BAR☆CAFE'日記

マスターの独り言を綴ります。

香川県善通寺市善通寺町℡0877(63)3443
営業時間19:30~25:00

“カンバン”

2014-06-19 00:06:22 | 業界用語
お店で飲んでて、ハッと気が付くと自分達だけで他には誰もいないって時、ありますよね。


店主から“そろそろカンバンですので”って言われ、飲み足りなくもシブシブ腰を上げた経験あると思います。


この閉店時に使う“カンバン”ってどうして!?“カンバン”って何!?


“カンバン”とは“看板”からきたもので、江戸時代に遡ります。





当時の商店は、営業中は立て看板や軒看板を出し、閉店時は看板をしまいこんた。


そこから“看板”が閉店を意味するようになったようです。


しかし現代、若い世代に使ってわかってくれるか疑問です。それより“そろそろカンバンです”って言う店がないかも。



【ミク・リン・GUMI】 看板娘の悪巫山戯 【オリジナルMV】

偽装

2013-11-05 00:16:36 | 業界用語

「和牛」は日本の在来種をもとに、交配を繰り返して改良されたもの。日本では現在、 「黒毛和種」、「褐色和種」、「日本短各種」、「無角和種」と4種類しかありません。
一方「国産牛」は一定期間(輸入されてから3ヵ月間)以上日本国内で飼育されていれば国産牛と 称される。つまり生きたまま輸入すればアメリカ産だろうがオーストラリア産だろうが日本で3ヶ月 以上飼育されていれば「国産牛」となります。

「国産牛」は日本の牛、と思っていた方、結構多いのではないのでしょうか?




まぁ上記のように法律も誤解を受けやすくする原因の一つ。理解して食べてる人は少ないだろうし。また、絶対音感ならぬ絶対味覚の人ってそんなにいないだろう。


今回の偽装で記者会見を行った人達は言いたかっただろう『こんなのうちだけじゃない。どこもやってることだし、コスト削減でやってないとこを捜すほうが難しい』と。。。


しかし今回はどこも言い訳が過ぎた。というよりお粗末だった。ブラックタイガーと伊勢海老の区別がつかない料理長って。。。スケープゴートならかわいそうだけど、ホントなら料理長の信用がた落ちだけど。


BARでもそうだけど“うちのカクテルはフレッシュジュースを使ってます”と全面アピールしてる店も多い。しかし、そんなの当たり前が前提の店なら敢えて表記しない。偽装は自信のなさの現れのようにも思ってしまう。


私もバーテンダーになり始めのころ(知識を詰め込んでトンガってたころ)、高いお酒でジュースはフレッシュで作れば美味しいカクテルができると思ってたし事実美味しいかった。


そんなとき、あるバーに飲みに行った。ウォッカベースのショートカクテルを注文した。カウンターに準備された材料は、サントリー樹氷、サントリーカクテルレモン、サントリーヘルメスリキュール。ガチガチのサントリー押しのバー。ウォッカを樹氷って、、、


しかし裏切る美味さ。しかも一杯600円。文句のつけようがない。確かに良い材料で作ったものには及ばないがコスト以上のものを技術でカバーしてるのだ。この方、当時のバーテンダー協会高松支部の支部長でした。


それからはブランドや物に頼らず、技術を磨くことに力を注ぎました。


【ジューサー】










TPOにあわせどれで搾るか変えてます。


スクイザーで搾ったあとは、ネットでこすかこさないかもその時々で変えます。





Mr.Children「フェイク」Music Video



うちのメニュー表記は“オレンジジュース…\500”


某ホテルの表記は“フレッシュオレンジジュース…\1500”

ハイボールの語源

2012-07-10 00:21:38 | 業界用語
以前にも紹介したことがあると思います。


鉄道のボール信号説やゴルフのミスショット説等、ひとつだけじゃないハイボールの語源ですが


またひとつ興味深いのを見付けましたので紹介します。



『グラスのスラング説』


アメリカのバーテンダーの間では、グラスをスラングで“ボール”と呼んでた。


理由がまた良い。グラスを持つ手が野球のボールを握る形に似ているから(いかにもアメリカらしい)。


だから背の低いグラスはローボール、背の高いグラスはハイボールと呼んでいた。


ウイスキーのソーダ割りは背の高いグラスで作っていたのでハイボールの名前がついた。


まぁ、こんな感じです。


中々面白い説だと思います。



【サントリー】「おいしいハイボールの作り方」篇 菅野美穂

ワインテイスティングでダメ出し、代金は!?ブショネ

2012-05-22 01:21:38 | 業界用語



ワインを注文、ソムリエが持ってきテイスティングをする。味が気に入らない。ソムリエに別のワインを頼む。


さて、断ったワインの代金はどうなるの!?


この場合、ある条件を除き請求されるでしょう。


ある条件とは、テイスティングをして、そのワインが明らかに傷んでいる場合です。さすがに請求はされません。


ワインは生き物ですから、様々な条件の中で傷む場合もあります。おかしいと思えば、ソムリエに言えばいいし、ソムリエ自身がテイスティングして、傷んでると判断すれば、別のワインと交換してくれます。


ただ!傷んでるかどうかの判断をソムリエと対峙するわけです。それなりの覚悟、確信がないと結果は、請求書には代金がしっかりと、ってことになります。




【ブショネ】





コルクが汚染・問題により起こるワインの劣化のこと。一般的に「コルク臭」と呼ばれる不快な臭いが発せられている症状。
コルク内部の熱処理が困難で、殺菌しきれなかったコルクの内部に潜んでいた微生物がブショネの原因ともいわれている。
また、コルクを漂白するために使用していた塩素が微生物によって分解されたコルクの成分と結合することが、ブショネの原因とも言われている。ブショネに関して言えば、保存状態というより製造過程とされています。


“ブショネ”に当たるっていうのは、ほんと珍しく貴重な体験でもあるようです。



Long and Winding Road 訳詞付 - ビートルズ

シングル

2012-05-15 01:24:43 | 業界用語
Barでウイスキー等の洋酒を注文する際『シングル』なんて言いますが、日本では大低30mlを指します。


これは、1950年代から60年代に爆発的なブームをおこした『トリス・バー』で米国式の1ショットに倣ったことが始まりとされています。


しかし、世界的にみると意外や『シングル』の量が違ったりします。日本でもバーによって異なることもあります(基本的には30mlか45ml)。


『シングル』は、概ね次の通りに分類されています。


米国(一部)…45ml

イングランド…45ml

スコットランド…60ml

アイルランド…75ml(ボトル1/10)



海外のBarで飲む時は気をつけて注文しましょう。



シャ乱Q ・ シングルベット [良音質・歌詞]

肉きゅ~

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