Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

日帰り夏のお出かけ@敦賀

2024-08-20 09:21:37 | 旅行・お出かけ

起きたとき雨が降っているなんて、いったいどれだけぶりなんだろう。

しっかりとした雨降りの朝。気持ち空気もひんやりとしています。先日雨が降るには降りましたが、猛暑で焼け石に水みたいなものでした。

週間予報を見るとこの先の天気マークは雲と傘が多いです。いよいよ季節の変わり目なのかも。

雨続きは嫌ですが、この夏の猛暑日続きでカラカラの植物たちにとっては文字通り恵みの雨。街路樹のツツジなど、枯れてしまったものもよく見かけます。

我が家のスモモも葉が薄いので、葉の縁がちりちりと焦げたようになったものも出てきていたし、何より毎日の水やりの手間が少し省けるのは助かります。被害が出ない程度の雨で

あってほしいものです。

 

さて昨日、相方と出かけてきたのは福井県敦賀市。

コロナ禍前毎夏、友人たちと越前に遊びに行っていた相方。今年はもう少し近場でと言っていた矢先に私が骨折したため、相方は出かけることを断念しました。

でも夏には一度海に浸からないと、というのが相方のモットー。

何かの折に、友人のひとりが奥さんと一緒に敦賀に釣りに行ったという話になりました。なんでも片道2時間くらいで充分日帰りが出来る海水浴場で、突堤で釣りも出来るところ

なんだとか。

そして道すがらには気比神宮があるけど行ったことはない、というのを聞いて、海はともかく気比神宮には行きたい!と思った私。日帰りで行けるのなら、とお出かけ急遽決定と

なりました。

 

畑に行くような感じで、朝ごはんのおにぎりを持って出発。高速道路を乗り継いで、敦賀のインターを降りるまで約2時間弱。インターのランプを降りるとき、真新しい敦賀駅の

駅舎が見えました。北陸新幹線延伸で新しくなったんですね。走っている新幹線の車両もちらっとだけ見えたような。

まず釣りエサと人間のエサ、じゃない、お昼ごはんのあてをコンビニで調達した後、最初の目的地、気比神宮に向かいました。

駐車場の木陰になるところに車を停めて、正面の大鳥居へ。

                      

パンフレットやHPには「日本三大鳥居のひとつ」とあります。これ、2月に行った淡路島のおのころ島神社の大きな鳥居を調べたときも思ったのですが、いろいろと種類があって

ほぼ必ず挙げられるのが厳島神社の大鳥居だけど、あと2つに関しては諸説あったり。

この気比神宮の大鳥居は重要文化財にも指定されているので、3つのうちのひとつに挙げられても遜色はないと思います。

本殿もかなり立派な造り。

               

私の感想を言うと、お寺より神社のほうがなんとなく厳かさが強い、というか深い感じがするんです。どこの神社でもそうかと言うとそうでもなくて、その地にある気、エネルギーの

強さがそう感じさせるような気がします。お寺でもそうしたものを感じないわけではないものの、神社のほうがよく感じるような。特に清々しさは神社のほうが強いみたい。

参拝後御神印とお守りを頂きました。

                      

お守りは「願守」というもので、いろいろな願いごとを叶えてくれるもの、のよう。

願いごとを絞っていないところと、スリムなこの形のお守りは他ではあまり見かけないこともあって選びました。色も5種類だったかあって少し迷ったけれど、迷ったときは白。

 

気比神宮を後にして、相方のお目当ての鞠山海水浴場へ。

広い駐車場には車はまばら。お盆休みも終わったということもあるし、平日だからとも思うけど、相方いわく「いつも空いている」とか。

                

