第69回初島熱海間団体競泳大会参戦記 1

2016年08月10日 | Weblog
いよいよこの夏一番の大会がやってきました。

初島熱海間の12キロを泳いで渡る遠泳大会!
熱海市を挙げての伝統ある行事で、OWスイマーにも人気が高い大会です。
ただ、誰でも出られるというわけじゃなく、チームの特色やこの大会にかける情熱を
エントリー用紙に書き込み、その書類選考の上に出場が認められた30チームしか出られない
狭き門の大会。

チームと書きましたが、この大会のルールは

指揮官1人と泳者3人でチームを構成すること。
泳者3人は10メートル以内で泳ぐこと。
3人が全員完泳しなければ失格。
4時間以内にゴールしないと失格。

てな感じで3人が全員12キロ泳ぐけど完全にチーム選です。

船に乗るのは指揮官の他に、泳者を助けるサポーター。
給水だったり応援や指示を出してくれたりするとても重要な役割なのですが、
私たちは幸いにもマスターズの近しい仲間たちがサポーターとして乗ってくれることになり
最強の女子軍団となりました。

朝、熱海のサンモレ公園に集合、点呼の後、みんなで定期船へ乗り込み初島へ向かいます。





この辺りではまだみんな気楽なもんです。


30分で初島に到着

港できれいな魚たちに出会えます。



リゾートと言われているけど、のんびりした漁港の雰囲気。

坂を上がったところにある小学校の体育館が待機場所になります。

そこでもう一度点呼があってそこからチームごと準備にかかります。
給水のペットボトルにひもを巻いたり、ゼリーや飲み物を休憩ごと、
どの順番で投げてもらうかをサポーターと確認。


船番を腕に書きます。

着いてから1時間くらい経って、まず指揮者とサポーターが船に乗り込みます。


船上、楽しそうだな!

その間泳者はまだ休憩。ご飯食べたり体操したり、集合まで30分くらいになると
ピリピリした雰囲気が漂い始めます。
私は思った以上に緊張感なく、直前までいろいろ食べて待ってました。

スタートの15分前に港に集合し、最終点呼。
スタートまでは荷物を預けたら特にすることもないので、ちょっと水につかったり
しながら待ちます。

スタート前最後の写真

数分前から号令がかかり、10秒前からカウントダウン。
ピストルと同時に沖に浮かぶ仲間の乗った船に向かって泳ぎます。

いよいよ12キロの長旅の始まりです。

続く