タブラ奏者 池田絢子の日記。

タブラ奏者・池田絢子の日記です。

Twitter。つぶやいたり、つぶやかなかったり。

タブラ工房・ナラヤンにて。

2014-01-30 | インドの日記 
2月9日は、すごいぞワオ!



Shrutinandan Rhythm Festival っていう どえらいコンサートがあって、
ザキールジーとかシブジとかコウシキたんとか、大好物がいっぺんに聴けちゃうんだお!

こりゃ天国だ天国天国わーいわーい。

たのしみたのしみ。



さ、今日は、シャモールダーのタブラ工房・NARAYAN に行ってきました。




お店に着いたらば、先客が。
なんともお上品なマダムが、タブラの皮交換に来てらした。

サンダルを脱いでお店に上がり、マダムのとなりに座る、わたくし。

そしたらば、もうひとりお客さんがやってきた。
若い男子。 同じく皮交換。

靴を脱いでお店に上がり、わたくしの となりに座る、男子。



わたくし: 「マダム。これは あなたのタブラですか」 

マダム: 「そうだお。私はボーカルだけんど、伴奏用にウチに置いてる楽器なのら」 

わたくし: 「なるへそ」

シャモールダ: 「マサ、茶を飲むか?」

わたくし: 「マサじゃないお。アヤコだお。お茶いただきます」

シャモールダ: 「めんご」

若い男子: 「ねー、シャモールダー。こないだの皮、すぐ破れちゃってさー」

わたくし: (※心の中で) 「あ・・・・・・この男子、とてつもなく足がくさい」

若い男子: 「超まいったって感じ」

シャモールダ: 「仕方ないよね。破れるときは破れるよね」

わたくし: (※心の中で) 「・・・すごくくさい。わたくしの位置、風下だし」 (※そっと手で鼻をカバーす)

若い男子: 「仕方ないけどねーごにょごにょ」

マダム: 「ねえ、君さ」

若い男子: 「なんです、マダム」

マダム: 「足、すっごいニオイ」

わたくし: (※心の中で) 「あ!言ったね!マダムずいぶんハッキリ言ったね!」

若い男子: 「あ、はい。 知ってます」

わたくし: (※心の中で) 「・・・・・・知ってんのか」

マダム: 「そのタブラ、君の ぐるじのなのかしら?」

若い男子: 「これは、僕のですよ」

わたくし: (※心の中で) 「・・・・・・あれ?今の会話なんか変じゃない?変じゃない?」


わたくしのベンガル語力のせいじゃなくって、確かに こんな会話だったお。変だったお。

ものすごくおもろかったけど、なんとなく笑っちゃいけない雰囲気だったので、
ニヤニヤを堪えてたらば、妙な顔面になった。
足は、本当にくさかった。




はい。



本日の、この街の あの猫。





おしりの紐を引っ張ると、タケコプターが高速で廻るし、無駄に光るタイプ。


あと、新品のハズなのにボロボロ。



バルカンハウスに、行ったお。

2014-01-29 | インドの日記 
バルカンハウスに行ってまいりましたよー。

ラナたんの娘っ子も、もう2歳。



くりくりしてて、かわいいお。


そんで、アレです。

今日は、むとさんの ぐるじのモニラル・ナグ先生のレッスンを見学させてもらったり、
オボイが作ったごはん食べたり、むとさんと練習してもらったり、
アキコちゃんが作ってくれたドラ焼き食べたりして過ごしました。