停めた車から海の方を見たところ。

手前の芝生のところはキャンプ場で、予約制。でもバーベキュー禁止、となっていました。キャンプでバーベキュー禁止されたら、全然楽しくなさそうな気がするけどな。

着いてまず確認したのが、トイレ。なにしろ膝を悪くしたので、和式は絶対無理なのですが、案の定和式ばかり。バリアフリートイレはあるにはあったものの、なんだか使われる

頻度が低そうなこともあって、使う気にもなれません。

薄曇りから薄日が時折差す程度の天気で、風も強め。暑いけれど耐えられないほどではないので、トイレにもそれほど行きたくならなかったからその点はOKでした。

相方がちょっと海に浸かりに行ったり釣りをしている間、私は車のドアをほぼ全開にして数独を楽しみました。途中道路の温度計は33~34℃くらいだったけれど、風のおかげで

苦痛もなく1時間半ほど過ごしていると、正午を知らせるのんびりとした「われは海の子」のメロディーが。そんな頃相方も釣りを終えて戻ってきました。

今回持っていった竿は新品で、買ったのは確か一昨年。それから使うことなく、今回ようやく日の目を見ることが出来ました。

初回に坊主だったらと思っていたみたいだけど、小さいものばかりながら十数尾釣れたようです。一番大きいので、手のひらに2尾くらいの超スモールサイズ。

相方が腸を出したものを全部煮魚にして、彼が全部平らげました。もっと大きければ塩焼きとか考えるけど、手のひらサイズ未満じゃね。

 

車でお昼を済ませたあと、最後に日本海おさかな街へ。

広い店内に何軒もの魚関係のものを売っている店が入っているところだけれど、入った瞬間、元店舗だったところが休憩スペースになっているのが目につきました。

相方いわく、前に来た時よりより空きスペースが増えたみたいです。

出来た当初はとてもにぎわっていたようですが、愛知県にある同じような施設もそんな感じで、だんだんと衰退しているんですよね。なんとなくお店のひとの呼びかけの声も

ワンパターンで活気に欠ける感じがするし、似たようなものが並んだ店ばかりで、これと言って食べたい!と思えなかった。お昼食べたあとだったので尚更だったかも。

買い物をしているより、中で食事をしている人のほうが多かったみたい。お昼時でもあったからでしょう。知っていたら私もコンビニじゃなくこっちで食べたかったな。

でも相方の釣りがどれくらい時間がかかるか読めなかったので、また次行くことがあったらの楽しみに。

店全体を見て、買うならやっぱりこれかな、と思ったのが

                

焼きサバ。大きさによって数種類あるけれど、これが一番焼き色がおいしそうに見えたので。税込1600円。

前に相方が買って来たときには生のショウガがついていたけれど、今回はショウガ醤油たれでした。

我が家にある一番大きい皿にのせてもこの状態。測ったら頭の先から尻尾まで32.5センチ。もちろん一度に食べきれず今朝残りを食べたけれど、脂たっぷりで美味しかった。

お店が何軒もある中、焼きサバを売っているのは1軒だけ。炭火で焼いているので余分な脂が落ちてほどより加減。健康のことを考えると、せっかくのDHAやEPAを捨てているような

ものだけど。

ただこの焼きサバを食べる少し前の夕方、私はかなり激しくお腹を壊しまして。もう食べられないかと思いましたが、全部出し切ったのか、なんとか収まって焼きサバも美味しく

食べられました。何かに中ったというよりは、帰宅して冷たいものをたくさん飲んだりおやつを食べたのがいけなかったみたいです。

 

今朝は名古屋も22.3℃で、こちらも続いていた熱帯夜が解消した朝でしたが、雨がやんできてまた少しずつムシっとしてきました。明日はまた猛暑日熱帯夜が復活するらしい。

昨日は一日遊んだし、少しでも気温が低い今日のうちに体を動かすことをしたいと思います。もちろん、家の中で。


ロケ地訪問が主目的ではなくて

2024-05-10 05:29:47 | 旅行・お出かけ

昨夜はあまりに寒いので、エアコンをつけてしまいました。もう暖房で使うことはないと思っていたのに。

こう寒暖差が激しいと体調を崩しかねません。現にちょっと咳が出たりするんです。喉がむず痒い感じがして出るものなので、気管支からのしんどいものではありませんが、気をつけ

なければ。

 

