ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

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◇今だからこそ叫ぶ緊縮財政警戒論~井上財政に学ぶ政策不況

2010-07-31 | 経済学
> 今回のテーマは,緊縮財政警戒論ですか?
> 財政再建は日本の喫緊の課題ですからね,Bro!
> 財政削減は,必要不可欠でしょう?
> なぜ,警戒論なのですか?


そんな事ぐらい,分ってますよ!
巨額の財政赤字を抱えて,大勢の目線が財政削減に向いているからこそ,この
テーマを選んだのです。
デフレ下のデフレ政策の危険性について,語る人が少ないでしょ,今の世の中!
菅総理の命運も危ういし。

> でも,財政の無駄をカットして,浮いた予算で国債を減らさないと,いつ
> までたっても巨額の財政赤字は減らないでしょう?
> Broが参院選前に消費税増税止む無しの意見だったのは,現下の財政事情を
> 考えての事だったはずですよ?

財政再建問題の行方を心配しているからこそ,懸案を警戒しているのです。
景気の先行きが不透明で,まだ日本は不況から脱却していないでしょう?
参院選勝ち組の自民党もみんなの党も,景気回復の具体策を後回しにして,財
政削減ばかりを強調している!


> 財政赤字が重しになっているから,景気回復への有効な道筋が立てられな
> い訳ですよね。優先課題は財政削減じゃないですか?


多くの人々が,その様に短絡的に考えるから心配なのです。
国内需要も輸出も伸び悩む中で,財政まで削減したらどうなりますか?
それこそ,GDPがマイナス成長になるだけでしょう?

> デフレを強化するだけだと?


そうです。それこそが「デフレ下のデフレ政策」です。
お役人がタクシー代を節約する事は,その裏側でタクシー業者の収入が減る事
を意味しています。タクシー業者の減収は容認するとしても,その分は別の有
意義な分野の支出に充てないと,日本経済全体のパイは縮小してしまいます。
マイナス成長となれば,税収も減って,ますます財政赤字は膨れるだけです。
以前にも話したとおり,逆効果なのですよ。「政策不況」と呼ぶのです,これを!


> 優先課題は,景気回復だと?

財政の無駄をカットする事には,私も賛成ですよ。
でも,不景気の間は,財政の削減ではなく,浮いた予算を景気対策に充てるな
どして,全体の予算規模を縮小させてはいけません。

> でも,それでは赤字国債は減らないですよね?
> 財政再建は,進まないではないですか?


財政再建は,景気が回復軌道に乗ってから着手する事です。
それまでは,無駄の削減と,浮いた予算での景気回復策です,考える事は。

> その前に,財政が破綻するかもしれない!


財政破綻の議論は,以前したでしょう。
もう少し,日本には時間があると結論したはずです,あの時。
いずれにしても,あまり余裕はないのです。早く不況から脱出しないと!
こんな議論は,ケインジアンの全盛時代には常識だったけれど,小泉改革以来
の経済環境は,むしろ第二次世界大戦以前の資本主義経済に近いと思います。
昭和2年の昭和恐慌から世界大恐慌に至る時期の,井上蔵相の緊縮財政の結末
を再確認すれば,その罪深さは理解できると思います。


> 何ですか,その井上財政とは?

この動画でも見て下さい。

井上準之助 演説「危ない哉日本経済」 1932総選挙

 URL http://www.youtube.com/watch?v=Y7Cg-gWOO-0


> 昭和初期に井上蔵相が緊縮財政を行った事は分りましたが,それがなぜ罪
> 深いのですか?


結果的に,井上緊縮財政こそが,この時期の日本経済の行き詰まりを深化させ
て,日本人を地獄の底に陥れた事実です。

> どうやって,地獄の底から脱出したのです?
> 戦前の日本経済は?


井上緊縮財政の後を継いだ,高橋蔵相の積極財政によってです。
時の高橋是清大蔵大臣は,司馬遼太郎原作のテレビドラマ「坂の上の雲」でも
正岡子規の英語教授役で登場しているので知っているでしょう?
日露戦争では日本の戦費調達のため,あのリーマン・ブラザースの前身会社か
ら巨額の外債募集を成功させましたし,以後,総理大臣や大蔵大臣を何度も歴
任しています。日本のケインズとまで呼ばれた重鎮ですよ。

> なるほど,深刻な不況から脱出するには,財政赤字など気にせず,積極財
> 政を断行する事が大切であると言う訳ですか,Broの意見は?

巨額の不良債権や不良資産などが存在しない限り,これが最も確実な不況脱出
の処方箋です。

> 高橋財政では,どの分野に財政を投下したのですか?

保護主義が台頭して国際緊張が高まっていた当時としては,軍事予算にその多
くが投じられる結果になりました。
しかし,これが波及効果を生じて,経済全般の回復を助けました。

> 結局,ヒトラーがドイツ経済を奇跡的に回復させた手法と同じですよね?


目的は軍事目的でなくとも,その時々の必要に応じて最も必要性の高い分野
選択すれば良いのです,むしろこの際に留意すべきは乗数効果です。

> 医療や介護,代替エネルギー開発や地球環境保護活動などでも,財政支出
> の目的としてはOKですか?

日本経済全般への波及効果が考慮されていればOKです。

> う~ん…井上緊縮財政と高橋積極財政の再検証ですか…つまりは。


それと,1990年代の失敗を繰り返さないための再検証ですね,必要な事は。


コメント

◇ケインズの復権を阻むもの~小声で叫ぶケインズ主義のために

2010-07-28 | 経済学
> 今日のタイトルは,「ケインジアンが沈黙している理由」ではないのですか?
> 前々回,リバタリアンの政治哲学を「理由その1」としていたので,今日
> のテーマはその続きかと?


ええ,「沈黙」とすると誤解を生じるかなと感じたので,表現を少し変えただけ
です。内容を変えるつもりではありません。

> ケインジアンが「沈黙」している訳ではない?

ネットで調べていると,それなりにケインジアン側からの意見も出てきているし,
新刊として出版されている書籍もありましたので,それらに失礼かと。


> でも,あまり目立たないですよね,正直なところ…。
> 目立つ人は叩かれているし!
> だから「小声で叫ぶ」と副題をつけた訳ですか。


そこですよ,問題の核心は!
本来,ケインズの経済学は,現在の様な深刻な不況期にこそ,輝きをみせる
ずのものなのです。でも,現実はそうなっていない!


> ケインズ政策の実現を阻む要因-について考える事になる訳ですね,結局。
> で,その要因の2点目は何なのです?

「1990年代の日本の経験」と呼べば良いでしょうか?
日本経済が最初の大規模なバブル崩壊を経験した,あの後の経済政策運営に対
する,極めて批判的な議論ですね,その実体は。


> 日本経済の今に至る「失われた20年」の起点ですよね,時期的には。
> その時期には,まだ日本におけるケインズ主義は健在だった?

はい。80年代にアメリカでレーガノミクスやサプライサイド経済学が台頭して
きても,日本の経済学界は,これに批判的な意見が主流でした。
90年代に入っても,基本的な事情は同じです。

> つまり,90年代のバブル崩壊後の不況に対して,ケインズの経済学は無力
> だった訳ですか。

少なくとも,その効果に対する意見が分かれる事は事実です。
「期待された効果」との意味で言えば,失敗だったと言えるのかもしれません。


> 日本経済の姿は,この時期に大きく変貌しましたものね,実際。
> 「失われた10年」の言葉は,90年代の日本経済を振返って語られましたし。


この10年間に実施された経済政策が,期待された経済効果を発揮できなかった
事が,ケインズ経済学の威信を大きく損なった点では間違いありません。


> 何が問題だったのでしょう,90年代のケインズ政策では?