おいしいお。

まさか、インドでドラ焼き食べられるとは。すばらし。
あんこはムングダール。すばらし。


あと、おひさしぶりに、タブラ工房 MINATI にも行ってきたのでした。




ブットダーも、お元気で なによりなにより。




はい。



さ、

本日の、この街の あの猫は、こちら。




なにがどうなったら、こういう目になるんだろかねー。




キリトリ線の意味も、なし。

あと、鼻ストライプでシャレオツ。


ケケモトと、ぐるじ。

2014-01-28 | インドの日記 
本日も 武藤さんと一緒に、シタール職人・ボルンダーの お仕事見学。




これからシタールになる子たち。



なんとも、かわいいわね。
巨大な にんにくっぽいわね。


工房の隅の、やまもりトゥンバ。
ガイコツみたいだなー。 ちょい不気味だなー。




シタールの中を見る機会なんて あんまし無いもんで、なんとも おもしろいねー。




うむ。

このように職人さんが すばらし楽器を作ってくれるから、
すばらし演奏家の すばらし演奏を聴くことができるのだなーマジすばらしいなー

と、わたくしは、非常にグッときた次第。 
「あー 手で作ってんだなー手で作ってる手で作ってる」
って思って、なんだかとても感動。

ボルンダーも、お仕事中だけんど いろいろ質問に答えてくだすって、感動。




はい。




工房見学のあと、わたくしたちはミスター・バスの新居へ。



おふたりとも、お元気で なによりなにより。
お昼ごはんを ごちそうになりましたが、相変わらずディプティディはベリークック。
パニールのカレー、うまいうまい。



はい。


そして、次は ぐるじのお家へ。
武藤さんが ぐるじに「カルカッタ来たお」って ご挨拶に。

そいえば、武藤さんのフルネーム 『ケイスケ・ムトウ』 はベンガル人には発音しにくい ご様子。
だもんで、もろもろ省略した ぐるじは、武藤さんのこと 『ケケモト』 と呼んでらっしゃるお。

ケケモト・・・

もはや別人のような気もするけんど、なんか かわいいから、良し。




肩もみ中の、ケケモトのようす。


あの猫の調査、再開。

2014-01-27 | インドの日記 
昨日、わたくしが朝ごはん食べてたらば、下宿のお母さんが

「シン・ゾーサンがきていますから、いっしょにテレビをみましょう」

と、言うもんで、

『新・象さん』ってなんなのと思いながら、お母さんとテレビを見ておりますと、
生中継で何かのパレードのようすが。

で、その中に、安倍晋三首相の顔面が。


うむ。


1月26日は、リパブリックデー。

デリーで行われているリパブリックデーの式典、今年の主賓は安倍晋三首相なのだねー。
知らなんだ。

シン・ゾーサンは、晋三さんのことだったとはねー。
知らなんだ。

シン・ゾーサンって呼び方が なんかおもろいから、お母さんには訂正せず、放置。



はい。



さ、アレです。


昨日わたくしは、はじめて南インド古典音楽のコンサートに行ってきましたよー。



おうたの、Sanjay Subrahmanyamさんのコンサート。

すごいぞ!3時間びっしり歌いっぱなし!
かっちょよかったなー。なに食ったらあんな風になれんのかなー。

きっと、ミールスに何か秘密があるに違いない。
すばらしカルナーティックの世界。




はい。



そんで今日は、阿蘇のシタールプリンス、武藤景介さんと1年ぶりの再会。
ペーパードーサをお召し上がりになる、ケーシュケ・ムトーのようす。



昨日のコンサートの影響で、ランチは南インド料理。


ランチの前に、ボルンダーのシタール工房に遊びに行ってきたお。



ボルンダー、相変わらず美声。



トゥンバのケースは、ボンバーマンに似てるのだなー。



てゆうか、トゥンバ専用ケースがあるのだなー。 
知らなんだ。

ふむ。




あ、そうだそうだ。

今週の、この街のコンサートの おしらせ。
1/31~2/2、なにやら すてきなコンサートがある ご様子。



プログラムは まだ発表されてないみたいだけんど、
わたくしが聴きたいラシッドたんは、2/2の出演ってウワサ。

たのしみたのしみだお・・・伴奏はシュバンカルダーだとうれしいうれしいなー。




はい。





そうして、今年もアレです。

わたくしによる、この街の あの猫の調査、再開。






アホっぽいのに、そこはかとなく知性を感じる顔面。


ドーバーレーン 第三夜  【おとめナイト篇】

2014-01-26 | インドの日記 
ドーバーレーンの前売りチケットっていったらば、
なんだか知らない間に発売開始されてて、知らない間に売り切れてるという、摩訶不思議な代物。

