右足?左足?

2017年01月10日 20時20分00秒 | 少年野球
ボールを捕球する瞬間、足はどちらの方が前に出るのがよいでしょうか?

右足?左足?

正解は・・・ありません。な~んだ!と言わないで下さい。ここからが小ネタです。

では、自分で実際にやってましょう。先に右足を踏み出すと同時に捕球して下さい。次に左足を踏み出すと同時に捕球して下さい。違いわかりましたか?判らない?そりゃそうです。取るまでの動作は一緒です。ここからがミソ。

捕球した次に投げる動作を入れて下さい。
上と同じで、右足を踏み出すと同時に捕球した後に投げる動作、次に左足を踏み出すと同時に捕球した後に投げる動作、何となく違いが判って着ましたか?そうです。投げるまでの歩幅が違う事に気がつきましたか?

次の送球を力強く投げたい場合には、左足が前で捕球して下さい。

次の送球を早く投げたい場合には、右足が前で捕球して下さい。

例えるなら、外野がバックホームやタッチアップをする場合には左足ですね。イチロー選手などの写真を見れば一目瞭然です。
次に早く投げたい場合は、ゲッツーですかね。6-4-3のゲッツーの場合にセカンドがセカンドベースを踏む足が右足であれば、それを意識していると思います。

ちょっとした事ですが、このちょっとした事の理由が判ると、野球は楽しくなります。

キャッチャー その3

2017年01月09日 05時35分00秒 | 少年野球
私がキャッチャーだった時、バッターにやられたら嫌だな〜と思う事です。

1.ど真ん中を平気で見逃す。

キャッチャーは相手の顔や仕草を見ています。見逃しても「しまった〜」という顔をしているとOKです。想定の範囲内です。しかし、平気で見逃すと色々考えてしまいます。あと、常に笑顔も怖いです。ポーカーフェイスの方が良いかも。

2.キャッチャーマスクを拾って渡す

最近の高校野球(中学野球)でも、頻繁に見るのは、キャッチャーマスクを拾って自分のユニフォームで拭いて渡すシーンです。一昔前では見られなかった光景です。(私だけ?)最近は甲子園でも良く目にします。キャッチャーとしては「こいつ余裕あるな」と思われ、かなり警戒します。

それを踏まえて、選手には上記の事を可能な限りやるようには伝えました。マスクはかなり出来るようにはなってきましたが、笑顔はまだまだですね。

視野を広く

2017年01月08日 20時30分00秒 | 少年野球
選手に聞きました。ネクストサークルて何を考えているかを。だいたい、「ピッチャーの球の速さ」や「守備位置」などです。正解は無いですが、私はそこにひとつ、追加して欲しい内容を伝えました。

自分のチームメイトがファールを打った場合に、バットを拾ってチームメイトに渡す事です。その際に、黙って渡すのでなく、一言言葉を掛けて渡して欲しいと伝えました。
「ナイスカット!」
「タイミングがあってきているよ。」
など、伝えて欲しいと言いました。

一緒に闘う仲間に勇気が出る言葉を添えるだけで、10倍いや100倍の効果は出ます。

監督辞任

2017年01月07日 10時28分00秒 | 少年野球
またまた、久しぶりの書き込みになります。

突然ですが、今年限りで監督を辞める事になりました。私は継続して行いたかったのですが、チームからの要請で受諾しました。

自分自身 2015年11月に結構大きな手術が終わり、「2016年はリハビリの年だな。」と思っていた矢先、とあるコーチから「監督をやって欲しい。」と言われました。歩くのもやっとの状況を説明するも熱意に負け、監督を受けました。

2016年の練習を見ると…『これは大変だ』と思いました。まず、野球の考え方からの取組を行いました。よく相撲で

心·技·体

と言われておりますが、私は

心·体·技

心ですが、仲間を思う心、強い気持ち、感謝する事に気付かせる事が出来るように指導しました。2月まではそれを徹底して教えたつもりです。
次に体ですが、これも苦難しました。楽しくしかも効率的に筋力·走力をつける練習で『筋トレ』『階段ダッシュ』を取り込みました。
最後に技ですが、いつも通りの練習では追い付く事が出来ないと判断して4月からマシンを使って、とにかくバットを振らせました。私はこの練習は3つの理念をもって行わせました。

1.動体視力の向上
2.スイングスピードのアップ
3.早く準備する事

通常、マシンの投球間隔はある程度開けて設定しますが、私は5秒で設定しました。あるコーチから「なんであんな短い間隔でやるのか?また、早く構えさせるのか?」と言われた事があります。あえて答えは言いませんでした。

投球間隔が狭まれば、自ずと早く構えるし、事前準備を早く行う気持ちになります。
また、沢山ボールを見れる事で動体視力も養えます。沢山ボールが来る事で、一球一球全力で嫌でもスイングしなくてはいけません。
チームメイトに見られている事で手を抜く事もありません。そこが私の狙いでした。マシン後にマメが出来る選手もいます。
通常の素振りでマメが出来るほど振っている選手はいないと思います。これが『楽しく、しかも しっかりと実になる練習』なのです。
そこまで考えて行っている練習でしたが、あまり理解されていないという寂しい結果にもなりました。

また、あまり深くは書けませんが、今年度をもってこのチームを辞めると思います。15年間所属して、非常に愛着はありますが…

3月まで、公式行事があるまで監督なので、それまで職務を全うします。

また、時間があれば書かせて頂きます。