まず,金融機関が抱えていた巨額の不良債権の存在が,この時期の金融政策の
効果を無効化してしまいました。

> 不良債権処理と金融再編の問題は,当時よく議論されましたよね。
> 政府による規制の象徴として,「護送船団方式」が批判の的になっていました。
> 政府による過度の保護政策は,金融再編の障害になっていましたし,「不良金融
> 機関はつぶせ」との声が,日ごとに大きくなって行った。

結局,金融の自由化が,この時期に「正義」として認識された訳です。

> ケインズ政策のもう一方の翼である,財政政策の効果は,なぜ損なわれたの
> ですか?


いろいろな意見があるのでしょうが,財政政策がこの時期の景気の底割れを支
えた点では評価できると,私は考えています。
ただ,やはり巨額の不良資産の存在が,期待した乗数効果の実現を損なった
だと思います。


> 収入が借金の返済に回って,消費や投資を充分に喚起できなかったと云う
> 事ですか。

そのとおり。結局,民間需要を喚起できなければ,財政支出は一時的な下支え
の意味しかありませんからね。
つぶれかけた企業の延命を助けるのみで,業界再編などの構造改革の促進を損
ない,財政赤字を膨らませるだけの,愚策として認識されるように変化したの
だと思います。
乗数効果を伴わない,不要な箱ものへの財政支出は,政治家の人気取りのため
の「バラマキ」に過ぎない,と考えられる様になりました。


> 原因は「不良債権の存在」なのですよね,財政政策の効果を損なうのは。

原因が一つだけとは限りませんがね。
「含み損」などの「不良資産の存在」も,民間需要の喚起を阻害する原因にな
る事が予想できます。
この時期に,経済学はそれまでのフロー中心分析から,ストック分析にまで視
野を広げて行きました。

> なるほど,豊かな社会にあっては,収入増が,即消費増に直結する訳では
> ないからですね。自分の家計の実情を考えてみれば分かる話ですね。

また,この時期の財政政策が,一見無駄にも感じる「箱もの」を中心に行われ
た点も批判の対象になりました。財政支出の効果は同じでも,使われもしない
公共建築物ばかりを作っては,結局その後の維持費の増大によって,ますます
財政を圧迫する原因にしかなりません。

> 「目的と効果が重要」だと言う事ですか,財政政策では!

薬にも毒にもなるのです,財政支出の使い方次第では。


> 2点目は分りました。
> 最後の3点目は何ですか,ケインズ政策の実現を阻む要因の。

それは,一流のケインジアンの多くが「官僚」である事です。


> なるほど,Broは以前,「ハーヴェイロードの前提」を話していましたね。
> ケインズ経済政策の実現を担う者は,エリートである必要がある。
> でも,「脱官僚」のこのご時世では,「悪者」の代表格になっていますよね。

日本経済を駄目にした犯人が「官僚達」である,との昨今の論調からすれば,
言葉を替えると,まさにケインジアンが日本経済を駄目にした事になる。


> この不景気に,ケインジアンの声が小さい理由が分りました。
> でも大学の先生や経済評論家にも,ケインジアンは居ますよね?

一流の経済評論家は,それで飯を食っている訳ですから,時代の風潮には敏感
なものです。必然,ケインジアンは減りました,それでないと食っていけない。

> 評論家と云う人種は,「一流であるほど風見鶏」だと。
> 大多数の経済評論家が市場原理主義者である理由は,小泉改革の影響ですね。
> 二流の方が頼りがいあるかもしれませんね,現在の様な改革期には!

残る期待は,大学の研究者達だと思うのです,私は。
今,自信をもって改革を語るには,彼らの力に期待するしかない気がします。

> でも,大学の研究者達の多くは,「経済の実態に疎い」ですからねぇ…。
> それこそ,数式ばかり捏ね繰り回している人々の印象が強いです,私には。
> 結局,Broの様な「超二流」のブロガー達の意見に期待する以外ないかも?


「二流」に「超」が付くと,とても侮辱的に感じるのですけど…。


コメント

◇市場原理主義の欠陥を学ぶ~「欲ボケ社会」に正義はあるか?

2010-07-23 | 経済学
> Bro,前々回の「@くつログ」のハイエク論は,かなり反響があった様子で
> 「経済ブログ村」の人気記事ランキングで1位を獲得しましたよ!
> 今日は既に4位に転落していますが…


もう4位まで転落しましたか!
あそこは,1,214サイトの登録があるので,「競争」も激しいのでしょうね。
でも,沢山読んでもらえると「嬉しい」です。素直に。


> しかし,批判的な意見も沢山ある様子ですよ。
> 巨大な財政赤字を抱える日本では,Broの様なケインジアンは批判の的です!


それは,充分に理解していますよ。
小泉改革で,竹中さんが日本経済の構造改革の旗振り役を行って以来,いつの
間にか日本人の頭脳は,「市場原理主義=正義」であるかのメッセージで洗脳
されていましたから。
この現状を批判しているのだから,反対意見も多いはずです。

> 本職のケインズ派経済学者達は,なぜ沈黙しているのです?
> Broは所詮,本業ではないと云う意味で,ProではなくBroに過ぎない。

3つほど,理由は想像できます。
一つには,アメリカのレーガン政権以来,市場原理主義の背後にある政治的な
思想風土として,リバタリアンの思想が支配的であった事です。


> 何なのです?そのリバタリアンとは?


ハーバード大学の哲学者であるロバート・ノージックなどが代表格らしいです
が,Broな私が説明するより,当代一流の政治哲学のProである,ハーバード大
学のサンデル(Michael J. Sandel)先生の授業を聞いた方が良いでしょう!
この動画を見てみて下さい。

Justice: What's The Right Thing To Do? Episode 03: "FREE TO CHOSE"

 URL http://www.youtube.com/watch?v=Qw4l1w0rkjs


> 英語は苦手なので,良く分からないのですけど…?


キャプションの翻訳を「日本語」にして見ましたか?


> リアルタイムの翻訳では,日本語が変ですよね?

これもやはり「広島弁編」が必要ですかね…
こんな感じだと,分り易いかも?

iPadの説明するけぇ,よう聞きんさい。

 URL http://www.youtube.com/watch?v=bh-sENPLd44


> これ良いですね!楽しく理解できます。
> Broもサンデル先生の授業を「博多弁」で解説して下さいよ!


その内にね…
とりあえず,リバタリアンの政治哲学について概略を述べると,それは「政府
の介入が最小限度に抑えられた『夜警国家』において,国民の自由を最大化す
る事ができる」とする主張と,「人間にとって,自由こそが最も良いものであ
る」とする理念とから成り立つ,思想的立場と言えば分り易いでしょうか?

> 前々回の「ハイエクの反理性主義」にそっくりですね。
> ハイエク経済学の政治哲学版ですか,そうすると?

ハイエクも,リバタリアンの思想系列に位置づけられていますからね,それで
良いと思います。


> ハイエクは経済学の立場から,政府の政策的介入を否定していましたが,
> それを政治学的に見ると,どの様な主張になるのですか?


例えば,タバコに課税するなんて,とんでもない事ですよね!
そんなもの,個人の勝手だと…これには私も賛成ですが。
あとは,シートベルトの強制も,メタボ健診も,売春も,マリファナも,とに
かく人間全てに共通した道徳的価値などは,在り得ないのだから,「政府が規
制を行う事は全て悪い事である」と言う理屈になると思います。
勿論,富める者から貧しい者への所得再分配は,政府による強奪行為だと主張
する事になりますし,失業者は本人が好きで失業しているのだから,これを再
就職させるなどは,政府による強制労働になってしまう。


> う~ん,アメリカらしい考え方ですねぇ,さすがに「自由の女神の国」です!
> 徹底しているので,むしろ感心してしまいます。


そんな具合で,規制緩和と減税政策を推し進めた結果が,賭博場と化した国際
金融市場の姿であり,カジノ資本主義であり,その末路が一昨年の世界金融危
と云う訳です。


> 人間の果てしない欲望とアニマル・スピリットが生んだ世界崩壊劇ですか…
> でも,Broは以前,世界金融危機の遠因は,日本のゼロ金利政策だと言っ
> ていませんでしたっけ?
> ハイエクの経済理論みたいに?


