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春の訪れ

2025-04-05 08:39:01 | 二拠点生活

                                                   

昨日畑からの帰り道に立ち寄った、杵原学校のしだれ桜。

一昨日ようやく開花したとHPで確認して出かけましたが、本当にまだ開いたばかり。それでも去年よりはまだましだったかな。

何回も訪れている杵原学校ですが、その年によって開花の状態は本当にまちまち。4月1日で満開だったこともあれば、去年は4月2日だったけれど開花前。今年はさらに遅かった

ことになるようです。

               

                       

昨日はまだまばらでしたが、きっと今日明日はたくさんの人が訪れることでしょう。

 

春の訪れがいつもより遅めだったものの、今回の畑行きの道中ではあちこちで桜の花を愛でながらのドライブを楽しめました。毎年思いますが、本当に桜ってたくさん生えていて

咲く時期も色合いも様々。

畑周辺の桜はまだ開花前のものがほとんど。次回行くときにはもう終わっているだろうな。

天気は到着したときにはまだ小雨が残っていたものの、徐々に回復して日差しも暖か。今回相方は畑仕事はお休みして、ペンキ職人でした。

なにしろ小さいけれどログハウス、日差しは強烈だし風も強いところなのでペンキ塗りは欠かせないメンテナンス。

お金持ちなら業者さんにお願いするところですが、幸い?小さいログなので相方でもなんとかなるんです。ただし仕事はかなり雑なので、窓ガラスに養生テープを貼ることもしないから

家本体はきれいになっても、窓ガラスは悲惨な有様。

塗料はペンキと違ってわりとさらっとしたタイプのものだけど、落とすのはなかなか厄介。それでもネイルリムーバーで落とせるのがわかったので、また100均で買ってこなくては。

畑の家の周辺ではまだ桜はほとんど咲いていませんでしたが、ヒュウガミズキや水仙が満開。

                        

                 

そして今回はふきのとうやツクシもたくさん生えていました。

                 

ツクシのはかまを取るのが毎回面倒だと思います。これだけの量のはかまを取るのに小1時間かかってしまい、ずっと下を向いていたので頸がごちごちに凝ってしまいました。

まだいくらでも採れたけれど、後のことを考えたらもういいや。半分は当日卵とじに、残りは今日かき揚げにしてみようかなと思っています。ふきのとうはまずは刻んでお味噌汁に、

残りは天ぷらですね。ふき味噌もいいけれど、それは市販品もあるので今回はパスかな。

 

ところで今回とても驚いたのが、農協のスーパーの米売り場に、米が1袋も置いてなかったこと。すっからかん、だったんです。

アピタですら制限はあっても米が置いてないというのは最近はなかったのに。しかも農協のスーパー、ですよ。備蓄米のほとんどを落札したという話なので、いずれは並ぶことだろう

けれど、それにしてもちょっと心配になりました。近隣の皆さんはどうやって調達しているのでしょうね。こんなことだと米の高値は当分続きそうだな。

 


春の兆しと、ユリ・ゲラーを思い出す出来事

2025-02-26 08:31:12 | 二拠点生活

                      

ほとんど緑もないところに開く福寿草くらい、春を感じさせるものはない、と言っても過言ではないように思います。畑の家の桜の根元に咲いていました。

見頃のときにドンピシャで行くことが少ないので、久しぶりに咲いたのを見たような気がします。確か去年は葉っぱばっかりだったような。

福寿草が咲いているなら、もうひとつ春を感じさせるふきのとうも出ているかも、と久しぶりに散歩に出かけたけれど、ふきのとうにはまだ少し早かったようです。代わりに見たのは

寒さの厳しさを感じさせるものでした。

              

用水のしぶきが凍り付いたものだと思います。一部雪の名残もあるのかも。面白い形に思わず写真を撮ってしまいましたが、一番気温の高い午後2時過ぎでも溶けないって、やっぱり

寒いということですね。

 

私は薪ストーブのおかげで暖かい部屋の中にいることがほとんどでしたが、相方は小型耕運機、農機具店では管理機と呼ぶことが多いみたいだけれど、その耕運機を物置にしまうときの

ためのスロープ造りをしていました。が、それがなかなか大変だったようです。

何が大変かというと、土の固さ。いつも耕している畑ではないから、という以上に寒さで土の深いところまで凍っていたからなんです。

スロープ自体は自宅で作っていたので、相方は地面を掘って脚の部分を土に埋め込んで、と考えていたようですが、その土の固さが半端なかった。

畑を耕すときに使う備中と呼ばれる鍬があって、それを使って頑張って掘り起こそうとしていたら

               

