つなぎ方の話では無く、周波数がドリフトする話である。
特に144MHz/430MHzだと、送信すると周波数がドリフトしてしまう。
IC-7000Mには、0.5ppmのTCXOが入っているのだが、
0.5ppmだと、430MHzで215Hz、144MHzで72Hzズレても定格通りで、
だが、FT8でこんだけズレたら、解読出来なくなってしまう。
もちろん、定格までズレる訳ではなく、さらにその1/10位なのであるが。
でその原因だが、諸先輩 OMのサイトを拝見すると、どうも以下の場所に
TCXOは存在してる様。この場所が最悪で、PAの上、FANの風が最初に当たるという位置に、TCXOがある。
下の写真の黄色い枠の反対側にTCXOが存在。
写真は、上面で、下側が前面。
この基板の下に、PAのヒートシンクが有る。
FANの流路にTCXOが存在するのだ。
受信時は動かないが、送信してFANが回るととたんに周波数が動く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/2d/51c85bd8876bb2d52fd62ea46f8ce31c.png)
ファンのサイズは、50mm x 50mm x 15mm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/28/6815085c957af24d0d19d4151e82c3f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c2/0bdd855acce8971f111eb044fc1c4986.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/de/d34ad44315da6f7b13f78a94fa9d2800.jpg)
以下の黄色枠内がTCXO。
写真の左側が上面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bc/14dda589e0b15ea733f658a7ec7b8788.png)
TCXOを幅20mmのポリイミドテープで、覆ってみた。
これで、とりあえず、送信しても解読出来るようにはなったが、
未だ不満。動いてるのが見えてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/07/129bda7f40badba7757a29343b516c49.jpg)
続く。