よく覚えていますね,そんな事!
でも,誤解しないで下さいね。
どんなにゼロ金利でも,お金に対する需要が無ければ,バブルは発生しません。
人間のアニマル・スピリットが,お金に対する無限の需要を生んで,規制の無
い事を良い事に,ゼロ金利の資金を金儲けの手段として利用するのです。
資本には目的も意思も存在しません。人間に目的と意思があるのです。
お金は単なる手段にすぎません。

> なるほど,マルクスは資本自体に目的や意思が存在するかの如き議論をし
> ていましたね,だから「唯物論」ですか!


その誤謬は,ハイエクの理論も同じです。資金供給が資金需要を生むかの如き
誤解を犯している。数式ばかりこねくり回すから,小学生でも分る常識が見え
なくなるのですよ。お金が勝手に「借りてくれ」などと言って回る訳が無い
しょ,「貸してくれ」とお願いするのは人間の方なのです。

> マルクスもハイエクも,どこかしら似ていますね?


実証のできない仮定や前提を基礎にして,理論的な整合性を頼りに体系化を行
うから,どこかで誤りを犯すのです。
その意味で,ハイエクの言う「理性の誤り易さ」と云うのは事実でしょう。
しかし,その様に主張する「ハイエク自身の理性が誤っている」事に気が付い
ていないのかもしれません。

> ハイエクの理論に自己矛盾がある

マルクスもハイエクも,「人間の理性を超越した意思の力」を前提にしている
意味で,「思想的に同根」ですからね。

> それは,宗教と云う意味ですか?
> アインシュタインも,かつて「神はサイロコを振らない」と言ったのではな
> かったでしたっけ?


彼は人間の認識能力の限界を知っていたくせに,「唯物論」の立場を生涯捨て
られなかったですからね。
でも,人間の社会は人間の集団が構成していますから,人間の意思次第で創り
かえる事が可能な,「人工的システム」に成りえるのです。
元来は「自生的システム」として発生したものであっても,「恐れず」に「人
工的システム」として再設計する事は可能です。
問題は,それを是とするか否とするか,人間の理性の規範的な問題です。

> まるで「人工授精」の様な,神への挑戦ですね…
> サンデル先生の「これからの正義」について,もっと勉強したくなりました!
> 教えて下さい,Bro!


私の理性の限界まではね…その後は「集団知」を活用しましょうか。


コメント (2)

◇競争社会の敗者の行方~菅総理と駒野選手の違いは何か?

2010-07-20 | 政治
> ワールドカップの日本代表チームは,本当に残念でしたよね。
> 初のベスト8入りは,目前だったのに!


私も,駒野選手がゴールを外したシーンでは,涙を抑えきれなかったですけどね,
結果は結果なので仕方がありません。
でも本当に不思議に思う事は,その後「敗者中の敗者」である駒野選手に対して,
国民からの非難の声がほとんど無い事なのですよ。

> あれは仕方ないでしょう!実力ではなく,運に負けた様なものでしたから。
> 非難よりも,むしろ同情心の方が強かったです。可哀想で,可哀想で…


その気持ちは分りますけど,「勝負の世界」って,そんなに甘いものでしたっけ?
「競争社会における敗者の運命」についての,「子供の教育」のためにも,もう
少し非難の声があるのかなと感じていました,私は。

> 「敗将を貶めず」は,日本の伝統ですよ!
> そこまでやると,誰も勝負をしたがらなくなります。
> 勝負を恐れる様になっては,結果的に優秀な能力を潰してしまいますからね。
> 逆効果です。


そうすると,菅総理が消費税で参院選に敗れて,多方面から非難の集中砲火を
浴びている事実は,どう考えますか?
国民は菅総理を潰そうとしている訳ですか?


> 参院選が終わっても,政治の世界の決着は未だ着いていませんからね。
> ライバルは潰しに懸かるし,盟友は叱咤激励するでしょう,ピンチですから。
> それに,参院選の敗因は運ではなく,実力で負けたのです,民主党のね。
> なぜ,そんな質問をするのです,めずらしく?


人間にとっての,「競争」の意味について考えているのです。
人間社会にとって,「競争原理」の必要性は明らかですよね。
競争の無い所に進歩は無いし,人間の意欲もあまり生じない。
この事は,ワールドカップの勝敗に熱狂する世界中の人々が証明しているし,
20世紀の共産側社会の失敗も,同じ結論を証明していました。


> なるほど,それはそうですね!
> 人間の本性には,動物としてのアニマル・スピリッツが厳然として存在
> るのだと思います。この事が人間にとっての「競争」の意味を教えてくれる。

しかし,一方では,人間社会での「生存競争」の帰結が,人類滅亡のリスク
伴うのだとしたら,どの様に考えますか,あなたなら?


> 前回の「ハイエクの反理性主義」批判の続きですね!
> この状況を「理性的に」解決するとすれば,「競争」にはルールが必要であ
> る事を示していると考えます,私は。
> 「競争」は必要ですが,「敗者を貶める」必要性まではありません。

そう,「競争」の本来の目的は,「優劣を決定」して,「希少な賞」の配分を
決める事です。敗者を罰する事ではありません。
「罰」は敗者にではなく,ルールを守らない者に与えるべきですよね。

> あとは,公平なルールの決め方が問題になりますね!
> 参加者自身でルールを決める「政治競争」の様な場合などでは,特にね。
> しかし,「予言ダコのパウル君」が,ドイツ敗北の責任をとってサラダになり
> かけたのは「許せません」ね!
> 予言は全て的中させたのに!


生き延びた「パウル君」には,今1100万円のラブコールがあるそうですよ!


 ■予言タコ「パウル」,ロシアからも1000万円のラブコール
 URL http://www.cnn.co.jp/fringe/AIC201007200003.html


 URL http://www.youtube.com/watch?v=s61iCXHC2eg

> はぁ~,優秀ですからねぇ,パウル君は!
> 羨ましいです…私は…


コメント

◇ハイエクの亡霊との闘い~「反理性主義」へのシンプルな批判

2010-07-17 | 経済学
> 「ハイエク」って,誰なんですか,Bro?


簡単に言ってしまえば,「市場原理主義者の教祖」ですよ。
1974年にノーベル経済学賞を受賞し,1991年にはアメリカのブッシュ大統領
(親父の方)から,大統領自由勲章を授賞しています。共和党の思想的支柱
と言っても良いのかもしれません。

> なるほど,ケインジアンのBroにとっては「論敵」なのですね!
> どの様な経済学理論を主張していたのですか?

まあ,この動画でも見て下さい。

 ■ケインズvsハイエク

 URL http://www.youtube.com/watch?v=3EkcQJkudoY


> RAP調で語られると,何か分り難かったのですが,ハイエクはケインズに
> 対して,バブルの発生はケインズの低金利政策に原因があるのだ,とか何
> とか批判していましたね!


そう,彼の1931年の貨幣的景気循環理論においては,理論的な数値である
「自然利子率」よりも,現実社会の利子率が低水準である場合に,過剰投資
が発生してバブルを生じると主張していました。


> なるほど!分り易いですね!
> では,ケインズ流の金融政策によって「政策的な金利水準=自然利子率」
> になるようにコントロールすれば,バブルの発生を予防できるんだ!

しかし,いったいどの様にして,その「自然利子率」を算出するんですか?


> えっ!?
> 理論的に算出可能なのでしょう?
> そう言ったじゃん!Broは今…


「算出可能」とは言ってませんよ,「理論的な数値」と言っただけです,私は。

> じゃあ意味ないやん!利用できなければ!
> 単なる概念的な,想定値なのですね,それは?

理論経済学では「均衡点」と言って,よく使われる概念ですが,正直な話,
理論経済学者と云う人種は,この様な計測不可能な理論値を多用して,抽象的
な議論ばかり行っているので,「まっとうな科学理論体系」を創りだせないのだ,
と学生時代に,個人的には反感を感じていました,私も。
 

> 実証研究が不足している?

