タブラ奏者 池田絢子の日記。

タブラ奏者・池田絢子の日記です。

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さぶクマールが、やってきた。

2014-01-20 | インドの日記 
大都会ボンベイより、サントゥールのさぶクマール新井がやってきたおー。




さぶクマールは、シブジと ご一緒にカルカッタに前日入りしてらして、
シブジと ご一緒にタージベンガルに宿泊なすったそうな。

五つ星ホテルだなんて、いったいあの子 どんなうまいもの食べるのかしら気になるわねー。
と、思っていたらば、夜 さぶクマールからお電話が。



さぶクマ 「あ、いけださん」 

わたくし 「さぶちゃん。 いけださんです」

さぶクマ 「今、タージベンガルで夕飯なんだけど、なに食べようか迷っているところ」

わたくし 「うらやま。わたくしだったらば、イタリアン食べたいお。タージなんか行けないけんど」

さぶクマ 「そっか。では俺は今から、ペペロンチーノとシーザーサラダと ほどよいスープ食べよっと」

わたくし 「うらやま」

さぶクマ 「ベーコンとかアスパラガスとか入ってるやつね」

わたくし 「うらやま。あるんだね、カルカッタにも そういうたべもの実在するんだね」

さぶクマ 「そんで、デザートも食べるお」

わたくし 「うらやま。写真撮ってフェイスブックにあげといてくれたら、わたくしは 其をおかずに夕食とす」

さぶクマ 「うん。おうけい」




そうして、さぶクマールのフェイスブックに載ってらした ごはん。




と、わたくしの この日の ごはん。





死にたい。


雲泥の差。 天と地。


あと、コレごはん じゃねーし。 果実だし。





はい。



で、アレです。
翌日は、さぶクマと英里ちゃんと3人でベンガル料理屋さんでランチ。

パーン食うようす。




カレー食うようす。





そしてそして、夜はコンサートに行ってきましたよー。

会場は満席で、立ち見も どえらい大勢になったもんだから、全然ステージが見えない。
わたくしが、後ろの後ろの方で高速ジャンプしてステージを垣間見ていたところ、
会場スタッフのおじさんが背後から忍び寄って来て
「ちょっとこっち来なされ、君よ」
と声をかけられ、なんでだかステージ脇まで通してくだすったよ。

どうやら、アレ。
一昨日のステージでタンプーラを弾いてたもんだから、わたくしの顔面を覚えていてくれたみたいで、
「君、本日ステージ脇に座って観てよし」ということになった ごようす。

ワオ。
うれしいお。

コウシキたんとオジョイ父さんのデュエットも、超近くで聴けたお。



生コウシキ、超かわいかったなー。 ちっちゃかったなー。
タブラは、オビジットダーだお。 本日も、キリっとしたすてきな演奏。


シブジの演奏も、こんな近くで聴けるとは。夢のよう夢のよう。
シュバンカルダーの演奏もド正面で観られるなんて、ほんと夢のよう。
さぶクマは、いつもステージ上でサクサクよく動いて、働きもの。




やっぱり客席から聴くのとは、全然違うものなのだねー。

ゴイスー。

レッスン連続10回受けたくらい、何かを急激にドスーンと得た感じ。
あとなんか、視力が上がった気がするやら、背が伸びた気がするやら、実に気分がいいやらで、
ほんとゴイスー。


で、シュバンカルダーみたいになるには、やっぱりいいものを食べなくてはならない。気がする。


とりあえず明日の昼ごはん、肉食う。