
2006年以降、出現数が急増しているオリオン座流星群が、19日夜~23日未明にピークを迎える。
今年は月明かりがないため条件が良く、国立天文台は特設ホームページを設置し、観測を呼びかけている。
同流星群は、通常は1時間に20個程度の流星しか見られないが、06年からは1時間当たり流星が最大で50個以上と急増。東の夜空に浮かぶオリオン座近くの場所(放射点)を起点に広い範囲に現れ、肉眼で観測できる。
急増したのは、約3000年前にハレー彗星(すいせい)から放出されたちりが06~10年のこの時期に、地球の軌道に接近するため。次に急増するのは70年後で、来年は月明かりもあり、良い条件での観測は事実上、今年がラストチャンスになるという。
[ミニ時典]流星群とは

彗星(すいせい)が軌道上に残したちりの帯を地球が通過すると、このちりが大気に突入し輝く。多数の流れ星が降り注ぐかのように見えるので流星群と呼ぶ。
起きてる人は東の空を


鬼束ちひろ - 流星群(ryuuseigun)
BUMP OF CHICKEN - 天体観測 (Tentai Kansoku)
10分ほど見たけど寒くて断念