そう,実験ができないので,実証が難しい事も原因の1つですけどね。

> でも,それこそコンピュータ・シミュレーションを駆使して,模擬実験を
> 行えば良いじゃないですか!


複雑系と呼ばれる分野で行われていますよ,近年では。
日銀などでも,ケインジアンが行っている様です。
しかし,あくまでモデルそのものが人為的に仮定して構築されるので,現実社会
での挙動をモデルが正確に反映できるのかは,良く知りませんけどね,私も。

> ふ~ん,なるほどねぇ。
> ところで,ハイエクの話に戻りますけど,「自然利子率」が算出不可能であ
> るならば,なぜケインズを批判などできるのですか?
> バブルが発生するとも,しないとも,言えないじゃないですか!
> そんな不完全な理論では。

だから,人間は「余計な事」をしないで,自然で自由な市場の流れにまかせろ
とハイエクは主張するのですよ。
そうすれば「神の見えざる手」が,「自然利子率」へと導いてくれるであろうと
予言してくれています。


> それじぁ,まるで宗教じゃないですか!
> 結局は,「神の御神託」の結果次第では!
> 「出たとこ勝負」の結果論にすぎません,それは。


だから,「市場原理主義の本質は宗教だ」と,私は以前から言っているのです。
しかも,「現実の神」はとても無慈悲です。
弱きを見捨て,強き者を好む。血を見る事が大好きで,人類から永遠に戦争を
止めさせない!
もし現実に実在するならばですが,これこそが「神の本性」なのですよ。


我々人間が,この「邪悪な神」と闘える武器は,「理性の力」しか持っていま
せん。人間は「理性の力」で,「邪悪な神」と闘う運命なのです。
ハイエクの様に,神の前に服従しては駄目です。
理性を捨てて,「邪悪な神」の前に膝まずいた時に,人間は単なる動物に戻って
食料と資源の奪い合いを始め,滅亡する時を迎えるのでしょうね,おそらくは。

> 何となく,言いたい事は分かりました,概よそね。
> Broの主張も,ハイエクの「反理性主義」の哲学も。
> でも,タイトルに書いてあった「シンプルな批判」とは何なのですか?


簡単な事ですよ。
もしハイエクの言う「反理性主義」を認めてしまうと,私の様なシステム・エン
ジニアは飯が食えなくなります。
だから自分達が生き残るための,自然で合理的な理論は,「理性主義」の方です。
「反理性主義」は,人間を自己否定する矛盾を犯すはずだと思いますよ。


> なるほど,背理法ですか…シンプルですね,明快です。


コメント

◇ネット老害時代到来~ブロガーに観る高齢化現象

2010-07-16 | 社会
> 何なのですか?「ネット老害」って?


いや,先日ふと気がついたのですが,最近お年寄りのブロガーが増えたなと...


> なるほど,良い傾向ではないですか!
> Broは以前,高齢者の方のインターネット利用を促進する研究開発プロジェ
> クトもやっていたでしょう?


ええ,もう10年以上も前ですけどね。
当時はパソコン自体の普及も,まだ一般家庭では限定的だったので,インター
ネット接続用の専用端末をテレビに接続して使っていました,ISDN接続だったし。


> ブロードバンドは未だ普及していなかった?

はい。
介護用品などの消耗品や,お弁当等を簡単に取り寄せる事のできる,ネット・
ショップを構築して実験的に運用しましたが,まぁ,利用者そのものが少なか
ったのでね…


> もう,その頃から10年経過した訳ですものね!
> 今やネット・ショップは全盛時代かもしれません,楽天などの売上げを見
> ていると。


今考えると傑作なのですが,当時「ネチケット」などと云う言葉があったので
すよ。

> 何ですか?それは?

「インターネット」+「エチケット」の意味の造語ですけどね,要するにイン
ターネット利用上のマナーの様なものですよ。ネット掲示板上で他人の誹謗・
中傷等を行わないとかね。

> 「老害」は「ネチケット」違反ではないのですか,放送禁止用語の様な気
> もしますが…?


まぁ,一般の出版物でも使ってますからね,許容範囲かと…


> で,何が言いたいのです?
> わざわざ「ネット老害」という造語まで創って?


たぶん,団塊世代のリタイアが始まっている事が原因だと思うのですがね。
ブロガーの高齢化現象が最近急速に進んでいる気がするのですよ。

> なるほど,団塊世代は,かなりの程度までパソコンを使いこなしますからね。
> 現役引退して暇になった人達が,ブログを始める様になっても不思議では
> ありません。良い傾向じゃないですか。
> Broは高齢者向けのパソコン塾をやりたいとか,言っていましたよね,以前?

ええ,高齢者のパソコン利用が進んでいる事自体は良いのですよ。
良い意味で,ブロガーの意見の中にも,リタイア組の豊富な知識と経験が反映
してきている。


> じゃあ,何が「老害」なんです?


このまま団塊リタイア組のブロガーが増加して行くと,相対的にブロガーの高
齢化現象が急速に進むでしょう。
現役組は仕事が忙しく,なかなかブログを更新する時間を取れないケースも多
いし。


> Broも,1年半も「ほったらかし」でしたしね,この「@くつログ」を!
> でも,それが事実とすると,ブロガーの意見は圧倒的に高齢者に占拠され
> てしまいますね!
> これは問題あるなぁ…!


だいたいね,元々インターネット利用者の編在がネット・アンケートなどの問
題点だった訳ですよ。
ネット利用の裾野が広がって,この問題は改善されつつありますが,ブロガー
の言論は,今やマスコミ言論に対抗する重要なカウンター・カルチャーに成長
してきていますからね。


> 当然,「老害」だって在る訳だ!リアルの世界と同様に…!


やっぱ,「頭固い」からね,お年寄りは…


> う~ん...
> Broもあと10年も経てば,「お仲間入り」ですけどね!


コメント

◇日本人の企業家精神を問う~財政主導でないと景気は良くならないか?

2010-07-15 | 経済
> 今回の参院選で民主党が大敗し,自民党とみんなの党が躍進した事は,即ち
> 日本の社会のこれからは,やはり「大きな政府」ではなく,「小さな政府」を
> 志向する事になるのですかねぇ?Broはどう思います,この問題について?


さあ…??
ご存じのとおり,いま政治は迷走状態ですから,誰ひとり答えられないでしょ,
その質問には…。


> 民意としては,どう考えれば良いですかね,今回の参院選の結果では?

形の上では「小さな政府」を選択した,とも受け取れますが,投票を行った国民
自身が,そもそもそこまで考えて投票したのか「疑わしい」と感じますが?


> 仮に民意は,明らかに「小さな政府」を選択したのだ,と仮定してみましょうよ。
> この場合,公務員改革を推し進めて行政の無駄を無くし財政再建を第一
> の目標にして緊縮型の財政政策を行うのであれば,一方で景気対策としては,
> 減税等の措置を行えば,それだけで,景気回復が十分に可能だと考えている
> 訳なのでしょうか?

そこが良く分からないのですよ,私も。
小泉・竹中時代の自民党の上げ潮派の主張では,緊縮財政と言うよりも,むしろ
規制緩和と減税によって民間活力を増大させれば,経済は活性化して,景気が良
くなる事で,自然に税収も伸びるのだと言っていました。
これが本来の「小さな政府」論者の主張であると思います。


> しかし,規制緩和による経済の活性化は,一昨年の世界金融危機以来,完
> 全に否定されていますよね。仮に景気が良くなっても,そこには重大なリ
> スクを放置するだけの,「無責任な政府」の姿があるだけで,結局は国民に
> バブル崩壊という巨大なツケを回すだけの結果にしかならないと。


そうですね,概ね。

> 「小さな政府=無責任な政府」であると,私は理解したつもりなのですが?