備中が骨折、まではいかないにしても、見事に一本、刃が曲がってしまいました。う~ん、恐るべし。恐るべきは土の固さか相方の腕力か。ま、どっちもかな。

備中がこんな具合になってしまったので、次は電動ドライバーにコンクリートを破砕するヘッドをつけて試してみたものの、思うようにはかどらなかったようです。次はもっと強力な

道具を持って行くと言っていますが、それまでに凍った土もいくらかやわらかくなるんじゃないのかな。

 

そして曲がってしまったのは備中だけではありませんでした。

到着してすぐ薪ストーブに火を入れたのですが、薪をくべるときになんだかいつもよりつかみづらいな、と思ったら

                      

トングの先が曲がっているではありませんか。あれ?いつの間に???

このトング、料理用に使っていたものではあるけれど、そんなに簡単に曲がるものでもないはずなのに。こちらのほうは相方がぐいっと元に戻してくれました。案外簡単に曲がるのね。

家の内外で曲がったものを見ていたら、ユリ・ゲラーのスプーン曲げを思い出しました。近くにいたら備中も曲げ直してくれないか、お願いしたいところだけど。

そして備中は帰宅してから、相方がトラックのアウトリガーで踏んで?ある程度は曲げ直しました。でも今度は隣の刃が少しだけど逆に反ってしまいました。こういうとき、農鍛冶屋が

あるといいのにと思うけど、おそらく全国的にも数は少ないでしょうね。

 

              

とても見づらいけれど、初日の夕暮れ。東の高い雪山が淡いピンクに染まってきれいでした。夜空の満天の星もきれいだったけれど、寒くてとても長時間は見ていられません。

そして畑周辺も昨日からぐっと気温が上がってきました。外は朝マイナス8度だったのに、帰る頃には10度を幾分上回るくらい。週末に向けて気温がどんどんと上がって、また下るを

繰り返すのでしょう。

道中、山の中を走るわけですが、スギの木々が早く花粉を飛ばしたい!とうずうずしているように見えました。私はスギはそれほどひどくないけれど、年々症状が進んでいるようにも

感じるので、外に出るときはマスクは欠かせません。花粉症の方、くれぐれも予防してご自愛ください。


畑から始まる食品ロス

2024-12-26 08:40:15 | 二拠点生活

今日相方の手伝いをするため、昨夜息子が仕事のあと久しぶりに実家である我が家で一泊。

毎回そうなってしまうのだけど、まるで女友達とのようにおしゃべりが止まらなくて、畑から帰ってバタバタしてくたびれているにもかかわらず、寝るのが遅く

なってしまいました。おしゃべりで気分がハイになって寝つきが悪く、その上湯冷めしちゃったために最初1時間おきに2度もトイレに行くことに。

それでもその後はわりとしっかり?眠れたようで、目覚めは悪くありませんでした。

 

心配していた畑は積雪もなく、農作業も普通にすることが出来ました。霜は毎日降りるけれど、このところの晴天続きで土も乾き気味だったので、残っていた

里芋も掘り上げたあとに土を落とすのも楽に出来て。

大根も地上部が凍ってしまっているかと心配したけれど、ぱっと見た目ではそんなこともなさそうで残りを収穫したのですが、これが裏目に出てしまいました。

採った大根を物置にしているプチログにしまっておいて朝見たら、室内なのに部分的に凍ってしまったんです。あちゃ~。

                

一番上の大根、半透明のようになっているのが凍っている箇所。まだらに凍っているのがなんともいえない。

こんなクリスマスの頃に大根を抜いたことはなかったし、室内だからいいだろうと高を括ったのがいけませんでした。畑の寒さをなめてはいけなかった。

その昨日朝の最低気温はマイナス6度ほど。プチログは材料の木があまり厚くないので、予想より寒さが厳しかったようです。

まあでも、大部分は問題なく食べられそう。大根を冷凍保存すると1か月くらい大丈夫、と検索したら出てきたのでちょっと安心?