さて昨日午前中、朝ドラ「虎に翼」のロケ地になった鶴舞公園まで行ってきました。名鉄とJRを乗り継ぎましたが、待ち時間が行きも帰りもほとんどなく効率よく行くことが出来ました。

入口からまっすぐ進むと、前方にドラマにも出てきた噴水が。

               

水しぶきが風に舞っていましたね。ドラマで使われたアングルはこんな感じだったでしょうか。

              

余計なものは消したり、奥に裁判所として使われた市政資料館を加えたりして、いろいろと加工したのでしょうね。帰り際にはここで結婚写真の前撮り撮影もしていましたが、なかなか

雰囲気がいいんです。奥の建物は名古屋市公会堂で、PTAの役員をしていたときここで大会などがあったし、息子の高校が名古屋市立だったので文化祭をここでやったような記憶です。

古めかしい雰囲気はいいんですが、座席の前後左右が狭くて座っていてかなり苦痛だったことを思い出します。

この噴水のすぐ横にあるのがバラ園で、今回はここのバラを観るのが主目的でした。

              

写真ではよくわからないですが、かなりたくさんの人が来ていましたし、近隣の小学校の校外学習や保育園児たちなどもいて結構賑やか。小型犬などを連れたグループが、フリフリの

服を着せた愛犬とバラと一緒に撮影、なんてのも見かけたし、地元のテレビ局のカメラも来ていましたっけ。

肝心のバラですが、色もきれいだけれど香りがとてもよくて!マスク越しでもわかるほどの香りのものもあって、とても幸せな気分。

               

                           

                       

                        

                          

もう終わりに近いものもありましたが、まだ蕾でこれから、というものもたくさん。でも今週が一番見頃かもしれません。

あの噴水の他にもこんな場所がありました。

                        

これの存在はあまり知らなかったな。奏楽堂だそうです。弦楽四重奏なんかやると似合いそう。

こんな洋風なものもあれば、池のある和風庭園もあったりします。

               

この奥の菖蒲池では花菖蒲も咲いていました。

               

                    

咲いてはいましたが、以前見たときより花が少なくて。これからまだ咲いてくるのか、それとももう終わってきているのか。

残念なことに、先ほどマップを確認したら紫陽花の散歩道というを見つけました。早咲きのものはもう咲いていたかもしれないので、足を延ばせばよかったな。まあでもこれからが

季節だから、また行ってみることにしましょう。

散策するにはちょうどよい天気。こんなに近くにいい場所があるんだもの、もっとまめに出かけなくては。

 

これから畑へ行ってきます。明日はお休みします。


ランチのために片道1時間かけて

2024-04-10 08:48:34 | 旅行・お出かけ

ひんやりとした朝は久しぶり。3月中旬くらいの冷え込みになるということだったけれど、一度暖かさを経験したあとには冬のような寒さに感じられます。

そして今日はエイプリルフールか?と思えるようなニュースが。ドラゴンズが1位、って、マジで?

昨夜の試合前、首位攻防戦だってことは知っていたし勝ったことも知っていたけれど、改めて首位とラジオから流れるのを聞いたらすごく不思議な気分でした。なにしろ2年連続最下位で

その前もくすぶった成績だったもの。

オープン戦も1位でしたが、シーズンに入ったらまたダメになるんじゃないか、なんて思っていたのですがうれしい誤算。このままAクラスにとどまり続けて欲しいですね。なんて

たって、辰年なので。

 

さて、昨日。相方にランチをおごってもらいました。場所は知多半島の先端近くの魚魚魚というお店。今回で2度目の訪問です。

正確に言うと3度目ではあるのですが、一番初めのときには臨時休業だったんですよ。そのときの残念感といったらありませんでした。

前回は相方はお目当ての海鮮丼、私が具沢山天丼にしましたが、そのときの私の天丼を見て「次はそれにする」と言っていた相方。

なのに、メニューを見て気が変わってしまって、魚魚ランチというのにしたんです。するとお運びのおねえさんが

「今日はトロアジの干物とブリカマと選べますよ」とひと言。そこでブリカマをチョイスするとおねえさん「そっちのほうがお得でいいですよ」なんておっしゃる。ついでに

「新物のワカメの小鉢が150円でつけられますけど」。う~ん、おすすめ上手な。ワカメ好きなんで1つ追加しちゃいました。でもこれがいけなかったんです・・・

そして私もちょっと悩んだ末、穴子天丼に。海鮮丼も食べたいんですけど、前回相方が頼んだのを見たら絶対食べきれない自信があると確信したので。

家からお店まで片道約1時間。その間にお腹が空いたなぁと思っていました。なのでまずワカメの小鉢が運ばれてきたとき、思わず手が出て。甘い味噌(酢味噌だったかも)がかかって