去年の思い出は、★ こちら。



今年も わたくしは、駅前のCD屋さんにチケットを買いに行ったものでした。



わたくし: 「ごめんくださいまし」

お店や: 「お。今年も来たね」

わたくし: 「ドーバーレーンのチケット、あるね?」

お店や: 「売り切れだお」

わたくし: 「まじか」

お店や: 「もちろんそうよ」

わたくし: 「まじか」

お店や: 「君は買いに来んの、毎年 おっそいね」

わたくし: 「ナマステ」



はい。


そんなこんなで、去年と同様 前売りを買うことが出来なかった わたくし。

初日は、ぐるじと一緒に関係者入口から入ったのですが、
他の日のチケットは、ダフ屋からなんとか手に入れなくては。

で、3日目なんかはオヌーシュカが出るもんで、お客さんも どえらいモリモリ来てて、
ダフ屋を見つけるのが なかなかの困難。

ですが、





うむ。

なんとかなるもんだお。

しかも、アーティストゲスト席。 
すっごい前の お席だお。ミラクル。


で、会場入ったらば入口んとこで、ロシア人の女子に出会って、
「あ、君のタブラソロ youtubeで見たお」 と言われたり、

席に着いたらば、隣りのインド人のおじちゃんに
「君、先週のベハラのコンサートでタンプーラ弾いてたね。見たお」 と声をかけられたり、

なにやら知らないうちに顔面認識されているので、油断した顔面できないわねこれは、と思いました。

いまさらキリっとした顔面を作ってコンサートを鑑賞する、わたくし。


そんな中、オヌーシュカ登場。



そでなし!
そでなしおとめ!


そのすぐあと、わたくしの大好物・コウシキたん。



かわいいお・・・まじくそかわいいかわいい。。。
すきですけっこんしてください。


最後は、スブ様。




そうして、わたくしは朝6時前に帰宅。
昼まで存分にグーグー寝てやるわよ、と床に就いたのでした。

ですが、8時頃に なにやら外から突然どえらい爆音の音楽が流れてきて、
なにごとかと飛び起きて窓を開けたらば、家の前にデコトラみたいのが停まってて、
そっから ものすごい爆音を垂れ流してらっしゃる。
とにかく爆音。 耳つぶれそう。

意味が わかりません。

派手なトラックの荷台に、爆音スピーカーと牛が2頭。 と、女子がひとり。
牛の耳は大丈夫なんだろか。

意味が わかりません。

その女子は、窓から見ている わたくしを発見し
「あ、そこのあなたお金くださーいお金お金」
的なことを、爆音の中ヒンディー語で猛烈に叫んでらっしゃる。

「もろもろ、意味が わかりません」

と、ちいさく答えて、寝なおす わたくし。



1時間後。

ドアをバンバン叩く音が聞こえて、なにごとかと飛び起きて開けてみたらば、郵便屋さんが。


郵便や: 「手紙だお」

わたくし: 「この わたくしに」

郵便や: 「オビジット・ガングリーさん だね」

わたくし: 「あ。 池田ですけど」

郵便や: 「え。 オビジット・ガングリーさん ではない」

わたくし: 「どう見ても違うよね」


寝なおす、わたくし。



1時間後。

携帯が鳴ったもんで、寝ながら取る わたくし。


わたくし: 「・・・ハロー」

電話の人: 「ハロー」

わたくし: 「うん。ハロー」

電話の人: 「ハロー?」

わたくし: 「はいはい。ハロー」

電話の人: 「え?ハロー?ハロー?」

わたくし: 「だから、ハローだってば」

電話の人: 「・・・ハロー?」

わたくし: 「だからだれだきさま」

電話の人: 「・・・カチャリ」(電話を切る)