葉物野菜のほうは、小松菜は根元近くが凍ったり解けたりでやや劣化してはいるものの、食べるには問題なく。ほうれん草も寒さに比較的強い品種ということも

あってよく育っていました。

この小松菜やほうれん草、採ったあとご近所さんたちにすぐに配れるように痛んだ葉などを取り除く仕事をするのだけれど、これがなかなか手間がかかるんです。

日頃スーパーなどで見かける野菜もこうした作業を経て出荷されるわけですが、消費者の手に届くまでにかなりの廃棄部分が生じるわけで。

その廃棄される部分も、ぱっと見ではまだ食べられそうなところもかなりあったりするんです。ごくごく小さな家庭菜園なら、そんな葉っぱもいいとこどりして

使うと思うけれど、そんな情けをかけて?いたらいつまで経っても消費しきれないので、泣く泣く取り去るものが小さな山になるほど。

                 

上から撮った写真なので平面的にしか見えないけれど、結構山になっているんです。こういうときつくづく思う。食品ロスって、畑から既に始まって

いるんだなって。

この前も埼玉県深谷市の特産品、深谷ネギの青いところを出荷時に切り取るのが大量で、農家さんとしては廃棄せざるを得ないところもある、なんて話を聞いた

ばかり。名古屋の方では青い部分も食べる越津ネギという品種が多いので、青いところを捨てるなんてもったいないなと思ったけれど、自分も同じことやって

いるのですよね。なんだかとても残念な気持ち。

 

           

いつもならとっくの昔?に雪化粧しているはずの遠くの山々が、ようやく白くなってきました。途中あるスキー場では、たくさんではないけれど何人もの

スキーヤーやボーダーが滑りを楽しんでいましたね。

融雪剤や除雪車で道路に雪はないけれど、ちょっと目を移すとあちこちに積雪があったりしたのも標高の高いところだけ。まだ落葉していない木もところどころ

あったりして、気温の高い秋が長く続いたあとの急激な気温の変化を感じさせます。

今日はこのあとご近所に野菜を配ったり、銀行や買い物に出かけたりの予定。買い物にはこれを今年最後にしたいし、新年早々財布の口を開くのはお賽銭の

ときだけにしたいもの。買い忘れないように、メモは必須です。


晩秋と初冬の境目

2024-12-08 08:30:46 | 二拠点生活

畑に出かけた木曜に更新してから、すっかり冬らしくなった感じがします。

でも畑までの道中はまだまだ紅葉がきれい!だったんですよ。12月だって言うのに。標高の高いところはほぼ終わりだったけれど、夏の猛暑や秋の残暑にも

負けずにきれいな色合いで。

でも帰り道には時雨からみぞれ、そして雪もちらつき始めました。路肩にはほんの僅かだけど雪がうっすら積もっているところもありました。道路脇にある温度計の

一番低かった温度は0℃。朝、ではなく昼間でこうなんだもの。スタッドレスに履き替えていてよかったです。

 

畑に今残っている作物は大根や長ネギ、ほうれん草、小松菜、漬菜、そして今回も全部掘り切れなかった里芋。

里芋は本当ならもう全部彫り上げていなくてはいけないのだけど、軽自動車では全部載せられないので泣く泣く諦めて。地面が凍ってしまうほどの冷え込みになる

前にもう一度行って掘りたいと相方は考えていますが、仕事がタイトで。日曜の今日も現場なんです。また疲れからめまいとかひどくならないといいのだけど。

キャベツや白菜は散々な出来だったけれど、これまでで1、2を争う上出来だったのが大根でした。傷みのあるものもいくつかはあったけれど、色白で、かつ

太くて立派。気温が高めだったので、まだ葉も青々としています。例年なら葉はしんなりとして食べられないのだけど、今年は副産物としてしっかり食べて

います。相方は大根葉を炒めたものが大好きなので、せっせと作って常備菜に。子どもの頃は炒め煮ばっかりで好きではなかったけど、義母から教わったこの

大根葉炒めは私も大好物です。あまり料理が得意ではなかった義母ですが、いくつかのレシピは受け継いでいます。

そんな上出来でしかもたくさん出来た大根を、相方は今年も寒干し大根にしました。一部キズが出来て人にあげるにはふさわしくないものをいいとこどりして。

              

このあと少しぶら下げ方を変えたようですが、固めに茹でた大根を串刺しにして。私は切干大根は作りますが、それとは違った食感が面白いんです。寒さの

厳しい畑ならこそ出来るものですね。私も寒くなったから、切干大根作ることにしよう。売っているものよりは太めにカットして。

 

帰宅する少し前、畑周辺も時雨が降ってきて谷あいに虹がかかりました。

                

