タブラ奏者 池田絢子の日記。

タブラ奏者・池田絢子の日記です。

Twitter。つぶやいたり、つぶやかなかったり。

ちかごろ気になったもの、いろいろ。

2016-01-31 | インドの日記 
ちかごろ、この街で気になったもの、いろいろ。



【 路上にて 】




路上ハチミツ売り。
生きてる蜂付き。 
気になる、もろもろの不純物。




【 駅のホームにて 】




女性専用車両の表示。
サリー着てんのなー。 かわいいなー。




【 デパートにて 】




グッドタイムおじさん。
思わぬところで、母国語。




【 散歩道にて 】




住宅と樹木の、すてきな融合。
なにがあったの この家。




【 下宿にて 】




毎日、勝手に あがりこんで来て、勝手に くつろいでゐる。

風邪ひいてんし。

2016-01-26 | インドの日記 
ドーバーレーン 初日の22日、わたくしの身体に うすら風邪の諸症状が。

まずいお。

ひとまず、23日の しぶじと ぐるじの演奏は健康体で乗り切らなくてはと思い、
22日のコウシキたんを観るのを諦めて、体力温存。



そんで、アレ。

23日昼は、ムンバイからやってきた さぶクマール新井と、一緒にめし。




あー この子、半袖着ておるな健康だなムンバイはさぞかし暖かいのだろな・・・と思いながら、めし。

この日のわたくし、意外と体調が良かったもんで
「こりゃ今日のドーバーレーン余裕だわいな」と思い、夜 会場へ向かう。


ぐるじが電話で、

 「アヨコ(わたくしのことです)、20時に出演者用ゲートの前で待ってなされ」

と言ったもんですから、わたくしは20時前からゲート前で待機。
夜になったらば、やっぱし結構寒い。

そんでまあ、アレ。

この街で、待ち合わせの お時間が守られる事は ほぼ無いもんで、
ぐるじが会場に着いたのは21時。


うむ。


明日のわたくし、風邪決定。

と、思いながら、ステージのセッティングをして客席へ。




しぶじは、変わらずのキラキラっぷりでございました。
ぐるじは、ちかごろ鬼みたいに叩くなー。




翌日24日、わたくしは予想通りの大風邪っぷり。

こんな事もあろうかと、日本から粉末ポカリを持ってきてよかったよかったなー。
この街にもポカリ的なものがあるけんど、うすらまずいんだお。

これ。




なんてゆうか、くそうございます。

なんだろなー。
岩塩的な?アレで、硫黄くそうございます。


日本のポカリうめーな。
とか思いながら、丸二日間ベッドで泥みたいになって過ごす。



うむ。



今年はなんか、失敗したなー。
体調管理がアレだったなー。

ドーバーレーン4日間で、しぶじとぐるじしか観てないし。
今日は熱下がったけんど、具合がアレだし。


なんかもう、いろいろ失敗。






はい。






本日の、この街の あの猫。





類い稀なる、頭部の でかみ。

雨だ雨だ。

2016-01-21 | インドの日記 
昨日、めずらしく雨が降ったお。




雨が降ると、たいへん。


この街は もれなく道がボコボコだもんで、あっちこっち水たまりだらけ。
普通に歩いてるだけで足がどろどろになるから、たいへん。

さらに、歩いてる すぐ横っちょをバスやらオートが ぶっとばしてくもんで、
いろいろ ひっかぶって どろどろになるもんで、たいへん。

そんで、とても寒い。


というアレだもんで、
『今日は家から一歩も出ないぜ俺絶対に』 と心に決めた瞬間、ぐるじから電話が。


  アヨコー。 (※注1)
  今からドーバーレーン事務所に行って。
  そんで、VIP席のチケット20枚ぶんどってきてアリゴト。
 (※注2)


と。


(※注1)  アヨコ、は わたくしの呼び名。 
(※注2)  アリゴト ⇒ ありがとう  (日本語を使ってみた、ぐるじ)  



