今、少年野球で物議を醸しだしている案件は、タイトルにもなっている「盗塁禁止がルール?!」です。
今年から鶴見リーグの試合でも、投手の投球制限(70球)が決められました。
更に学童野球の6イニングは投手にとって、肩や肘への影響を十分に考慮した内容です。投手にとっては非常にありがたいルール改正です。
しかし、キャッチャーはどうでしょうか?
キャッチャーは、都度ピッチャーからの返球には送球しています。更にきついのが、盗塁時の送球です。
ピッチャーとは異なり距離のあるセカンドへの送球、更には3塁盗塁時の送球など、ピッチャーと同じくらい若しくはそれ以上に急いで全力で送球してます。
中には はなから諦めて送球しないキャッチャーもいますが、たいていのキャッチャーは一生懸命送球します。
更に、比較的弱いチームはキャッチャー経験も浅く、肩も弱い選手も結構いるため塁に出る事=盗塁をして結果3塁となるケースがあります。
そういったプレイが続く=盗塁の無限ループとなり、先に述べたキャッチャーの肩肘への負担が大きくなります。
中学野球から、塁間も大人(プロ野球)と同じ約27mとなります。
野球は凄く考えられたつくりになっていて、普通に考えたら盗塁はアウトになる距離で考えられているようです。
しかし、成功させるために リードの距離やスタートのタイミング、スライディング仕方やピッチャーとの牽制駆け引きを色々行ってセーフをつかみとります。
ですが、学童野球では本当にキャッチャーの肩がいいとか、ピッチャーの牽制が上手でなくては盗塁でアウトにすることはできないと思っています。
※中には盗塁死する選手を見たことがありますが、その場合 上記に当てはまらない例としてスタートタイミングが遅いやリード距離が短いなどです。
私が言いたいのは、決して「盗塁禁止に賛成」ではありません。
少年野球 盗塁禁止〜鳥羽慎一モーニングショー〜で取り上げられた内容です。
長嶋一茂さんも言われているように、私も0か100ではなく、中間で議論したいです。
ソフトボールと同じで、リード禁止でピッチャーの手から離れたら離塁(盗塁)OKなどのように。(小学生硬式野球のリトルリーグはホームベース上通過で離塁OK)
よく大量リードしているチーム(10点以上離れている)が、更に盗塁をバンバンしているチームをたまに見ます。
あれって、監督はどういった感覚でサインを出しているんでしょうか?私にはまったく理解できません。
野球は走攻守のバランスと言われています。鉄壁の守りで最小失点で守り抜くチームもいれば、バントヒットや足でかき回すチームもいる事は事実です。
ですが、やっぱり小学生では打撃優先の方が、楽しいかなーなんて思ったりもしています。
あくまで、野球好きのおっさんの戯言ですので、ききながしてくださいませ。