間違い電話ならば謝りたまえ、と思いながら寝なおす わたくし。



1時間後。


下宿のお母さん: 「朝ごはんだおー!」

わたくし: 「・・・はーい」



なんかもう、寝るタイミング逃したなー。

しかしなんだったんだろ、あの牛のトラックは。
と、気になったもんで、下宿のお母さんに尋ねてみました。


  ※お母さんはベンガル人ですが、日本語で話します。


わたくし: 「今朝、牛を積んでる爆音のトラックの人に、お金くださいって言われました」

お母さん: 「ん。 ときどき あのような あります。 べつの州からの きたひとね」

わたくし: 「べつの州からの きたひと」

お母さん: 「あれの 意味が わからないね」

わたくし: 「あ、やっぱ 謎なんだね」



謎は謎のままの、朝めし。


ドーバーレーン はじまりはじまり。

2014-01-24 | インドの日記 
昨日の新聞に、先週のコンサートの記事が載ってらっしゃったお。




お。

若先生の写真の おとなりは、





埼玉のパンディット・さぶクマールだね!ワオ!




はい。




さて、アレ。

カルカッタでは、22日から4日間 Dover Lane Music Conference っていう、
どえらいコンサートが開催中ですよー。



今年で62回目ですって。ワーオ。


ぐるじは毎年出演してるけんど、今回は タブラ+パカワジ+ムリダンガム+ガタム の
打楽器カルテットでアレです。

この日の わたくしのミッション。


  ぐるじ(腰痛持ち)がいつも使ってる『ステージ用お座布団』を、
  舞台上の ほどよき場所に正しい向きでスマートに設置ス。





どうやら置く向きが重要らしく、お座布団のカバーにマジックで思いっきり矢印が書いてあって、
さらに ぐるじが

「アヤコ、こっちだお。この矢印が前なんだお」

と、念を押したので、間違えたら大事になるわねと思って、無駄に気を引き締める わたくし。


舞台をセットし、わたくしのミッションも完了して、演奏が始まったのは夜1時頃から。 
夜中だ夜中。



うむ。

打ち合わせしてないのに、4人の衣装の色が被らないミラクル。
戦隊モノみたいで、かっこいいお。

全員もれなくドッカンドッカンたたきまくって、会場大盛り上がりでしたとさ。



で、3時前からは、オジョイ父さん。




4時すぎから、シャヒードたん。




で、初日は終了。


今夜は、コウシキたんが出たりオヌーシュカが出たりで、おとめナイトな ごようす。
たのしみたのしみだお。



あ。

さっき、南インド料理の定食屋に行ったらば、入り口に おしらせが貼ってあったんだけんど、
25日から一週間、カルカッタで南インド音楽のコンサートがあるとかないとか。




南インド音楽大好きっ子で、今たまたまカルカッタにいるよっていうお方、おぜひ。



棒と、わたくし。 2014Ver.

2014-01-21 | インドの日記 
わたくしの、長きに渡るインターネット接続の戦いの記録・2014年版。

※2013年の戦は、こちら。⇒http://blog.goo.ne.jp/ayako0109/e/748337f178f6156975bffb80b6c5c8ac



わたくしが 『棒』 と呼んでいる、この品物。



どんぐる
と、呼ばれるらしいね。これは。
インターネットをアレする時に ぶっさす、アレ。 プリペイド式。
(※わたくしは今年もパソコンが苦手です)