ということで、アレ。

毎年恒例ミッション
【 ドーバーレーンのVIP席チケットを、なんとかして大量に貰ってくる 】


わたくしは雨でどろどろになりながら、ドーバーレーンのボスがいる事務所へ。




わたくし:  「ごめんくださいまし」

うけつけ:  「なんだね」

わたくし:  「ボスいますか。 わたくしは、オニンドダーのおつかい」

うけつけ:  「いるお。 ちょっと待ってなされ」

わたくし:  「へい」


  *****  30分後  *****


わたくし:  「ぐー」  (※ 寝て待つタイプ)

 ボス :
  「おっす。 タトゥミ」

わたくし:  「あ・・・ボス」

 ボス :
  「君はオニンドダーの生徒の、タトゥミ」  

わたくし:  「あ、うん。 なんか・・・ちがうお。 アヤコだお」

 ボス :
  「ん。 また名前忘れちった。 めんご」

わたくし:  「タトゥミって誰なのさチケットくださいなプリーズ」

 ボス :
  「うん。 だから、チケット全然無いんだってば」

わたくし:  「そこをなんとかプリーズ。 20枚プリーズ。 オニンドダーの願い」

 ボス :
  「20枚も、無いんだってば」

わたくし:  「そんじゃ、あるだけプリーズ」

 ボス :
  「・・・・・・」
 


18枚、手に入りました。




為せば成る。
為せば成るんだお。


しかし、ほんとアレ。
何かを待つ時間が、多めの街。





さて、ドーバーレーンは22日から25日まで開催ですが、
なにやら他にも いろいろな音楽祭がかぶりまくってらっしゃるよー。


23~25日は、Uttarpara音楽祭 があったり、





23~30日は、南インド古典音楽のコンサートがあったり。





もりだくさんだなワオ!

オールナイトコンサートは寒いやら寝不足やらの結構な苦行だもんで、
ちょっと無理すると風邪ひいてレッスン休むハメになるから、ほどほどにアレしなくては。






はい。






本日の、この街の あの猫。




ほがらかで、好ましい顔面。
濃紺ボディも清潔感が有り、大変好し。

犬と、わたくし。

2016-01-19 | インドの日記 
タブラ工房に行ったらば、ボスが不在。

で、代わりに犬がいた。




うむ。


はじめての展開。

工房内に、ごく自然に犬が座ってゐる。
大きくもなく小さくもない、絶妙なサイズの犬。


犬の横で普通にガブ塗ってる職人さんと、わたくしの会話。




わたくし: 「ごめんくださいまし」

職人さん: 「おう。 座りなされ」

わたくし: 「犬がいるね」

職人さん: 「ん。 これは、ボスの犬」

わたくし: 「あ、そうなんだ。 でも、ボスはいないんだ?」

職人さん: 「この犬、15歳」

わたくし: 「え? あ、うん。そうなんだ。 でも、ボスはいないんだ?」

職人さん:
 「いないお。 でも、もうすぐ来るお。 座りなされ」

わたくし:
 「へい」




ボスを待つ間、わたくしは犬と遊んだり、ガブを仕込んでるとこを見学したり。


ガブっていうのは、タブラの打面の黒い丸のことだお。





ガブが何で出来てるかっていうと、


鉄の粉と、





米です。





このふたつを、ちょっとずつ混ぜます。





練ります。





はい、できた。






で、まあアレ。

そんなこんなで、ボスが店に来たのは40分後。


なかなか予定通りに物事が進まないなー、この街は。
何かを待つ時間が、多めの街。


犬アレルギーなのに うっかり犬と遊びまくった わたくしは、ハナを垂らしながら帰宅。







はい。







本日の、ひとりめし記録。




おにおん・あだい。(Rs.80)


うまいお。
カルカッタにいるのに、南インド料理ばっか食ってんなー。

しかし、うまい。

ほくさい音楽博のフライヤーイラストを。

2016-01-16 | おしらせ
イラストのお仕事だよワーオワオ!

今年も、ほくさい音楽博 のフライヤーのイラストの部分をね、描いたのですよー。





去年描いたヤツもあるけんど、今年あたらしく こしらえたのは、



● すもう




「相撲甚句の絵を よろしくたのむぞ」
という注文でしたが、さらっと横綱も ぶっこんだお。



● サンバ




「サンバの絵を よろしくたのむぞ」
という注文でしたが、顔面にサンバ感が一切ないな!