そう,失業問題も国民の努力不足,社会福祉は貯金しない個人の責任,バブル
の崩壊の時だけ社会的混乱を収拾するために血税を差し出せ,と云う事では,
まったく「無能な政府を善しとする」事になります,「小さな政府」論者は。
「夜警国家=国防・治安維持以外何もしない国家」なのかもしれません。

> 仮に金融危機を回避するために,規制だけは強化するのだとすると,後は
> 減税と低金利政策だけで,本当に景気回復が軌道に乗るのか?
> そんな疑問を感じるのですよ,最近とくに。

まあ,所謂「保守派」などと呼ばれる人々は,経済問題をさほど深刻に議論
する人種ではなく,社会問題全般について「昨日まで,これで遣ってきたの
だ」だから「明日からも,これで遣れるはずだ」と短絡的に結論したいだけ
なのだと思いますよ,私は。

> 「去年の七夕は星がきれいだったので,今年もまた見に行こう!」と言う
> 発想ですか,天気予報も確認しないで…?


そう,概して「出たとこ勝負」に為りがちですよね,気象や環境の変化も考
えたくない人々が多いので。
極論すると,今でも尊皇攘夷を守り続けて,鎖国政策を続ければ,日本人の
純潔と大和魂は保たれると勘違いしている節がある気がします。

> Broは「皇室否定論者」でしたっけ?ひょっとすると?


とんでもない!
私の親父などは,昭和天皇が崩御されると,直ぐに御写真を床の間に掲げて,
一人で黙祷して居る人でした。
御正月には必ず家族全員が集まって,御雑煮とおせちを食べないと不機嫌で
したし,そんな親父でも,昭和天皇が御健在の間は,「お天ちゃん」などと
不敬な呼び方をするのが常でしたけどね。


> ふ~ん…では,Broもやはり皇室を尊敬している訳だ。

「尊敬」と云うのとは,何か少し違う気がしますがね。
家族や祖先を大切に想う心に近い様な,やはり日本人としての伝統を思慕する
愛着心みたいなものでしょうか…?


> じゃ,Broも「保守派」なの?

国家体制論で言えば,充分「保守派」なのかもしれませんが,それと経済政策
などの政治論とは,ある程度分離して考えられるものですよね?
共産主義政策などを主張しない限りは。
元々,日本の資本主義自体も「日本型社会主義」と呼ばれる事もあったほど,
平等や福祉を重視する傾向が強かったです。
良い意味でも悪い意味でも,欧米型の本来の資本主義とは異質な部分が多かった
と思います。

> では,「小さな政府」とは,欧米流の元祖資本主義思想の事になる訳ですか?

その様に思います。1980年代の中曽根政権の時代以前には,日本は明治以来の
官僚主義体制の国家でしたから,日本で「小さな政府」を志向した政治は,た
かだか30年にも満たない経験しかない。
もっと具体的に言えば,中曽根政権と小泉政権,そして安倍・福田の両短期政
権ぐらいでしょうか?日本では…?


> じゃあ正直のところ,日本で「小さな政府」をやろうと主張する事は,十分
> 「革命的」な事ですよね!


そう!だからこそ「小泉改革」だったのです!政権与党でありながら。

> でも,話は戻りますが,「小泉改革路線」から「規制緩和」の部分を取り除
> いたとして,本当に景気は良くなりますかね?どう考えます?


結局ね,「小さな政府」論者達の大前提は,民間の企業家精神というものを,
どこまでも信頼していると云う事なのですよ。中小企業の社長さん達さえ少し
支援してあげれば,国民は自力でやっていけるはずだと。
仕事に困っている失業者がいれば,人手不足の会社が率先して採用してくれる
はずであり,年老いて困っている老人は,家族や親戚達が率先して引き取るは
ずだ,そんな美しい過去の日本の話を信頼している訳です。


> 現実の日本の社会環境は変化している

そんな事,誰だって感じている事でしょう!
都市化と核家族化の進行とともに,村社会や地域社会,さらには商店街までも
無くなりつつあるし,兄弟姉妹が少なくなる事で,親の老後の面倒を見る事は,
家族にとって大変な負担になりつつある。
高くなりすぎた日本の労働賃金では,国際競争には勝てなくなりつつあるので,
日本の製造業は,積極的に外国人労働者に頼る様に変化してきている。
数えればきりがありません…とにかく,我々が今住んでいるこの日本は,過去
の歴史のどの時点にも存在しなかった,まったく新しい日本社会なのです。


> そんな社会環境の変化の中で,旧来の「保守派」の思想と「小さな政府」
> を組み合わせたぐらいで,とても暮らし易い日本などできるはずがない?

そのとおり!
少なくとも,「小さな政府」政策で経済成長を続けるためには,輸出環境が劇的
に好転するか,もしくは日本の企業家の精神が劇的に変化する必要があると考え
ます,私は。

> どちらも,希望的観測に過ぎませんね…やはり…


だから,「出たとこ勝負」の「無責任な政府」に過ぎないのですよ。
「小さな政府」論者の考えはね。
「効果的な財政政策」こそが必要なのです。
この日本の経済成長には!


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◇新築衆議院議員会館論議にて~不景気日本の貧乏人根性を嘆く

2010-07-14 | 経済
> 話題になっていた,新しい衆議院議員会館が完成したみたいですよ,Bro。
> 昨日,開館式を終えて,17日から引っ越しが始まるみたいです。


豪華すぎるとか何とか,色々と物議を醸していた建物ですよね。
今度はどこに建てられたのでしょうか?国会議事堂には近いのですか?


> 立地的には今までと同じですよ。国会議事堂から道路を一つ隔てた正面。
> 今までの古い建物に隣接する形で,建て直された格好です。
> 完成までの事業費は1174億円らしいですよ。

そこなんですよね,結局。「事業費1174億円」の数字がやたらと強調されて,
この財政難の折に,無駄遣いがどうたらと騒ぎたてる人が多い…
いったい,その数字には土地代は含まれていないのですかね?
建物だけの総工費が約1千億円?


> 詳細は知りませんけどね,今までと同じ場所に建てているのだから土地代
> は含まないのではないでしょうか?
> それにしても,各議員事務所の広さは旧会館の2.5倍もあって,保育施設等々
> も整備され,屋上には芝生まで敷かれているらしいですよ。
> 豪華すぎませんか?

ネットで写真を探してみたのですけどね,実物を見ていないので,今ひとつピン
とこないのですよ。
議員事務所の広さについては,そもそも従来が狭すぎて,来客との打合せにも
困っていたみたいですよ。国立大学などの研究室もそうなのですけどね,とにかく
日本人は,「狭い場所に押し込められて仕事する」みたいな感覚が強すぎて,来客
の応接などまで,配慮がされていない事が多い気がします。
保育施設などは国が先頭に立って整備を進めるべき話だし,屋上の芝生だって大都
市の温暖化対策の一環なのでしょう?

> Broは肯定的な意見ですね,衆議院議員会館の話題については?


「事業費1174億円」と言われても,見当がつかないだけですよ。
ただ想っている事は,10年前に初めてのイタリア旅行から日本に帰って,何とも東京
の街並みが貧相に感じた事です。
それまで日本は「豊かな社会」だと信じていたのですが,その時は全然違って見えた。
社会資本の整備は,個人レベルでは極めて困難な話ですから,国が積極的にかつもっと
芸術センス豊かに進めて欲しいと感じました。


> なるほど,国会の議員会館は「社会資本」ですか!
> 「節約」ではなく,「芸術センス」ねぇ…??

国会議員会館などは,政治家個人の所有物などではなく,「国民の共有財産」ですか
らね。末永く利用可能な,立派で美しい建物を建築して欲しい。
経済性や効率ばかりでなく,「美しさを問う心のゆとり」が形に顕れてこそ,心の豊
かさも養われて行くと思うのですよ。

それと,所謂「箱もの」への財政支出ですけどね,近ごろはどうも嫌悪されるばかりで
総じて不評なのですが,耐久消費財は損耗する訳ですから,どうしても建て替え需要
などは発生するはずなのです。その際に,財政難ばかりを理由にして,安っぽいその場
しのぎの建て替えを進められては,日本の社会資本は今後将来,益々貧相に劣化
して行くばかりですよ!
これでは,ますます日本人の貧乏人根性を強化するばかりです。


> う~む…実は,この話題はですね,さっきBroの奥さんから質問された事
> が,そもそもの発端なのですけどね…
> 奥さん的には「許せない」らしいです。消費税10%を言い出す前に,政治
> 家は自分達の経費をもっと切り詰めろと!
> 「国民の家計は今大変なのだぞ!」と強調していましたよ?