いて、わさび醬油で食べたかったなと思いつつ、でもおいしかった。これも春の味。

相方のブリカマを焼くのにきっと時間がかかるだろうから天丼のほうが先にやって来ると思い込んでいたら、意に反して相方のランチのほうが先にやってきました。ブリカマがとても

立派な大きさで驚き。

ブリカマの他に、鯛とサワラのお刺身に鯛のフライ、ってあまり聞かないな。後で感想を聞いたら特に可もなく不可もなくだったようです。それに味噌汁と茶碗蒸し。

そして相方が先に食べ始めてもなかなか私の天丼が登場しなくて。その間にワカメの小鉢はほぼ空になっていました。そのうち天丼がやってきてようやくご対面。

                  

大きな穴子の天ぷらが半分に切ってのっていました。切ってなかったら丼からかなりはみ出ていたはず。穴子の他にサツマイモとカボチャ、そしてししとうの天ぷらがのっていて、

まず野菜の天ぷらから先に。好きなものは後で食べるタイプなので。

ところがですよ、ようやく穴子をおいしく食べ始めて二口三口くらいになったら、急にお腹いっぱいになってきたんです。え?まだここからが本番なのに!?

結局私は穴子天の半分くらいしか食べられずギブアップ。残りの穴子とごはんの一部は相方に食べてもらいましたが、う~ん、今思ってもとても悔しい・・・・・・

多分初めにワカメを食べたことや運ばれてくるまで時間が経って満腹中枢が働いてしまったから、なんではないかしら。

そしてもっと悔しいのは、半分くらいしか食べられなかったのに体重が増えていたこと。完食してなら納得するけど。

 

食事を終えて店の外に出ると、裏には三河湾が。大潮の、そしてちょうど干潮の時刻ということで潮がかなり引いていました。強い風に乗って潮の香りも漂って。

海を見るのはこの前の淡路島のとき以来でしたが、そのときは海岸近くまでは行っていないので潮の香りは感じませんでした。海の色も違うのは、ここが湾のなかだからかも。

雨上がりの強風が吹いていて、とても「春の海 ひねもすのたり」なんてイメージじゃありませんでした。ユーミンじゃないけど潮風にちぎれて飛び散りそうなくらい。

他にはどこにも立ち寄らず、本当にランチだけのためにわざわざ出かけましたけど、道中桜や菜の花、そして新緑の芽生えのきれいな景色も眺められて、よいドライブではありました。

このお店のすぐ隣?にはもう少し規模の大きなお店もあるのだけれど、そっちよりコスパがかなりいいと思うんです。きっとまた魚料理が食べたくなったら出かけるでしょうね。

そうそう、コスパのことですが、相方のランチ。ブリカマだったから2200円は納得のいく値段ではあったけれど、トロアジ、つまり脂ののったアジの干物だったらそこまで思わない

かもしれないと、お土産コーナーを見て思いました。売っていた干物は市販のそれと違いがよくわからなかったので。実食していないのであくまで想像の話。

 


昔のおでかけ、今のおでかけ

2024-03-30 08:48:10 | 旅行・お出かけ

昨日は暖かい、を通り越して暑いくらいな気温になりました。イオンモールへ娘たちと出かけましたが、駅からモールまで歩いているだけでうっすら汗ばむほど。

スプリングコートを着てきたことを軽く後悔。脱ぐと荷物になるしと羽織った状態でいて、ふとバッグに扇子を入れていたことを思い出しました。

冬でも暖房が効きすぎて昨日のように汗ばむことがあるので(太っているからかも)、扇子は年中持ち歩いているんです。それも男物で少し大きめ。独身時代から使っているもので

