Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

秋の味覚、っていうのを作ってみました

2021-09-28 06:05:46 | 食べものいろいろ

先日、畑の家のお隣さんから、散歩で拾ったという栗をどっさりいただきました。わ~い!と小躍り(誰だ?小太りの間違いじゃないかって言う奴は!)。

そのうち数個を一昨日栗ご飯にしましたが、今ひとつ甘みを感じられず、ちょっと残念な気分。

なにしろ相方とふたりで食べるにはかなり多めだったので、これまでずっと作ってみたかった栗きんとん作りに初挑戦することに。甘みを足せばきっとおいしいはず。

お正月の栗きんとん、ではなく、岐阜県美濃地方、特に東濃地方で作られている栗きんとんのほう。中津川や恵那が有名ですよね。

うちの婿さんの実家がそっち方面で、近くの和菓子屋さんの栗きんとんもそれはおいしいのだけれど、このところなかなか口に入りません。

有名なお店のものも、デパートに季節限定出店しますが、コロナのせいで外出自粛で手に入らず。

 

材料もあるんだもの。作るっきゃない!

 

ネットで作り方を調べて、まず栗を丸ごと茹で、中の実を取り出す・・・というより、ほじくりだすと言った方が正確だな。そのために茹でた栗を半分にカット。

            

なんだか切腹したような・・・

ティースプーンで中の実をほじくり出しました。思ったより時間も手間もかかった気分。茹でてもあまり硬いものはやめるようにレシピにあったので

仰せに従って私のお腹の中へ直行。これはレシピ外(笑)。栗きんとんには硬くても、食べる分には問題ないですから。

            

これで約400g。耐熱ガラスのボウルに入れたのは、この後レンジにかけるため。

栗の正味の分量の15%の砂糖(レシピには三温糖がベストとあったけれど、私はきび砂糖を使用)と塩ひとつまみを入れて、600Wのレンジで1分。

レシピにはワット数などが明記してなかったと思うのだけれど、かけ過ぎなければ特に問題なさそうです。

その後ボウルをもっと大きいものに替えて、すりこぎで潰しながら混ぜ、ラップで約30gずつ茶巾しぼりのようにして形作って出来上がり。

                  

有名和菓子店のようなわけにはいきませんが、味はちょうどよい甘さでいくらでも食べられそう。ただ実を取り出すとき、渋皮も一部一緒に入ってしまったので

取り切れない小さな渋皮がところどころに見え隠れしていますが、食べたときはそれほど気になりませんでした。

 

ちょうどお題でスイーツがありましたが、スイーツと呼ぶには少々渋過ぎるものの、甘いものには違いない。

15個くらい出来ましたけど、5つくらいは冷凍して、忘れた頃にまたゆっくり秋の味覚を味わいたいと思います。