棒は去年買ったものがありますが、中のSIMカードとやらを買い替えなくてはならない ごようす。
だもんで、わたくしはSIMカードを買いにお店やさんへ行きましたよ。


◆◆ 1日目 ◆◆


お店やにて。


わたくし: 「airtelのSIMカードください。わたくしは3Gの棒を使いたいのですから」

おみせや: 「あ、airtelの3Gは今ないお。2Gはあるけんど」

わたくし: 「・・・2G、とは」

おみせや: 「通信速度が、ちょいおそ」

わたくし: 「とりあえず、ください」

おみせや: 「うん。あと、身元確認的なやつがあるもんで、ネット繋がるまで2~3日待つかもね」

わたくし: 「おっそい」




◆◆ 2日目 ◆◆


身元確認的なアレ、待機中。
しらないお菓子を食べたりして、過ごす。




驚愕の甘み。 目つぶし2発分の破壊力。



◆◆ 3日目 ◆◆


身元確認的なやつ、無事完了。
 ※ あるところに電話をし「トスィハル・イケダ」と、親父の名前を唱える恒例の儀式。

ですが、夜になってもネットが繋がりませんよ。
カスタマーセンターに電話しても逆ワンギリを喰らい続ける、わたくし。



◆◆ 4日目 ◆◆


カスタマーセンターに電話が繋がらないもんで、自分のPCを持って お店やさんへ。


わたくし: 「今年もネット繋がりません」

おみせや: 「そうですか。今、テクニカルのひとが いないもんで、俺は わかんないお」

わたくし: 「・・・テクニカルのひと、とは」

おみせや: 「夕方来るから、ここに座ってお待ちくだされ」

わたくし: 「・・・夕方、とは」 (※現在15時)


  ******** 45分後 ********


わたくし: 「んご」 (寝て待つタイプ)

おみせや: 「ヘイ、マダム。起きなさい。テクニカルのひと来たよ」

テクニカルのひと: 「ヘイ、マダム。見してみ」

 ※わたくしのパソコンを開いて、なんかを設定する。

テクニカ: 「できたお。見てホラ」

わたくし: 「ん?あ、繋がってる・・・っぽいけどさ、なんか・・・おかしくね?」

 ※読み込み中の ぐるぐるマークが出てるだけで、なかなか画面表示されない。

テクニカ: 「繋がってるけどね。まあ2Gだかんね。おっそいよね」

わたくし: 「まじ おっそいね。てゆうか見れねーよ。どーすんのコレ」

テクニカ: 「しかたないよね。2Gだかんね。でも、繋がってるけどね」

わたくし: 「ファック」 (※心の中で言いました)


わたくしは「2Gのクソが」と罵りながら(※心の中で、です)次の作戦に移りました。


作戦2。 
vodafone3Gの棒に変更。 (わたくしの棒ではなく、ゴエの ぐるじの形見棒)



会社が違うもんで、SIMカードもまた買い替えです。


お店やにて。


わたくし: 「vodafoneのSIMカードください。わたくしは3Gの棒を使いたいのですから」

おみせや: 「おうけい。 あ、外国人だと身元確認的なアレがゴチャゴチャめんどいかもしれんから、
        下宿のお母さんの名義で買ったらよろしい」

わたくし: 「そうですか。 では、そうします」



◆◆ 5日目 ◆◆


下宿のお母さん: 「今日からボンベイに出張に行ってきますよ。
            明日はSIMカードの身元確認的な電話があるけんど、あなた代わりに出来るわね」

わたくし: 「おうよ」



◆◆ 6日目 ◆◆


身元確認的な電話、繋がらず。
お店やに行く、わたくし。


わたくし: 「電話ぜんぜん繋がんねーし」

おみせや: 「あ。 そういえば、昨日は定休日だったんだよね」

わたくし: 「あ?」

おみせや: 「だもんで、明後日の夜また電話せよ」

わたくし: 「ファック」 (※心の中で)



◆◆ 7日目 ◆◆

英里ちゃんちに遊びに行ったりして、身元確認的なアレの待機。



英里ちゃんのベンガル語練習帳と、わたくし。



◆◆ 8日目 ◆◆

待ちに待った身元確認的電話の日ですが、
わたくしは突然の寒さで体調を崩したもんで、それどころじゃないのでした。



猫が部屋に勝手に入って来ても、追い出すのがめんどいので放置。



◆◆ 9日目 ◆◆

引き続き、電話どころじゃない体調。



また猫が部屋に勝手に入ってるけんど、放置。



◆◆ 10日目 ◆◆


なんとか体調が回復したもんで、やっと電話。
下宿のお母さん名義のSIMカードだから、わたくしが代わりに お母さんの名前と住所を唱える儀式。


わたくし: 「ハロー。SIMカードのアレなんですけど」

確認の人: 「はいはい。お名前どーぞ」

わたくし: 「ちゃんどらに・しーる」 (お母さんの名前です)