あまりはっきりしたものではないですが、虹の橋の橋げた部分だけでアールの上のほうは見えませんでした。普通虹は朝とか夕方によく見られるけれど、地形の

関係でここでは時に真夏の昼間にも眼下に虹がかかるのを見ることが出来ます。

 

昨日は花の仕入れや野菜の整理、そして業者さんが排水の詰まりを見に来たりと、いかにも師走らしいバタバタした一日でした。今日もまだ野菜の整理や買い物

など、やること山積み。里芋の根っこを引っこ抜いていたせいで右肩痛が悪化してつらいものがありますが、あまりやり過ぎないように少しずつ片づけたいと

思います。明日は排水の詰まりのその後について、の予定。


採ったあとも忙しい農作業

2024-11-20 08:43:00 | 二拠点生活

二日続けてお休みしたのに、また明日は多分お休みになると思います。午前中は膝の診察とリハビリ、午後は歯科検診の予約が入っているため。

診察前にはCT撮影があって、その結果次第では金属を除去する手術が決まる、かもしれません。年末の忙しいときにやるのは嫌なんだけど。

 

それにしても、急激に寒くなりました。それは畑も同様で、名古屋よりずっと寒い。

一昨日の朝、出発前に高速道路の渋滞状況を確認すると、渋滞マークが。いつも利用する伊勢湾岸道が集中工事で、その時点で13キロ。その後17キロまで延伸。

去年もやっぱりこんな時期に集中工事があって、全部一般道で行ったら4時間かかったという経験をしました。それでなくても秋は日が短いのに・・・・・・

どうせ下道を走るから、と一軒請求書を届けに行き、その後は去年と少し違ったルートで畑まで向かいました。多分少し遠回りにはなったと思うのだけれど、

一部有料道路を使うルートで、かかった時間は4時間弱。寄り道したことを考えたら時間的には短縮出来たかもしれません。

集中工事以外でも突然の事故発生でとんでもないルートを使って畑まで行ったこともありましたっけ。スマホやカーナビがあるのってこういうとき本当に助かります。

時間はかかったものの、道中の紅葉はとてもきれいで。気温が高めだったからか、いつもなら落葉しているだろうと思われるところもまだいくらかは残って

いました。

昨日の帰り道では、紅葉のライトアップに向かう長い車列も。結構な渋滞ぶりでしたが、そんなにいいかな、ライトアップ。私は昼間青空の下で見るほうが

絶対好みなんだけど。

 

今回も収穫オンパレード。特に成長著しかったのが大根で、今年はなかなか色白美人ぞろい。

                 

ざっくりと泥を落としたところ。全部で30本くらい採ったはず。

中には一部傷んだものもあったので、そういうのは左下のように除去。でも食べられる部分のほうが多いからしっかりいただきます。

しかし、まっすぐすんなりと育ったものもあればそうでないものも。中でもこれ、よくこんなにはっきりと叉根になった上に揃って?育っているのもあまり

ないのでは。

                     

なんだかちょっとセクシーなふうに見えなくもない。おまけに左側にもうひとつ、ちっちゃいのがついているじゃないですか。これ、場所を間違えるとより

セクシーを超えてしまいそう。危ない危ない(笑)。

それに私みたいにちんまるなのも。

                  

長く伸びなかった分太さはあるけれど、見た目がね。こういった形のものはスーパーなんかでは滅多にお目にかかれないし、作り手からすればどの子もかわいい。

葉っぱも含めておいしくいただくことにしましょう。

今回はこの大根に小松菜やサツマイモ、里芋を収穫。里芋は全部掘りきれなくてまだ3畝あります。一番寒さに弱い春菊は全部収穫してきました。以前寒さに

やられてほとんど収穫出来なかったことがありましたが、そこは季節外れの高温続きがよかったみたいで、ある程度はちゃんと育ってくれました。

私は鍋に入れるのは好きじゃなくて、サラダで食べるのがほとんど。

寒さに比較的強いほうれん草は、縮みほうれん草にしたいので今回は少しだけ。白菜は苗の時点で失敗したものの、4個くらいは収穫出来ました。あと生長点が

分岐して小さな玉になったものも3つほど。

何かと野菜が高値続きだけれど、これだけ採れると今度は消費するのが悩ましい。これからご近所さんなどに配るための仕分けをしますが、結構時間かかりそう。

いつものリハビリにも出かけたいし、午後は水漏れの様子を見に業者さんがやってきます。どうしてこう忙しい時に用事が重なるんでしょうね。