入院記録 その1

2018年01月11日 | Weblog
昨年、11月末に手術をして12月初旬まで入院していました

事の発端は11月中旬の定期検診でした

もともと婦人科はあまり調子がよくないので半年ごとに診てもらっているのですが
半年前に何もなかったはずが、今回卵巣嚢胞が見つかりました

エコーを見ていた先生が「子宮筋腫よりも卵巣の大きさが気になるんだけど!」
って、カーテンを開けて私にも画面を見せてくれたのですが
本当に半年でこんなになったのか?!直径10センチ?!!

こんなに大きくて痛みない?って聞かれて、そういえば夏くらいから右下っ腹がしくしく
痛むしここのところ痛みが長く続いたりしているな
自分では数年前に散らした虫垂炎がまた?とどきどきしてたんだけど
卵巣は全く頭になかった!

このときは「また数週間後に診ますね」で終わったのですが、
こんな悪いものがお腹にあると思うと痛みが気になる一方で
「お腹痛いんだよー」と同僚の先生に話すとカルテを見てくれて
婦人科の腫瘍専門の先生に相談してくれた

その数日後その先生の診察を受けたら
先生:「これは手術のレベルなので、その前提でこれからいろいろ検査受けてもらいます」
私:「え、手術?!それ決定?」
先生:「うん、決定。だって取らないと痛いのなくならないし、まだわからないけどがんの可能性も否定できないから。取って調べないとそれもわからないし」

数日後、検査結果が出そろってまた外来に呼ばれ・・・
先生:「検査の結果から概ねがんではないと思うから大事には至らないけど、大きさがこれだと痛いよね?けっこう痛むでしょ?」
私:「痛いです。我慢できないほどってことはないですけど常に鈍痛がある感じで」
先生:「ですよねー。おなかの中にこんな不要な物を長く置いておくのはよくないので早めに取ってしまいたいですね。たとえば来週手術とか」
私:「え、来週?!」←手術はせいぜい年明けと思っていたので焦る
先生:「早い方がいいでしょ?ずっと痛いの嫌でしょうし。
えっと・・・(スケジュール帳を見ながら)、あ!今日これからとかどうです?僕も手が空いてるし。オペ室どうだろ?あ、空いてる空いてる!今日やらない?仕事は大丈夫?」
私:「は?今日、これから?!」
先生:「朝ごはん何時に食べた?麻酔するから絶食時間が必要で、とりあえず昼ご飯食べないで。これから緊急入院&緊急オペ入れちゃうから。あ、入院前検査やってないね。これから回ってきてー」

マジ?こんな気軽に、しかも決めた当日に手術なんてあり?
これからご飯食べに行かない?と同じようなノリだけどいいのかー?!

先生があれこれ手続してる間に私は心電図、レントゲン、採血を受けて
診察室に戻ると、手首に患者ストラップを巻かれて入院手続き完了・・・

って、自分は入院の準備何にもしてないんですけどーーー!!

先生:「誰か身内の人すぐに来られる?手術の説明しないといけないからなるべく早く来てもらってー。手術は15時半からね」
ってあと数時間後じゃん!

T君は遠すぎてこられないし、ここは母しかいない!
電話で入院になったから入院グッズ持ってきて、手術の説明があるからなるべく早く来てと伝え、
自分も医局に戻って、今日から入院でこれから手術だからしばらく休むと
本人が元気にこんなこと言って、全く重大さが感じられないと思いながら
病棟に向かいました

こんな入院方法あるか?!

イマイチ実感がないまま病室で待機
病室も4人部屋が空いてないからちょっと料金高いけど2人部屋でって言われたけど
結局私しかいないから実質1人部屋だった(ラッキー!)

入院の書類書いたり、麻酔の説明聞いたりしてるうちに母到着
母にも書類を書いてもらっていたら、先生が呼びに来て手術の説明となった

長くなるので続きます