ささゆり日記

猫、絵手紙、トールペイント等等日々の出来事を綴っていきます。

不公平

2006-03-25 21:37:42 | 子供たちのこと
反省なのですが・・・

受験前からずっと私の気持ちは
長女の方にばかりいっていました。
主人に何度か注意された事もあったのですが
受験が終わるまではしかたない
と自分で納得していました。
ところが受験が終わっても
今度は新生活の準備に膨大な書類の山。
しかも一緒に居られるのは今だけと思うので
またしても長女にかかりっきりでした。

そして一昨日、二人共がそれぞれ友達と遊びに行き
同じくらいの時間の上りと下りの列車で帰ってきました。
長女は駅まで送って行ったので迎えに行ってやり
次女は自転車で行ったので自分で帰ってきました。

その日私は頭痛がひどかったので
食事の用意だけして
「後片付けはしておいてな」
と言って先にお風呂に入りました。
お風呂からあがる頃二人とも片づけが終わって
ちょうど2階に上がる所でした。
次女が腰を曲げておばあさんのように歩いています。
あの子の悪いクセでよく腰を曲げて歩くのです。
猫背になったらカッコ悪いのでいつも注意するのですが
この日は頭痛で気分が悪かったので
つい「いつもいつも腰を曲げて歩いて、何度言ったら分かるの!」
とバシッと背中を叩いて叱ってしまいました。
「おなかが痛いんやわ!」と
次女は怒って階段を駆け上がりました。
悪い事をしたなと思ったので
2階に上がってから次女に謝りました。
次女は泣きながら
「おなか痛いのに最後まで片付けたのに。
 迎えに来てくれなくても文句言わんかったのに。」
と怒っています。
「迎えってアンタは自転車で行ったやん」
と私が言い訳をしていると
ダンナが一言
「お姉ちゃんばっかり至れり尽くせりしてやって
 不公平に対する抗議や。」

そんなこと言ったって・・・
言い訳しようと思いましたが
そう言われたらそうです。
とにかく次女に叱った事を謝りたおしました。
「もうええわ
 それより頭は大丈夫なん?」

良かった。
許してくれました。



姉妹同じように可愛いし
同じように接しているつもりでも
不公平になってしまっていることがあります。
受験前から長い間私は
ずっとそうだったのだと思います。
次女にとって長女の大学合格は嬉しいことであっても
どこか複雑な思いもあるのかもしれません。
みんなの注目が長女にいってしまうのはしかたないとしても
母親までがお姉ちゃんの方ばかり向いて
自分のことはほおりっぱなしだと感じ
さみしかったんだと思います。

今日は次女の高校から成績表が送られてきたので
一杯褒めてやりました。
満面の笑顔でご機嫌でした。


いつも子育ては反省の繰り返しですね。
これからは気をつけなくっちゃと自分に言い聞かせています。
まだまだ半人前の母親です。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする