バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

2024年1学期が始まりました。

2024-02-06 10:28:07 | 日記

全豪が終わりテニスが一番盛り上がる一番楽しい季節から1学期がスタートしました。

この5-10年でシドニーだけでなくオーストラリア全体の人口が増え

開発も進み、多くの人種が集まる場所になりました。

そういう中で日々ビジネスをしているとタフですが、自分も強くなってしまいます。

こんなこと日本でいったら大変、というようなこともいいますが

とにかくはっきり、だめはだめと伝えないとどんどんその弱さを狙ってくる人もいます。

オーストラリアなので、言われた方もきちんと受け入れてくれています。それはとてもありがたいです。

英語が母国語でない人たちとの話をする方が多くなりました。

そうすると英語を知っていても、マナーを知らなかったり、言い方がきつかったり、そういうつもりが

ないのに失礼な言い方になっている人やこちらの話も聞かずしゃべり続ける人がいて、

もちろん外国から来ているからということを考慮してあげていますが

それは失礼な言い方だよ、とかここではサンキューっていうべきなんだよとか、プリーズは?とか、

ストレスになるので、溜めないようはっきりと私は言うようにしています。

すぐではないですが、しばらくしてから、すごく失礼だった子がとても丁寧に話をしてくれるようになったり、

ご父兄もきちんとした英語で話してくれるようになり、あー言ってよかったなと最近思いました。

英語の勉強なら日本でもどこでもできますが、実際に会話したりやりとりしたり、

問題解決したり、自分の意思を伝える経験は

海外に行って学ぶのが一番だと思います。

 

オーストラリアには海外からの子供たちが、現地の学校に通い勉強やスポーツに励み

大学に進んで、その後立派な国際人として活躍できるチャンスがあります。

活躍する場所はオーストラリア国内に限らず、です。

日本からチャレンジしている人はとても少なく、それだけがいつも残念でなりません。

もちろんお金はかかります、リスクもあります、英語も大変です、でもそれでも

やり通すから成功できるのであって、いつも守りの姿勢で、こうならないように、

ああならないようにという心配ばかり抱えていては

大きな達成や成長はないと思います。

去年オーストラリアの大学院で勉強するために英語の勉強からスタートした日本の若者に出会い

とても新鮮な気持ちで応援をしています。テストに合格し英語の勉強を終了したので

今月から大学院、金銭的な負担がありながらも、挑戦したいと思ったことが素晴らしいと思います。

そして最近よく見かける、ジャパニーズという形容詞、日本製の何々、日本人の何々、というと

良いもの、信頼できるという意識がこちらの人たちにはあるので、日本人はとても得をしていると思います。

日本人というだけで部屋を借りるとき信頼されたり、日本人というと、まじめな人という印象を

持たれているので、チャレンジしやすいと思います。オーストラリアの人は日本が大好きな人がとても多いので

ぜひ、もっとチャレンジしたい若者に出会いたいと思っています。