確認の人: 「・・・・・・?」

わたくし: 「ん? 何? わたくし、ちゃんどらに・しーる だお」

確認の人: 「嘘つけ。おめー外国人だろが」

わたくし: 「ばれた」

確認の人: 「あやしいやつめ。いいから、家の人にかわんなさい」

 ※結局、下宿のお父さんに電話代わってもらって、無事完了。



身元確認完了後、vodafone棒にSIMカードを入れようとしたらば、
入れるところがどこだかわかりませんよ。

だもんで、お店やに行く わたくし。


わたくし: 「この棒、どこにカード入れんのか わかんないんだよね」

おみせや: 「見してみ」

わたくし: 「ん」

おみせや: 「あ、この棒はプリペイド用じゃないお。カードを入れるとこが無いもの」

わたくし: 「・・・つまり?」

おみせや: 「使えません」

わたくし: 「ファック」

おみせや: 「プリペイド用の棒は、こちらですどーぞ」




わたくし: 「じゃあもうそれくださいファック」



はい。



ということで、今年のインターネット接続の乱は、10日間で終戦。
去年の戦よりは、だいぶ傷も少なく済んだ・・・気がするお。

インドは、もろもろ物事がサクサク進まないもんで、イーってなるわね。


でも、しかたなし しかたなし。



ファックだお。



さぶクマールが、やってきた。

2014-01-20 | インドの日記 
大都会ボンベイより、サントゥールのさぶクマール新井がやってきたおー。




さぶクマールは、シブジと ご一緒にカルカッタに前日入りしてらして、
シブジと ご一緒にタージベンガルに宿泊なすったそうな。

五つ星ホテルだなんて、いったいあの子 どんなうまいもの食べるのかしら気になるわねー。
と、思っていたらば、夜 さぶクマールからお電話が。



さぶクマ 「あ、いけださん」 

わたくし 「さぶちゃん。 いけださんです」

さぶクマ 「今、タージベンガルで夕飯なんだけど、なに食べようか迷っているところ」

わたくし 「うらやま。わたくしだったらば、イタリアン食べたいお。タージなんか行けないけんど」

さぶクマ 「そっか。では俺は今から、ペペロンチーノとシーザーサラダと ほどよいスープ食べよっと」

わたくし 「うらやま」

さぶクマ 「ベーコンとかアスパラガスとか入ってるやつね」

わたくし 「うらやま。あるんだね、カルカッタにも そういうたべもの実在するんだね」

さぶクマ 「そんで、デザートも食べるお」

わたくし 「うらやま。写真撮ってフェイスブックにあげといてくれたら、わたくしは 其をおかずに夕食とす」

さぶクマ 「うん。おうけい」




そうして、さぶクマールのフェイスブックに載ってらした ごはん。




と、わたくしの この日の ごはん。





死にたい。


雲泥の差。 天と地。


あと、コレごはん じゃねーし。 果実だし。





はい。



で、アレです。
翌日は、さぶクマと英里ちゃんと3人でベンガル料理屋さんでランチ。

パーン食うようす。




カレー食うようす。





そしてそして、夜はコンサートに行ってきましたよー。

会場は満席で、立ち見も どえらい大勢になったもんだから、全然ステージが見えない。
わたくしが、後ろの後ろの方で高速ジャンプしてステージを垣間見ていたところ、
会場スタッフのおじさんが背後から忍び寄って来て
「ちょっとこっち来なされ、君よ」
と声をかけられ、なんでだかステージ脇まで通してくだすったよ。