それは,「我が家の家計」の話と混同しているだけですよ!
駄目です!あいつの言う事を真に受けては!
少しお金が余ると,こっそりタンスに現金を隠し持って,世の中を益々不景気にする
だけの奴ですから!


> 奥さんの真摯な発言から伺うと,Broの財政破綻の日も近いかと心配して
> いたのですが...??


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◇参院選結果をみて,若干の感想など

2010-07-12 | 政治
> 「与党過半数割れ」だそうです!
> また「ねじれ国会」に逆戻りですね,福田内閣の時代に続いて。


仕方ないでしょ。
今の民主党では,それこそ「日本が危ない」と感じる人々が多い様子ですから。
私も,その中に含まれるかもしれませんが。


> 選挙後の菅総理の記者会見では,自身の消費税増税発言の問題点について
> 「国民に唐突な印象を与えた」として,反省していましたよね。

発言直後に内閣支持率が急落した事などから,やはり国民の関心を集めた点は
事実ですからね。
でも,総理自身も述べていたとおり,「国民が『消費税増税絶対反対』の民意
を示した」とは捉えていない点については,妥当だと思います。
自民党が予想以上の伸びを示しましたからね,この参院選で。


> 比較的に,みんなの党以外の小政党が,全部不調だったと感じましたが?


粗方の予想どおり,みんなの党が躍進するだろうとは想像していた事ですが,
私はもっと劇的に躍進するシナリオも夢想していました。
消費税増税反対票がここに集まると思っていましたので…

> でも,実際には自民党に流れた?


でしょうね。
結局,この選挙の争点は,消費税問題だけでなく,民主党政権への評価を問う
ものであった訳ですから…

> 自民党,みんなの党以外の不調については,どう考えます?


政治の問題を,「現実的に」考えている事の顕れだと思います。
社民党も不調でしたよね,今回。

> 国民新党もダメでしたね!


これはやはり,「郵政改悪反対」の意思表示なのではないでしょうか。

> でも現実的な問題として,「ねじれ国会」となると,政権運営はどうなるの
> でしょうね,今後は?
> 早々と「衆院解散要求」も出てますよ!特に渡辺代表などから。


自民党も同じ意見でしょうから,これにどう対処するのか,注目の一つです。
あと,民主党内の責任問題がどう流れて行くか,ですが…

> 菅総理は,9月の代表選まで現体制を維持する方針を示しています。
> 小沢陣営からの突き上げに世間の注目が集まっている様子ですが…

そうなると,結局「選挙管理内閣」になり下がってしまいますよね。
今後の菅政権は。


> 何も大きな政治的進歩は望めない?


そう思いますが,私は。

> 衆院解散総選挙を断行して,民意を問い直すべきですか!やはり!


国政の混乱を早期に収拾する立場からは,それがベストと思います。
元々,鳩山総理が辞任した際に行われるべきであった道ですがね…

> じゃあ,菅政権は単なる「道草内閣」じゃないですか!
> まるで「時間の浪費」だった訳ですか,これまで!


解散総選挙して,民主党が勝てば良いのですよ。
菅政権の存続のためには!
それでなくば,「選挙管理内閣」として,9月までまた「時間の浪費」を
続ける事になります,日本の国政は。

> う~ん…菅総理は,「御遍路」行きの支度をした方が良いのですかねぇ?
> やはり…?


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◇責任ある政府とは?~原口総務相発言に見る野党根性のさもしさ

2010-07-08 | 政治
> 今回もまた,「ゆうパック遅配」問題ですかぁ?
> 何か新しい事実でも見つかったとか?


郵政改悪反対派の私としては,この問題の責任がどう取られるのか,気になる所なのです。
まずは,この朝日新聞の記事を見て下さいよ!

『ゆうパック統合計画、総務省のチェック緩く 遅配問題』
 2010年7月7日3時0分
 URL http://www.asahi.com/national/update/0707/TKY201007060747.html

> お中元シーズンの7月にシステム統合の運用をスタートさせる事は,リスクが大きい
> 点は総務省も事前に承知していた様子ですね,これを読むと。
> 日本郵便側からの事前準備説明を信頼して,原口総務大臣が最終的にゴーサインを出
> したとあります。


そう,今回の件の監督責任は最終的に総務大臣にあったと,この点は明確に述べている
のです。問題はその次の2/2ページを見て下さい。

『この日の会見で、原口総務相は、郵政民営化路線を推進した西川善文・日本郵政前社長
ら前経営陣を批判。前経営陣が赤字体質のペリカン便とゆうパックの統合を強引に推し進
め、それがさまざまな混乱の出発点になった、という点を強調した。』

(朝日新聞記事より引用)


> 何ですか,これは!
> 前経営陣に責任転嫁ですか?
> 今回の問題は,経営統合の問題ではなく,「ゆうパック」の遅配の問題ですよね!
> そんなもの,きちんと監督ができていれば,直前にでも移行ストップがかけられる話
> じゃないですか!
> 無責任な発言ですねぇ,まったく!これは大臣として,最低の発言です!


そう!そのとおり!
「問題の本質のすり替え」を弄しているだけの,まったくの責任転嫁です!
何でもかんでも,自民党の責任追及だけに熱心だった,野党時代のさもしい思考回路
思わず言い訳に出てしまった訳です。
今や自分が総務大臣であり,最終責任者である事の自覚がまったく足りていない!
これでは,システム統合の最終判断など,監督責任が果たせる訳がない。
自らの無能を暴露した発言内容ですよ!


> 酷いなぁ…これは,民主党のイメージダウンは免れませんね,これでは。

私は,これではっきりと,現政権では財政再建など到底不可能であると悟りました。
消費税率10%も已む無しと腹を括っていたのですが,この状態では国民の血税を,政府
と役人の怠慢のドブの中に捨ててしまうだけ
です!


> 少なくとも西川社長時代には,あれだけ困難と言われた金融システム統合を大過なく
> やり遂げていましたからねぇ。郵政改悪の誹りは免れませんね,やはり。

やっぱりね,消費税増税などは,もっと徹底した行財政改革を進めた後でないと,誰も
納得してくれません
よ。
もうこれ以上は,民主党に騙されたくありませんので,申し訳ないですが,菅総理には
もう一度「御遍路」に行って,修行し直して来て頂く事を願うのみです!


> 今日の落ちは「御遍路」でしたか…



■ 関連記事 
◇ゆうパック遅配!~旧郵政省出身,天下り経営の責任は如何?


コメント

◇ゆうパック遅配!~旧郵政省出身,天下り経営の責任は如何?

2010-07-07 | 政治
> 今日は「ゆうパック遅配」問題ですか。
> かなり大規模な遅れが出ている様子ですね。
> 特に生鮮品などの損害が大きいらしい!


ある意味でね,「そら見た事か!」なのですよ,私に言わせると。
私はね,別に「官僚嫌い」なのではないのですよ,言っておきますけどね。
ただ,「官僚達の世界観」と「民間企業経営者の世界観」とは,まったく異質のものである
事を知っているので,国民新党が主導している「郵政改悪」に大反対なのです!
「天下り官僚」などと言う人種にですね,民間企業の経営がまともに勤まる訳がないと確信
しているから,この様に辛口で言うのですよ!勿論,例外もあるでしょうけどね。


> 今回の問題は,「ペリカン便」とのシステム統合で,この7月から取扱量が急増した事
> に起因するらしいです。

システム統合後の本番移行なんて,最も神経質になるべき困難な仕事ですから,トラブル
発生の直接的な責任は,システム担当部署にあるのだとは思います。
物流システムの場合,特に情報だけでなく,物の流れを伴いますから,物理的な制約条件
をシビアにチェックしておかないと,今回の様な大混乱を引き起こす原因になります。

> Broは確か,医療物流システムのスペシャリストでしたよね?