よく見れば紙の部分にぽつぽつとシミが出来かけてはいますが、風を作るには影響なし。当時1500円くらいだったんじゃないかな。まだ消費税もなかった頃の話。

 

春休みということもあって、モールのなかは時間が経過するにつれてどんどんと人が多くなってきました。

早めにお昼にしようと11時半くらいにフードコートへ行くと、席がほぼ埋まった状態。これはちょっとすぐに食べられないし、それにやかまし過ぎるということで、別フロアの

星乃珈琲店へ。まだ席も空いていたしうんと静かだったのでかえってよかったです。

近くに住む息子に、仕事が休みだったらと娘が連絡すると、お昼を食べ終える頃にやってきて1時間ほど一緒にいました。

娘がスーツ選びに出ていた間、息子と孫と3人で書店の絵本コーナーで一緒に立ち読みを楽しんで。久しぶりに絵本コーナーなんか行ったけど、面白い本いっぱいで!でも絵本くらい

借りてくれば済むものもない、なんて言ったらいけないかな。

私の目的だった孫の服を買う話は、今は充分服はあるので、買ってもらえるならこれを、と見せられたのが通販サイトのウインドブレーカー。

ちょっとは選ぶ楽しみも欲しかったけどなぁと思いつつも、まあ親だから正直なリクエストが出来るというものだし、と切り替えて。先ほど購入手続きをしました。

 

娘や息子が小さかったとき、私の両親と子どもたちは一緒にどこかへ出かけたことはほとんどありませんでした。今思うとちょっと残念でしたね。

同居していた義父母とはわりと一緒に出かけていました。今ほどショッピングモールがたくさんある時代ではなかったし、私もまだ免許を持っていなかったので、公共交通で行ける

デパートがほとんど。それも松坂屋か名鉄百貨店か。

昔の名古屋人にとって、デパートと言えば松坂屋でした。松坂屋のある栄地区に住んでいた友人のお母さんは、普段食料品を買いに行っていた丸栄(今はありません)にはエプロンと

つっかけサンダルで行くけれど、松坂屋は1枚(服を)替えるというエピソードを今でも覚えています。それくらい松坂屋は特別だったんですね。

松坂屋へ行くと屋上のゲームで遊んでお昼は食堂で、というパターンが出来上がっていました。

名鉄百貨店では屋上であまり遊ばせた記憶はありませんが、当時一階の一部に系列のホテルのラウンジがあって、そこでお茶をするのが楽しみでした。

子どもたちにケーキを頼むと、その日のケーキを何種類かワゴンに載せて席まで運んできてもらえるのが、親の私にもちょっと特別感がありました。

今はそうした特別感をあまり感じられなくなっているような気がします。昔より生活レベルが上がったからかもしれないけれど、なんだか少しつまらないような気もする。

ちなみに、孫娘にとって昨日一番よかったのは、星乃珈琲店でお昼を食べたことだったそう。って、案外チープなことだったんだな。

 

たまにしか行かないけれど、今でもデパートへ来ている年配女性はちゃんとおしゃれしている人が多いような気がします。そんなふうにおでかけのとき、ちょっときれいにして

出かけようという心映えは好ましいなと思いますね。

翻って我が身を見ると、う~ん、さすがにワンマイルウェアより少しはましだがなぁ、程度で非常に残念。もっと身ぎれいな諸先輩を見習わなくては。


旅はオリジナルが楽しい:伊弉諾神宮とおのころ島神社

2024-03-02 09:11:14 | 旅行・お出かけ

淡路島の旅の話もそろそろネタ切れ、と言いますか、訪れた場所がそれほどたくさんあるわけではないのでね。

なんでも淡路島は日本の国の始まりの地、と古事記に記されているそうで、今回の旅の目的地に国を創ったとされる伊弉諾・伊弉冉を祀る伊弉諾神宮を入れていました。

その伊弉諾神宮の前に、初日うず潮クルーズの後チェックインまで時間があったので、比較的近くにあるおのころ島神社へ行くことにしました。

こちらも伊弉諾尊を祀る神社なんですが、目的地が近づくと遠くからでもとても目立つ赤い大きな鳥居がでんっ!とそびえたっていました。日本三大鳥居のひとつなんだそうです。