で、去年描いたヤツは、こちら。



● 義太夫



左の子の髪型が、絶妙な塩梅に仕上がった気がします。



● スティールパン



非常に、かろやか。



● ガムラン



いいのかな、これで。



● バロン



「オーソドックスなバロンでいいです」
という注文でしたが、なんだよ 《オーソドックスなバロン》 って・・・







はい。




ということで、アレ。

ほくさい音楽博は、2月14日(日)開催。
今年も ちびっこわんさか集まれワーオワオ!

★ 詳細は、こちら ★
http://www.toppingeast.com/program/1279/

おザキ様のタブラソロ。

2016-01-14 | インドの日記 
なんだか ちかごろ、街中コウシキたんだらけ。




宝石屋さんの広告なんだけんど、




ものすごい勢いで、コウシキたんだらけ。




人気者だねワーオワオ。





うむ。

リンパたんとかは、こういう具合には なったりしないのかしら。

ね。





さ、アレです。

12日は、すてきなコンサートもりだくさんでしたよー。


まず、朝はアレ。
ラーマクリシュナミッションで、ぐるじのコンサートだワオ!




朝から、ぶっとばしてらしたなー。 鬼叩き。

一体なに食ったらば あんな音が出んの・・・
いかづちの杖だお。



そして、夜はアレ。

みんなだいすき Zakir Hussain のタブラソロ公演だよワーオワオ!




Dhamar (14拍子) で始まったお。 くそシブいなー。
Drut Tintaalでも いちいちかっちょいいし、
もうほんとうにすきですけっこんしてください。







はい。







本日の、ひとりめし記録。




ここなっつ・らいす。(Rs.50)


うまいお。
なんつーか、ココナッツ入ってたらば なんでもうまい。

誕生日でしたよワーオ。

2016-01-11 | インドの日記 
9日は、アレ。
わたくしのジョンモディン。 

つまり、アレ。
おたんじょうびでした。


カルカッタで誕生日を迎えるの、今年で11回目だなワーオワオ!
まさか、このような具合の人生になるとは・・・思わなんだ思わなんだ。


下宿の家族がお祝いしてくれたよワーオ。

とにかく猛烈に ものを食わされる お祝いスタイル。
やまもりごはんと やまもり菓子で、ものすごい勢いで祝われました。




うれしいお。

食いすぎで腹が裂けかけたけんど、うれしいお。






さて、アレ。

10日は、すてきなコンサートが。


Yogesh Samsi と Subhankar Banerjee のタブラデュオ聴いたよワオ!




わたくし、おふたりとも大好物。

ぺしゅかーる、くそかっちょよかったな!
ふたりともアレすぎて、天下一武道会決勝戦みたいだったお。



そして、カタックダンスの Birju Maharaj と ぐるじのステージ。




ぐるじのカタック伴奏、たまにしか見られないもんで うれしいお。
鬼みたいに叩いてて、どえらすぎて ずっと半笑いで見ておりました。

自由すぎるぜ、ぐるじ。


あー わたくしも あんな風にダンスの伴奏できたらばなー。







はい。







本日の、この街の あの猫。




なんでだろ。
そこはかとない、まがまがしさ。



なんでだろか・・・

音楽祭かぶりまくり週間。

2016-01-08 | インドの日記 
昨日は、若先生のコンサートが。




おうたの Venkatesh Kumar の伴奏だよワオ!

べんかてしゅじー、かっちょよかったなー。
楽屋で座ってる姿は、でっかいクマちゃんのぬいぐるみみたいで かわいかったけんども。



うむ。



そして、アレ。

この時期は、すてきなコンサートが あっちこっちで わんさか開催されまくり。
おひにち、かぶりまくり。


8~10日は、ネタジナガルでドッキニ音楽祭っていうのが開催されておりますが、




プログラムが全部ベンガル語だもんで、手ごわいぞ。
文字読むの、とても苦手だお。

ひとまず、9日の2番手でタブラ女子・リンパたんのラハラがあったり、
10日のトリでハリジーが出たりする ごようす。


初日は、わたくしの大好物・Omkar Dadarkar が出るっていう情報を
数日前から掴んでおったので、行ってまいりました。


オム先輩やっぱすてきよかっちょいいなワオ!