医療だけでなく,今回の郵便事業に匹敵する規模の,大規模物流システムも経験がありますよ。
「官の世界」も「民の世界」も,システムの仕事を通じて,その体質の違いを肌で感じてきま
したので良く分ります。
お役人の仕事の場合はね,「危機管理」に対する姿勢が民間よりも遥かに「ぬるい」です。
いざとなったら業者を悪者にして,役人はまず保身を考える。最悪の場合でも,誰かが身銭を
切って責任をとる訳ではないので,「深刻な危機意識」は育たないのです。


> 今回のトラブルのケースでも,「ぬるさ」があったのでしょうか?

それでなければ,遅くとも3日の時点では,何らかの報道発表が出てないと駄目です。
1日の状況を見て,2日に調査を行えば,3日にはコメントが可能なはずですから。
実際の記者会見は4日であった。この1日の遅れこそが,経営意識の「ぬるさ」を如実に表し
ていると思います。
自分の身銭を切る民間経営者であれば,「たった1日の被害増大」で,どれ程自分の腹が痛む
か「真剣な危機意識」を感じるでしょうからね。

> 今回のトラブルの責任は,どうなるのでしょうか?
> 日本郵便側のコメントでは,損害賠償についても検討している様子ですが?

お客様に被害を与えたのであれば,当然損害賠償も必要でしょう。
最終的にどれ程の金額になるのかは分りませんが,必要な賠償は行うでしょう。
問題はその先の経営責任についてだと思います。
もし仮に,日本郵便の株主が日本国民であれば(実際には財務大臣ですが),私は株主の一人
として,現在の経営陣の全員解任を株主総会で要求致します。
さらに,経営陣の中で,背任行為の疑いのある人が居るのであれば,徹底した調査と取締役に
対する損害賠償請求も要求すると思います。


> また随分と厳しい処分ですね!まあ,今の財務大臣では,そんな処置は望めませんが。


その位の実例を作らないと,今の「天下り大国日本」の根本的な財政再建は難しいと思うのですよ!
元来,言わずとも,日本の官僚は非常に優秀な人材の宝庫なのですよ。
必要なのは,その官僚達の意識改革と組織改造です。
一度これらをぶち壊してから,再建しないとダメなのかもしれませんが…

> 最近のBroは過激ですねぇ…最も現在の閉塞的な社会環境が原因なのでしょうが…



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◇亀井金融相辞任~郵政法案の行方は?


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◇外国人選挙権についての過激発言など

2010-07-05 | 政治
> Bro,あまり良く知らないテーマについて「@くつログ」に書くのは危険じゃない?


良いのです。このブログは私の「個人ブログ」ですから。
勝手に感じた事を書いているだけですから。


> でも,定期的に読んでくれている方もいますから…

むしろ,私の考えに「明らかな誤解や誤り」があれば,コメントでも何でも,教えて欲し
いのですよ。
実際の話,IT関連という職業柄,最近は韓国,中国,インドなどから仕事で来ている
人達が,私の仲間にも大勢いるのですよ。
勿論,同じプロジェクトチームのメンバとして一緒に仕事をしますから,昼食などを一緒
に食べて,日本の社会や歴史の事などを,雑談する機会もある訳です。


> なるほど,満更,他人事であるとばかり無視していられない訳ですね,仕事仲間ならば。

確かに,短期間の滞在の人もいれば,優秀な技術者の場合などは,日本の一流企業から
正式な社員としての採用を打診された仲間もいました。

> う~ん,一言で外国人と言っても,様々なケースがありますからねぇ…

中国人技術者で,私の隣の席で仕事していた人と,以前昼食を一緒に食べていた時の会話
なのですが,「年金保険料」の支払いの事で愚痴をこぼしていた事を覚えています。

> えっ?外国から日本に働きに来ている人も,「年金保険料」の支払い義務があるので
> すか?日本国籍ではないのでしょう?


それで私もびっくりしたので,良く覚えているのです。
彼はひょっとすると,「健康保険料」と間違えているのではないかと。
でも,やはり日本に滞在して就労している間は,支払い義務があるのだと言っていました。
帰国の際に返金される様な話だったと思います。利子も付かずにね!


> 「健康保険料」なら解る気もしますけどねぇ,いつ何時病気になって医者に罹るか分
> りませんからね。


それにも多少問題があって,あるインド人の場合は,長期のプロジェクトの仕事で日本に
来ていて,本国から家族が日本に遊びに来ていた時に,急に奥さんが腹痛を訴えだしたの
ですよ。私の仲間だったインド人が,仕事中に病院を教えてくれと相談に来たので,近く
の診療所までの地図を渡した事がありました。

> それで?

彼は携帯電話で奥さんをナビゲートして,診療所は直ぐに分かった様でしたが,今度は
「保険証」の問題等で,揉めた様子でした。
結局,奥さんは緊急に手術が必要になったので,ご主人の仕事は私が代行する事にして,
その日は早退してもらった訳ですけどね。

> 色々なシチュエーションがありますよね,やはり。
> 「外国人」と一言で言って,それが不法就労者の事であるばかりではないからですね。


それで私は思うのですよ。
「参政権」の問題にせよ,「生活保護」等の社会保障の問題にせよ,日本国民としての
権利を与えられるべきかどうかは,日本国民としての義務が課せられているかどうかと,
セットで考えるべき問題だと。


> 「権利と義務」をセットにして考えない限り,「不公平」である事は免れない?


その様に思います。
仮に,私が海外で仕事をする事になったら,その様に主張するでしょうから。

> そうですね,逆の立場になって考えると,想像しやすいのかもしれませんね。
> この手の問題は。

むしろ,「財政破綻の問題などは,政府の責任の問題であって,自分達国民には関係ない
事だ」と主張する『一部の日本人』から,参政権を剥奪するべきだとも考えたり致します...


> 随分と過激ですね!今日の最後の一言は!


コメント

◇小沢流「ブレ消費税戦術」の行方?

2010-07-03 | 政治
> 何なのです?「ブレ消費税戦術」って?


民主党内で意見が割れているじゃないですか,消費税増税の件で。

> まったく,選挙前だと言うのに,民主党は大失態ですよね!
> 小沢さんは,幹事長から身を引いたのだから,発言を控えるべきですよ!
> これじゃあ,国民は民主党が結局どう政策の舵を執るか,判らなくなるじゃないですか。


それは結局,民意を確かめた上で,政策の舵は執るでしょう。
むしろ,民意がほぼ真っ二つに割れている現状では,政策方針をブレさせた方が得策
なのかもしれませんよ。

> では,小沢発言は「確信犯」だと?


そんな気がします。
菅総理が例の「消費税率10%」発言をした直後,支持率を大幅に下げたではないですか。
現状で方針を明確化する事は,どちらにしても,反対意見の支持票を失う事に他なりませ
んからねぇ。


> Broは以前,参院選後に「消費税率10%」を言いだせば,間違いなく総理は大批判を
> 浴びると言っていたじゃないですか!あれは間違いですか?


いや,菅総理としては,あの発言が正解だと思いますよ。今でも。
でも,民主党が,政党としてこの参院選をどう闘うかは,別の次元の問題ではないですか。
むしろ民主党内部で意見がブレている現状の方が,結果としては有利かもしれません。

> う~ん,そこまで見通して発言した訳ですかねぇ?小沢さんは。
> 良いとこ取りする戦略ですか,どちらに転んでも!

「必勝の構え」と言うべきなのかもしれませんね,むしろ。


> でも,本来なら,政党としての政策方針を一本化して国民に示すべきですよね!
> もし,Broが言う通り「小沢流戦術」なのだとしたら,卑怯な気がします!私は。

「卑怯」であるかどうかは,各個人の主観の問題ですからね,それは。
「違法」でない事が大切です,この場合。

> なぜです?政権与党であるならば,もっと正々堂々と闘うべきですよ。
> 姑息です!やり方が!


