトボール

14位 習字

15位 バレエ

『小学生白書Web版(2019年9月調査)』(学研教育総合研究所調べ から)

2019年なので、もしかしたら若干の変動はあるかもしれませんが、そんなに大きな変動はないと思います。

スポーツ系だけで抽出すると

1位 水泳

8位 サッカー・フットサル

9位 武道(柔道・空手・剣道など)

10位 体操教室

11位 その他のスポーツ

12位 ダンス(バレエ以外)

13位 軟式野球・硬式野球・ソフトボール

15位 バレエ

となります。毎年 水泳は上位を占めています。水泳強し!

※神奈川区でもメガ○スの送迎バスが夕方によく見ます。

で、野球ですが…下位の13位となります。サッカーから大きく離されています。

昔は男の子の習い事の王道っていったら野球だったんですけどね。

 今は野球やる子よりサッカーやる子のほうが断然多いらしいです。

しかし、野球は凄く人間的にも体力的にも良いスポーツだと私は思っています。

1年生クラスは まだまだこれから的な要素が強いですが、2年生あたり位からは技術的にぐっと成長します。

だから、高学年(5年生、6年生)のプレイは凄いの一言です。

一番素晴らしいと思う事は、過去のブログでも書かせて頂きましたが、礼儀です。

挨拶はもちろん、指導を受けるときは帽子を取り、相手の目見てとか、礼に始まり礼に終わる球技です。

入部に迷っている保護者の方 是非、見学と体験にはいったほうがいいです。

見ていると雰囲気と、中に入って見る雰囲気はまるで違います。

なんとっても連帯感があって、自分自身が野球部に入部したような錯覚にさえなります。

野球はサッカーと比べると、道具も使うし、ルールも色々、動きも色々なんで選手にとっても最初は難しいとは思います。

しかし、それもあるから、子供との会話も盛り上がるのではないでしょうか。

 

私自身、週末は審判部ばかりの参加で、全くチームに貢献できていないのは事実です。

ですから、参加できる際にはいっぱいいっぱい選手を誉めて「野球って楽しんだな」と思って、選手をいっぱい勧誘したいです。


ポジティブシンキング

2022年07月17日 05時29分00秒 | 少年野球

打席に立っている選手の顔を見ると、緊張でひきつっている。

ピンチにはマウンドで「おどおど」と目の焦点が定まってない。

監督やコーチから「リラックス!笑って!」と言われるが、

顔は更に強張り、作り笑いの顔も更に見るに堪えれない表情になる。

こんな経験ありませんか?私はしょっちゅうあります。

では、このような状況になったら(なる前)、あなたならどのように対応しますか?

今日は、私がネットや書籍で見つけた、面白い件を紹介させて頂きます。

 

以前、ブログで紹介させて頂きましたメンタルについてですが、その件を深堀させて頂きます。

まず、なぜ緊張してしまうかですが、色々ネットや文献にはありますが、私の持論を言わせて頂くと

「自分で悪い結果をイメージしているから」ではないかと思います。

たとえば上記のような状況で、バッターであれば三振したり、凡打でアウトになったり、

ピッチャーであれば、四球を連発したり、野手であればエラーをしたりなど、最悪のシナリオを想像するからではないでしょうか?

しかし、だからと言って「いい事を想像して!」なんて言っても、想像できるわけないです。

だから、常に練習時や一般生活の時から行った方が良いとされている考え方があります。

「セイバリング」という考え方です。

簡単に言うと、「過去や現在のポジティブな出来事や気持ちを、しっかり味わうこと」です。

常日頃からマイナスなイメージはせず、ポジティブな思いを強め、脳におけるポジティブな感情を感じる神経回路が強化されるようです。

また、何に対しても、ちょっとだけ考えるという事も大事だそうです。

いつも食べる食事も「このパンはしっとりとして美味しい」とか、入浴でも「今日も疲れたけどお風呂で気分リフレッシュされた」とか。

ちょっとだけ、考えて行動するだけで、セイバリングは強化されるようです。

セイバリングが強化されれば、チャンスで打席が回ってくる際にも「俺まで回ってこい!」とかポジティブな発想が出てくるようです。

更にピンチには、「大丈夫!絶対に抑えれる!」と考えれるはず。

考え方が変われば、きっと運命も変わってくると思います。

常にポジティブシンキングと笑顔で日々過ごしたいですね。

#学童野球
#少年野球
#指導方針

勝つことを選手も求めているのか?