歌ってる途中で、ステージを猫が横切ったりしてたけんど、
この街のコンサートではよくあること。

ドーバーレーンなんかでも、巨大ステージに犬が紛れ込んだりしてらっしゃるお。
演奏が白熱してるところで、一瞬ホンワカしてしまうなー。


てゆうか、警備係のひと もっとがんばれがんばれ。
演奏中のホンワカ禁止。







はい。







本日の、ひとりめし記録。




うぷま。 (Rs.50)


うまい。
このマホマホっとした謎の食感が、いいんだお。

ハルモニウム兄さん。

2016-01-05 | インドの日記 
今日から9日まで、5日間ぶっとおしコンサートだワーオワオ。




若先生は、7日に Venkatesh Kumar の伴奏だお。
声楽の伴奏めずらしいなワオ!

そんで ぐるじは、誰とだっけか・・・忘れちったなー。
9日の Shujat Khan だったかなー。


まあ、アレ。
なんにせよ、たのしみたのしみ。






さて、アレ。



若先生が、

「アヨコ(わたくしのことです)、しばらくハルモニウム奏者の家に通って練習しなされ」

と言うもんで、わたくしはカルカッタの端っこの端っこ、Sonarpur という地区まで通うことに。





こちらの、デバシシ兄さんが しばらく稽古をつけてくれる事になったお。

わたくしはタブラソロとても苦手。
だもんで、ここでなんとか克服できるようにアレしなくては。


しかし、Sonarpur 遠いなー。
電車で行ってんだけんど、この街の電車は常にドア全開だもんで怖ろしいお。







はい。







本日の、この街の あの猫。




かわいいです。

ドーバーレーンのチケットと、わたくし。

2016-01-04 | インドの日記 
4日早朝、マニプール州で M6.7の大地震があったそうな。

カルカッタも揺れた ごようす。 (下宿のお母さん情報)
わたくしはグーグー寝ておりましたが、特に被害はないです。


しかし、アレだーね。

カルカッタはボロボロの古い家ばっかしだもんで、
ここで大地震が起きたらば、ごっそり跡形もなくアレになってしまうなー。


うむ。

そこそこ危険な街だお。






はい。






ドーバーレーンのプログラム、いつのまにやら出てた出てた。




ぐるじは、今年2コ出演ですって。
23日の しぶじと、24日のアムジャッドたん。

22日のコウシキたんの伴奏は、シュバンカル兄貴かしらねー。そうだったらばいいなー。
たのしみたのしみ。



で、アレ。

ドーバーレーンのチケットといったらば、毎年知らない間に発売開始されて、
知らない間に売り切れている、摩訶不思議なチケット。

今年は しっかりめに発売日が発表されていて、今日が その発売日だったもんで、
わたくしは昼めし後にドーバーレーンの事務所に行ってまいりましたよ。

去年は、ぐるじのおつかいで何回も事務所に通う苦行 があったけんど、今年はどうなるかしら。



今年一発目の、主催の えらいおじさんと わたくしの会話。



わたくし:  「ごめんくださいまし」

おじさん:  「おお! 君、アレだな!」

わたくし:
 「そう、アレ」

おじさん:  「オニンドダーの生徒の!」

わたくし:  「そう、生徒の」

おじさん:  「オコ・・・オコヤ・・・」

わたくし:  「アヤコだお」

おじさん:  「そう、ソレ」

わたくし:  「チケットくださいな」

おじさん:  「ん。 売り切れだお」

わたくし:  「まじか! 発売日今日だよね?」

おじさん:  「ん。 即完売なり」

わたくし:  「そこをなんとか」

おじさん:  「そいえば、さっきオニンドダーからも電話来たお」

わたくし:  「なんと・・・・・・!」

おじさん:  「オニンドダーにも言ったけんど、マジもう無いかんね。売り切れだかんね」

わたくし:  「・・・・・・へい」



今年もまた、ぐるじのおつかいで通うことになりそうな予感。






はい。






本日の、ひとりめし記録。




とーく・どい。(Rs.18)


砂糖なしヨーグルト。
この街のヨーグルト、うまいお。


しかし、めし ではないわな。
おやつだおやつ。