とここで、他はどこなのかと気になって検索したら、木造とか石造とかで数種類ありました。おのころ島神社は日本三大「大」鳥居のひとつに入っていて、他ふたつは平安神宮と

厳島神社。厳島神社の鳥居は、日本三鳥居、日本木造三大鳥居、日本三大大鳥居の3つにランクインしていて、さすが世界遺産と思いましたね。建っているのが海だし。

実は厳島神社に行ったことがないんです。名古屋地区では公立高校の修学旅行先が広島・山口というのが我々世代ではポピュラーだったんですが、なぜか私が行っていた高校は

奈良、だったんです。でも当時としては珍しいグループ行動で、しかも私服。自分たちで計画を立てて行動するというもので、この修学旅行で仏像などが好きになりましたね。

さて話をおのころ島神社に戻しましょう。

大きな赤い鳥居が目立つわりにお社は結構小ぢんまりで、古い感じがよくある氏神さんとはちょっと違うかな?と思う程度。奥には八百万神社という小さな社がありました。

そしておや?と思ったのが「御神木」と書いた立て札。でも札はあってもそれらしい御神木が見当たらない・・・と思ったら、お社の隣にある建物の中に古い枯れた木が横たわって

いました。HPを見てもいつ頃こんな状態になったのかは書いてありませんでした。

 

当初から目的地としていた伊弉諾神宮へは二日目、大塚国際美術館から淡路島へ戻って淡路島バーガーでお昼を済ませたあと、サンセットラインという島の西側の道路を走って北上。

海が見える気持ちのよいドライブを楽しみました。この道路、買った地図に小さな文字で「交通量が少なく快適なドライブ」なんて書いてあったので、試しに走ってみたもの。

こういうことはカーナビでは教えてくれませんからね。こうしたちょっとした情報が手に入るので、地図を買って正解だったと思いました。

神宮、とあるだけあって、おのころ島神社と比べると格段に立派な感じ。兵庫県で神宮はここだけのようです。

                      

                     

最近、神社のしめ縄に化学繊維で出来たやたら黄色いものを見かけることがあります。丈夫だとか藁が手に入りにくいとか、理由はあるのでしょうけど、やっぱりしめ縄は藁で

なくては、と思いますね。清々しさが違うもの。

写真には撮りませんでしたが、ここには大きな夫婦大楠がありました。元は2本の楠が根元でひとつになったもので、いかにも御神木らしい。

ここにある摂社に面白い名前のものがありました。左右神社で、御祭神は天照大神と月讀尊で、伊弉諾尊が左目を洗ったときに生まれたのが天照大神、右目を洗ったときに生まれた

のが月讀尊でこのふたりの神を祀っているようです。

きちんと読んだことはないけれど、古事記に出てくる神々の話ってなんだかおもしろいですね。超人的なところ、例えばさっき書いたように目を洗ったら子どもの神が生まれたような

こともあれば、神なのに死んでしまったり。そういえば伊弉冉はゾンビみたいになって伊弉諾を追いかけてきたのだっけ。神だったのに死んだらホラー映画みたいになるなんて。

どちらも御朱印をいただいてきましたが、伊弉諾神宮ではどこで御朱印を受けられるかの案内が全くなかったんです。そういうところはちょっと不親切だなとは思いました。

 

片道4時間以上のドライブは強風や事故渋滞もあって、なかなかしんどいものでした。運転は相方が担当でしたけど、私も慣れない道を間違えないように気を張っていたし、座って

同じ姿勢が長く腕をあまり動かせなかったからか、右肩の痛みが悪化しました。

それでも楽しい思いのほうがずっと強い。またどこかへ出かけなくちゃ。今度はもう少し近場でね。