ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇競争社会の敗者の行方~菅総理と駒野選手の違いは何か?

2010-07-20 | 政治
> ワールドカップの日本代表チームは,本当に残念でしたよね。
> 初のベスト8入りは,目前だったのに!


私も,駒野選手がゴールを外したシーンでは,涙を抑えきれなかったですけどね,
結果は結果なので仕方がありません。
でも本当に不思議に思う事は,その後「敗者中の敗者」である駒野選手に対して,
国民からの非難の声がほとんど無い事なのですよ。

> あれは仕方ないでしょう!実力ではなく,運に負けた様なものでしたから。
> 非難よりも,むしろ同情心の方が強かったです。可哀想で,可哀想で…


その気持ちは分りますけど,「勝負の世界」って,そんなに甘いものでしたっけ?
「競争社会における敗者の運命」についての,「子供の教育」のためにも,もう
少し非難の声があるのかなと感じていました,私は。

> 「敗将を貶めず」は,日本の伝統ですよ!
> そこまでやると,誰も勝負をしたがらなくなります。
> 勝負を恐れる様になっては,結果的に優秀な能力を潰してしまいますからね。
> 逆効果です。


そうすると,菅総理が消費税で参院選に敗れて,多方面から非難の集中砲火を
浴びている事実は,どう考えますか?
国民は菅総理を潰そうとしている訳ですか?


> 参院選が終わっても,政治の世界の決着は未だ着いていませんからね。
> ライバルは潰しに懸かるし,盟友は叱咤激励するでしょう,ピンチですから。
> それに,参院選の敗因は運ではなく,実力で負けたのです,民主党のね。
> なぜ,そんな質問をするのです,めずらしく?


人間にとっての,「競争」の意味について考えているのです。
人間社会にとって,「競争原理」の必要性は明らかですよね。
競争の無い所に進歩は無いし,人間の意欲もあまり生じない。
この事は,ワールドカップの勝敗に熱狂する世界中の人々が証明しているし,
20世紀の共産側社会の失敗も,同じ結論を証明していました。


> なるほど,それはそうですね!
> 人間の本性には,動物としてのアニマル・スピリッツが厳然として存在
> るのだと思います。この事が人間にとっての「競争」の意味を教えてくれる。

しかし,一方では,人間社会での「生存競争」の帰結が,人類滅亡のリスク
伴うのだとしたら,どの様に考えますか,あなたなら?


> 前回の「ハイエクの反理性主義」批判の続きですね!
> この状況を「理性的に」解決するとすれば,「競争」にはルールが必要であ
> る事を示していると考えます,私は。
> 「競争」は必要ですが,「敗者を貶める」必要性まではありません。

そう,「競争」の本来の目的は,「優劣を決定」して,「希少な賞」の配分を
決める事です。敗者を罰する事ではありません。
「罰」は敗者にではなく,ルールを守らない者に与えるべきですよね。

> あとは,公平なルールの決め方が問題になりますね!
> 参加者自身でルールを決める「政治競争」の様な場合などでは,特にね。
> しかし,「予言ダコのパウル君」が,ドイツ敗北の責任をとってサラダになり
> かけたのは「許せません」ね!
> 予言は全て的中させたのに!


生き延びた「パウル君」には,今1100万円のラブコールがあるそうですよ!


 ■予言タコ「パウル」,ロシアからも1000万円のラブコール
 URL http://www.cnn.co.jp/fringe/AIC201007200003.html


 URL http://www.youtube.com/watch?v=s61iCXHC2eg

> はぁ~,優秀ですからねぇ,パウル君は!
> 羨ましいです…私は…



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【AI時代の錬金学Ⅱ】

https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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