タブラ奏者 池田絢子の日記。

タブラ奏者・池田絢子の日記です。

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雨だ雨だ。

2016-01-21 | インドの日記 
昨日、めずらしく雨が降ったお。




雨が降ると、たいへん。


この街は もれなく道がボコボコだもんで、あっちこっち水たまりだらけ。
普通に歩いてるだけで足がどろどろになるから、たいへん。

さらに、歩いてる すぐ横っちょをバスやらオートが ぶっとばしてくもんで、
いろいろ ひっかぶって どろどろになるもんで、たいへん。

そんで、とても寒い。


というアレだもんで、
『今日は家から一歩も出ないぜ俺絶対に』 と心に決めた瞬間、ぐるじから電話が。


  アヨコー。 (※注1)
  今からドーバーレーン事務所に行って。
  そんで、VIP席のチケット20枚ぶんどってきてアリゴト。
 (※注2)


と。


(※注1)  アヨコ、は わたくしの呼び名。 
(※注2)  アリゴト ⇒ ありがとう  (日本語を使ってみた、ぐるじ)  



ということで、アレ。

毎年恒例ミッション
【 ドーバーレーンのVIP席チケットを、なんとかして大量に貰ってくる 】


わたくしは雨でどろどろになりながら、ドーバーレーンのボスがいる事務所へ。




わたくし:  「ごめんくださいまし」

うけつけ:  「なんだね」

わたくし:  「ボスいますか。 わたくしは、オニンドダーのおつかい」

うけつけ:  「いるお。 ちょっと待ってなされ」

わたくし:  「へい」


  *****  30分後  *****


わたくし:  「ぐー」  (※ 寝て待つタイプ)

 ボス :
  「おっす。 タトゥミ」

わたくし:  「あ・・・ボス」

 ボス :
  「君はオニンドダーの生徒の、タトゥミ」  

わたくし:  「あ、うん。 なんか・・・ちがうお。 アヤコだお」

 ボス :
  「ん。 また名前忘れちった。 めんご」

わたくし:  「タトゥミって誰なのさチケットくださいなプリーズ」

 ボス :
  「うん。 だから、チケット全然無いんだってば」

わたくし:  「そこをなんとかプリーズ。 20枚プリーズ。 オニンドダーの願い」

 ボス :
  「20枚も、無いんだってば」

わたくし:  「そんじゃ、あるだけプリーズ」

 ボス :
  「・・・・・・」
 


18枚、手に入りました。




為せば成る。
為せば成るんだお。


しかし、ほんとアレ。
何かを待つ時間が、多めの街。





さて、ドーバーレーンは22日から25日まで開催ですが、
なにやら他にも いろいろな音楽祭がかぶりまくってらっしゃるよー。


23~25日は、Uttarpara音楽祭 があったり、





23~30日は、南インド古典音楽のコンサートがあったり。





もりだくさんだなワオ!

オールナイトコンサートは寒いやら寝不足やらの結構な苦行だもんで、
ちょっと無理すると風邪ひいてレッスン休むハメになるから、ほどほどにアレしなくては。






はい。






本日の、この街の あの猫。




ほがらかで、好ましい顔面。
濃紺ボディも清潔感が有り、大変好し。