いくら「正々堂々」と闘ってみた所で,負けてしまっては,どんな立派な政策も実現
できなくなるじゃないですか。必ず勝つ事が大事です,現実は。
特に与党の場合には,後の政権運営に関りますからね。


> では,Broは民主党有利と見ている訳ですか?現状を。

自民党よりはね。
でも,菅総理の消費税発言によって,最も得をした政党は「みんなの党」ですよね。
民主党支持票の内,消費税増税反対の票をかなり取り込む事ができると思いますが?

> う~ん,結果的にはそうなりますかねぇ,やはり。
> では,小沢発言は,その票を取り戻す事が目標になる訳ですね。

結局,消費税問題に関しては,日本国民の民意が真っ二つに割れている現状が
根本的な問題なのですよ。
その意味で,現在の民主党内は,正しく「民意」を反映した状況にあると思う。
最終的には,菅総理のリーダシップが試される事になりますが,実際の舵取りは,この
参院選の結果を見てからですよね,何だかんだと言っても。

> あと一週間ですねぇ,投開票まで。
> Broはもう決めたのですか?随分迷ってましたけど,以前は?


決めましたよ。内緒ですけどね,今は。
ちなみに,このサイトは結構参考になりましたので,見てみて下さい。

 「日本版ボートマッチ」
  URL http://vote.yomiuri.co.jp/?from=ytop

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◇世界金融危機(2008年)と世界大恐慌(1929年)を改めて考える

2010-07-02 | リーマンショック
> 前回は「超お馬鹿な小説ネタ」でしたが,今回は少し面白そうですね,Bro!


そんなに「お馬鹿」でしたかねぇ…
私自身は,なかなか「含蓄の深い秀作」だと思っているのですが?


> それにしても,米国で「金融改革法案」が間もなく成立する見通しですし,一昨年の
> 世界金融危機の決着も,これで一段落ついた訳ですよね。
> 後は,世界の景気が一日でも早く,力強い回復基調に戻れば良いのだと思いますが。

その件ですがね,ここに来て,私は少し気懸りな点があって,今回このテーマを改めて
考えてみたいと思ったのですよ。

> 気懸りな点?


つまりね,一昨年の「世界金融危機」と1929年の「世界大恐慌」の両者とも,米国での
大規模な住宅バブル崩壊に起因する「金融危機」乃至は「経済恐慌」である点で,
本質的な違いは特にないのですよ。


> それは,そのとおりだと思いますが,今回の「金融危機」では,米国政府が素早く適
> 切な危機対応を行ったので,「経済恐慌」にまで発展してしまう事態を回避する事が
> できた訳じゃないですか。
> 今回の「金融危機」については,我々もリアルタイムで観察していましたから,Bro
> も米国政府の対応を絶賛していましたよね,あの時。


 

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ええ,あの時は正しくブッシュ大統領をはじめ,米国政府の中枢が危機回避のために,
懸命に行動している様子が伝わってきましたからね!
ブッシュ大統領などは,自身が共和党の大統領である事など忘れてしまったかの様でした。
政治理念も何もクソ喰らえで,まさに国内でテロ攻撃が勃発したかの如く,とにかく目前
に迫る危機を回避しようと必死の様子でした。
参考までに,この動画をちょっと見て下さい。

『オバマ・デセプション 8/11』

 URL http://www.youtube.com/watch?v=6KbKOKZTQ4A&feature=related


> これは,ブッシュ政権が「金融安定化法案」を議会通過させた時の,政府と議会との
> 攻防の様子を記録している映画ですね。なかなか緊迫感が出ていますよね。
> 既に次期大統領に決定していたオバマさんまで巻き込んで,超党派で議会の説得に取
> 組んでいた訳ですか!
> でも,何となく映画自体の語り口は,政府の対応に批判的ですね…?


そうです。この映画を最初から見れば分りますが,映画自体の趣旨は,今回の「金融危機」
の発生及びその対応策としての「金融安定化法案」の成立を,「権力者の自作自演の陰謀
である」として,糾弾する内容のものです。

> えっ?政府批判の映画なのですか?
> なぜ,批判するのですか?
> この時の米政府高官の行動は,まさに9.11テロ事件の際の消防士達にも似た,決死の
> 覚悟を思わせる英雄的な行動だと感じるのですが?


結局,消化の際に使用した「大量の放水」,つまり「巨額の財政支出」が原因ですよ。
これは詰まる所,国民の血税ですから,「権力が陰謀によって国民の血税を搾取したのだ」
と言って,憤慨している訳です。

> また,「陰謀説」ですか!
> 米国の5大投資銀行が壊滅的な打撃を受けて,さらに世界中の金融機関と投資家が大
> 混乱の渦中に放り出された訳ですよ?こんな話,普通「陰謀」とは考えないでしょう?
> 「国際テロ」ならば,想像し得るかもしれませんが!


でもね,大金融資本には,国民の血税で救済措置が図られながら,「真の被害者」である
国民には何の救済も無い訳ですから,考えてみれば,大衆の怒りは無理からぬ事かもしれ
ません。

> しかし,「金融危機」が「大恐慌」にまで発展していたら,それこそは,壊滅的な状況
> になっていましたよ,米国経済だけでなく世界経済全体が!
> 実際,9月29日に米議会が一旦「金融安定化法案」を否決した後,世界中の株式市場
> が大暴落して,まるで地面の底が抜けた様に,下げ止まらなくなったではないですか!
> あの一週間は,まるで頭上から空が落ちてくる様な恐怖感でしたよ!


その辺の事情は,ちょっとした見解の違いで,疑心暗鬼になるのが国民大衆の常ですよ。
どこの国でも同じ事です。自腹が痛む時は,例えどんな理由でも不満が爆発するものです。
ましてや,天災などではなく,人災なのであれば尚更の事です。

> う~む…
> 政府に対して,失業対策や景気対策を求める事は理解できますが,「政府の陰謀」を主
> 張してみた所で,何もメリットは生じ無いと思いますけどね,私は。

大衆を扇動するアジテーションは,そんな物です。
一見した所メリット無さそうなので,騙され易い訳ですよね,大衆も。

> 政府転覆が狙いですかね?この場合?

いえ,この映画の監督に関しては,半分ジョークのつもりかもしれません。
こんな風なショー番組を創っている人らしいので。

『アレックス・ジョーンズ・ショー日曜版(04/10) 』

> 何だ,売名が目的ですか,これは。
> じゃ,そんな深刻な物ではない訳ですよね,結局。

でも,やはり私は気懸りなのですよ。
米国に限らず日本でも,そして世界中が同じかもしれませんが,社会不安が増大している。
今回の「金融危機」も,経済が回復すれば,元の安定を取り戻すと楽観していたのですが,
予想外に社会全体の意識の変化が顕著な気がするのです。
これでは,経済が元どおりに回復しても,根本的に社会が変質してしまいますよね。
世界史によれば,1929年の世界大恐慌の際にも,これが生じたのですよ!
つまり,世界的な保護主義化への反動ですね。


> なるほど,金融面での規制強化については,確かに顕著ですね。
> 米国の「金融改革法案」の例を挙げるまでもありません。
> グローバリゼーションに対しての反動も,確かにあるでしょう。
> でも,それがそんなに心配する程の事なのですか?
> いくら恐慌には至らなかったとは言え,世界的な不況が一年以上も続いた訳だから,
> 多少の反動はむしろ当然な気がしますが。

世界大恐慌の例で言うならば,国際的な保護主義傾向は貿易面にまで及んだ点ですね。
さらには,長引く不況から全体主義傾向が強まって,軍事力強化が国際緊張を高めた事。
結局,改革を強く期待する大衆の心情が,独裁者の台頭を許してしまった。


> それは,考え過ぎですよ,きっと!
> 人間は馬鹿じゃないですから,歴史に学ぶ知恵ぐらい持っています。


そうであれば良いのです。
世代間で,失敗の経験が受け継がれていればね。

> 「世代間での継承」ですか…心配の核心は…


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