2022年07月10日 05時16分57秒 | 少年野球

私は指導者なりたての時(初めて監督を受けた)は、

「試合では勝たなくては意味がない」

と思っていました。

試合に負けると自分も嫌だし選手も良い気持ちにはならず、保護者の方もそうだろうな~と思っていました。

しかし、指導者の経験を積むようになって

「勝つことが絶対条件ではない」

気がしてきました。

勿論、勝負事 勝った方がいいに決まっているし、保護者も気持ちが良いと思います。

でも、私の持論としては「学童野球では楽しませてあげたい」と思っております。

以下は、私がさまざまなネットや書籍で調べて事です。絶対にあっているとは思わないので、参考程度で読んで下さい。

学童野球(一般的には小学生の野球)で選手の頭に残っているのは

「勝った 負けたの試合内容でなく、野球が楽しかったか面白くなかった」だそうです。

全員が全員そうでないと思います。もちろん大きな大会に参加した事は記憶に残ります。

ですが、「試合の内容はあまり覚えていない」そうです。

先に述べた「野球を楽しめた」事が凄く記憶に刷り込まれるそうです。

その気持ちが 中学校で野球を続けるきっかけになるわけです。

だから、この学童野球時代こそ 本当に「野球を好きになるかどうかの分岐点」になるわけです。

野球があまりうまくない選手が、中学になって「コーチ!僕 野球部に入りました!」と報告してくれた時は、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。

だからこそ、学童野球ではいっぱい野球を楽しんで欲しいのです。

 

試合が終わって家庭でも色々質問してあげて下さい。その会話が野球を好きになるきっかけにもなります。

決して、プレイに対して後ろ向きな発言や小言は言わないで、基本は誉めてあげて下さい。

そして、朝 送り出す際には 笑顔で一生懸命前向きな発言で送り出してあげて下さい。

学童野球を終える事には、身体(からだ)も精神(こころ)もすごく成長していると思いますよ。


教育的指導を優先するか効率を優先するか

2022年07月03日 06時14分18秒 | 少年野球

先日とある大会の球審を私が担当していました。

2塁審判は公式審判員で、1,3塁は次のチームから審判を出してもらって行っていました。

その試合、キャッチャーのパスボールが異常なくらい多かったです。

しかも、球場はいつもと異なり、バックネットまでの距離がありました。

で、先に述べた通り、パスボールが多いのでキャッチャーは何度も何度もボールを拾いに行っていました。

勿論、塁上にランナーが居ればプレイ中ですのでキャッチャーも必死にボールを追っかけます。

しかし、ランナーが居ないと「ちんたら ちんたら」と拾いに行きます。

私からも「もっとスピーディーに動こうか」と指導するも、最初は若干早く動く(本当に若干ですよ)がそれ以降はほとんど変わらず。

※キャッチャーとしてのブロッキングをしないんですよ!

私もイライラして、パスボールがあると審判ボールケースから「はい!」ってボールを出します。

これを何度か行っていると、2塁審判から

「ボールを拾わせる事も指導のうちだからボールはキャッチャーに拾わせて!」

と言われる始末。いや判っています。

最初はやっていましたが、試合が間延びしてしまう事や時間短縮の為、やむを得ずこの方法にしています!

 

試合終了後に、そのキャッチャーの監督さんから「本当に申し訳ないです。これから指導していきます。」

と言われたのが、唯一の救いでした。

 

このような事はほとんど無いと思いますが、教育指導と時間効率はなかなか難しい問題だと痛感しました。