一年に一度

2006年06月23日 | Weblog
6月は高校の時仲良かったグループで集まることにしています。誰からともなく「もうすぐ6月だけど、どうする?」と連絡が来ます。
今年も例外なく連絡がまわって来て、みんなで会いました。これの為にはみんな必ず予定を空けるという暗黙の了解があるような感じです。そして行く場所は・・・お寺。

仲良しの一人が7年前になくなってから毎年、命日近くの休日に集まってお寺に会いに行くことにしているのです。一昨年までは自宅におじゃましていたのですが、昨年の7回忌からはお寺に会いに行くことにしました。
もちろん、ご両親にもお寺に来ていただいて顔を合わせます。
毎年思うのですが、年に一度自分の子供の友達に会うたびに、生きていたらどうなっていただろうと想像するでしょう?!それって辛くはないのかなと。
思い出話が何よりも供養になると、ご両親はおっしゃっていますが、私たちと会うたびに鮮明に子供の姿を思い出してしまうのではないかと思うと、会わない方がいいんじゃないかと思ったりもします。でも自分の子供のように私たちをいつも出迎えてくれるし、私たちの近況報告を楽しみにしているようだから、このままでいいのかな、と思っています。
「お墓を建てると、私たちに会わずにお参りだけして帰ってしまうようになるからイヤ」と言っていたしね。私たちだって、天国の友達に毎年引き合わされている感じがしています。一年にいちど高校卒業の時に言ってた「ずっと仲間でいよう」って約束は、果たされること間違いないね