Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

本当の引っ越しなんて無理、かもしれない

2021-09-21 05:55:12 | 暮らしのあれこれ

世の中にはよく転居する人と、同じところにずっと住み続ける人と、2種類の人種がいるように思えますが、相方と私は後者。特に相方は生まれてからずっと

(今住んでいる家が出来る前を除く)この土地で暮らしています。

私のほうは、一時的に実家のお向かいの2階部分で姉と生活していた時期が2~3年ありましたが、その他は実家と今住んでいる家の2か所のみ。

畑の家は別宅(別荘ではなくて)で、常に住んでいるわけではないから、転勤族などに比べたら移動はないと言ってもいい。結婚前も結婚後も名古屋市内だし。

引っ越しが多い人は多分引っ越し慣れしていて、ものをそれほど増やそうとは思わないでしょうし、ものの要不要の判断もきっと速いでしょうけど、今回寝室の

クローゼットとチェストを処分するにあたって、完全に引っ越しするわけでもないのに、なんだかものすごく疲れました。

引っ越しどころか、部屋の模様替えですらそれほど頻繁にするほうではないので、余計にそう思うのかもしれませんね。

これがもし、模様替えが趣味!みたいな人なら、家具のひとつやふたつ処分するなんてへの河童なんじゃないかしら。

かえって、丸ごと引っ越すほうがいいのかもしれません。

 

回収業者にお願いしての搬出でしたが、狭いところを通ってもらわなくてはならなかったので、障害になるようなものを移動させたらものすごい埃やらゴキブリの

死骸やら出てきて、ものをひとつ移動させるのに、いったいどれだけ手間かかんねん!!??状態でした。

ええかっこしぃの私なので、いくら業者さんとはいえ、他人にあまりひどい状態(って、それがいつものことなのに:苦笑)を見せるのは・・・という変な

プライドがあったりするので、いつもなら大掃除でも手をつけないようなところも掃除しましたよ。

してみるとやっぱり、家に人を呼ぶということは、家の中を整えるのにはいいように思えますね。コロナ禍なので、今は自粛するしかありませんけど。

参考までに、私が頼んだ業者に支払ったのは税込12980円。若いおにいさんふたり(うちひとりは外国人)で、30分で作業終了。ざっくりだけれど掃除をした

形跡はありましたが当然充分ではないので、自分で掃除機をかける必要あり。最初に電話で問い合わせなどしたときの対応も、作業員のおにいさんふたりも

言葉遣い、態度ともよかったです。今はちょっとでもよくないとすぐネットで叩かれますからね。

 

ものの移動はあっさりすぎるほど簡単に終わりましたが、その前後に自分がしなければならないことが多くて疲れますね。まだ私の傍らには、なんとか

しなければならない服もあれば、別の場所にこの前移動させた本棚と本が山積み。今日はこれらをなんとかしなくては。

一番問題なのは服で、ちょっとした誤算もあったりしたので、うまく収納出来るか難しい。もう少し断捨離が必要になりそうです。

大物家具がなくなって、ずっと過ごしてきた部屋なのになんだか別の場所みたいでまだ見慣れませんが、長年の懸案事項が片づいたあとの気分は爽快、というより

やれやれほっと、と言ったところです。

 

昨日の朝、何かの折にYouTubeを観ていたら、柴犬を飼っているお宅の動画があったのでつい観てしまいました。最後に飼っていたのが柴犬だったし、和犬が

好きなのでどうしても見ちゃうんです。

おしゃれな今どきの家・・・ではまったくなくて、まるで我が家か?と思えるほど玄関から居間など、あらゆるところにものがいっぱい。

私だったら、こんな状態の家の動画は載せないと思うけれど、でもどこか安心するというか。

よくある片づけ本や暮らし方の本に載っているようなおしゃれな家には憧れますが、少々息が詰まりそうにも思えます。見た目はともかく、住んでいるひとが

快適ならばそれでOK。

 

大物家具2つを処分して一時的にすっきりした空間が生まれはしたものの、そのままではやっぱり暮らしにくい。

すっきりかつ暮らし良いのが一番だとは思うけど、なかなかそうもいきません。

朝、寝室で着替える習慣になっているので、服はどうしてもそこに置きたい。

なるべく邪魔にならず、かつ使いやすくするような状態に早く整えて、それに慣れなければ。慣れないと無駄に時間がかかりますから。

それにしても、真夏でもないのにこんなに体力がいるんだもの。本当に引っ越しを考えなければならなくなったら、夏だけは避けたいですね。