どうやら、アレ。
一昨日のステージでタンプーラを弾いてたもんだから、わたくしの顔面を覚えていてくれたみたいで、
「君、本日ステージ脇に座って観てよし」ということになった ごようす。

ワオ。
うれしいお。

コウシキたんとオジョイ父さんのデュエットも、超近くで聴けたお。



生コウシキ、超かわいかったなー。 ちっちゃかったなー。
タブラは、オビジットダーだお。 本日も、キリっとしたすてきな演奏。


シブジの演奏も、こんな近くで聴けるとは。夢のよう夢のよう。
シュバンカルダーの演奏もド正面で観られるなんて、ほんと夢のよう。
さぶクマは、いつもステージ上でサクサクよく動いて、働きもの。




やっぱり客席から聴くのとは、全然違うものなのだねー。

ゴイスー。

レッスン連続10回受けたくらい、何かを急激にドスーンと得た感じ。
あとなんか、視力が上がった気がするやら、背が伸びた気がするやら、実に気分がいいやらで、
ほんとゴイスー。


で、シュバンカルダーみたいになるには、やっぱりいいものを食べなくてはならない。気がする。


とりあえず明日の昼ごはん、肉食う。


若先生の、コンサート日記。

2014-01-18 | インドの日記 
沖縄から、おうたの英里ちゃんがやってきたおー。



ラッキーの娘っ子も、もう1歳。
かわいいかわいいなー。

インド人の赤ちゃんって、もれなく くりくりしてて かわいいなー。


さ、

アレです。
わたくしのインターネット接続の乱が、本日ようやく終結。
戦いの記録は また後日アレするとして、
ちかごろの若先生のコンサート日記をアレしようっと。


こないだは、Ustad Shahid Parvez Khan と ご一緒コンサートがね、ありましたよー。



楽屋で、生音シタールが聴けたけんど、それはそれは すてき。
ぎゅいんぎゅいん いってたわよ。


で、今日はBehalaってところで、このような大きめコンサートが。




若先生、プルバヤンダーの伴奏ですお。



タンプーラ弾かしてもらった!ワーオワオ!
わたくしはタンプーラが へたくそですが、あの位置から演奏を観るのが大好物だもんで、
超うれしかったお。。。


んで、タンプーラ弾いたらば、なんか記念品みたいなの頂いた。



かわいいわね。 
タブラのやつ、ないのかな。


さて、こちらの大きめコンサートは、今日から3日間続きますよ。
このような、プログラム。



19日はシブジが出るもんだから、さぶちゃんもカルカッタに来るのだなー。
たのしみたのしみ。
コウシキたんの おうたも、おひさしぶりで たのしみたのしみ。


んで、コンサート終わってすぐ、若先生が
「今日は、他の会場でハリハランさんのコンサートがあるもんだから、ちょっと ご挨拶に行くお」
と、言ったもんで、わたくしも お供。



だけんど、着くの遅くなっちゃったもんだから、最後の5分しか聴けなかった。

残念残念だなー。


カルカッタに、おりますよー。

2014-01-14 | インドの日記 
はい。

わたくしは、カルカッタにおりますよー。



下宿に着いたらば、去年ごはんあげてた猫がドアの前で待ち構えてらっしゃって、
足にはさまってくるもんで、わたくしは猫毛まみれ。

目が かゆいお。 
猫アレルギーだもの。



で、アレです。

今回も、インターネット接続のアレで電話会社と戦をしてるもんで、
こっちに来て1週間経つのに まだうまいこと繋がっていないところ。

なんでかなー。呪いかなー。


でも、明日の夜には ちゃんと繋がる。 

はず。


今、なんでか わかんないけんどフェイスブックとホットメールが
見づらい環境だもんで、そちらにメッセージ送ってくだすってる おともだちは、
明日の夜には お返事できる。 

はず。


んで、明日の夜には、こちらのお日記にて今年の戦の状況報告ができる。 

はず。



はず、だお。。。