http://www.j-cast.com/2013/05/27175959.html
> ご自身で蒔いた種とは云え、橋下氏の慰安婦問題発言が世界中を駆巡って、
> ご自身の政治生命すら危うくなる事態にまで発展してしまいましたね…。
実際、迂闊に弁護しようとした、日本維新の会の西村慎吾衆議院議員などは、
自身の不適切な発言が原因で除名されてしまった訳ですから、橋下共同代表も
自身の政治生命どころか、日本維新の会自体の存続に係る事件として、事態の
収拾に懸命です。
> でも、問題発言の当初は、主に国内からの批判の大合唱に晒されていました
> が、批判がマスコミやSNSを通じて世界中に拡散される様になるに連れて、
> むしろ国内では、橋下氏の主張を擁護する意見が増えましたね!
もはや、一市長の失言問題に留まらず、日本人全体を代表するかの様な立場で、
この慰安婦問題の核心について、世界中に日本の立場の弁明を発信しています
から、日本人としては、これを応援したくなるのが当然だと想う…。
> いつの間にか「被告人橋下徹」が、「国際弁護人橋下徹」に為り変って、日韓
> 関係改善の障害になっている「従軍慰安婦問題」と、「竹島問題」との根本的
> 解決のために、国際司法裁判所での決着を呼びかける立場に出世しました!
▼【慰安婦問題】橋下徹大阪市長記者会見主催:日本外国特派員協会 2013/05/27
http://www.youtube.com/playlist?list=PLk4zC4nc2U8v4gIH5gqhxWaQdBOMvg6aj
この問題の根底には、日米韓、そして世界との間の歴史認識の相違が問題点と
して存在する事は確かです。
しかし、以前にも拙ブログで書いた通り、この問題の現代的な本質は、女性に
対する人権問題、および人身売買に対する考え方や取組み方の問題に在ります。
▼◇従軍慰安婦問題の不思議?
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/a2fdcb4d81f0a10bc63cf9ee3d040a02
過去の歴史問題としてでは無く、まず現代の日本の考え方をしっかり明示して、
過去の日本の行為に(現代的な視点から見て)不適切な事実が在るのであれば、
これを反省し、また必要であれば謝罪する姿勢が大切なのですね。
> Broが常に主張する、罪刑法定主義・法の不遡及の原則はどこに消えたの?
> 戦前・戦中には、売春防止法は存在し無かったはずですが…?
キリスト教圏の多くの国々の人々は、人権を「普遍的価値」として認識してい
ますから、これを法律以前の人道的な問題として考えています。
この点に留意しないと、欧米人の理解を得る事は難しい…。
そこで、橋下氏の主張の主要な論点の一つが登場します。
つまり、世界中の国々において軍が売春婦を利用していた事実を隠ぺいしたま
まで、過去の日本の行為だけを非難する事は、不公平(アンフェア)であると。
反省するべきは、唯日本だけなのでは無く、世界各国がこの様な歴史的事実を
直視して、これと向き合うべきであると。
この観点からは、旧日本軍の慰安婦問題は、過去における事例の一つに過ぎず、
現代に至るまで綿々と続く「戦場における性」の問題は、優れて現代的な問題
なのであり、世界各国において、正面から取り組んで頂きたいのだと。
> 沖縄米軍基地の一部の兵士による、性犯罪の防止の問題へと繋がる訳ですね。
「(日本で合法的に認められた)風俗業をもっと活用して欲しい」などと言った、
誤解され易い発言の断片が、まさに米軍に対して買春を勧めたかの様にマスコ
ミによって報道されてしまっているから、世界中の批判が集中する訳です。
> でも、「雨降って、地固まる」ですね!
> 国際弁護人橋下徹の記者会見は、自身だけでなく、日本の立場を適切に弁明
> し、代弁してくれた様に感じるのですが…?
私も、概ねそう感じています。
日本政府や外務省が、これまで破れなかった難壁に、一穴を空けたのではない
でしょうか…?
> 安倍首相は、どう評価しているでしょうね…今回の記者会見を?
> やはり、単なる自己保身のための弁明に過ぎないと考えているでしょうか?
安倍内閣は、上品な育ちの政治家が多いですからね…。
今回の様な泥まみれの騒動に立ち向かう事は、政権与党としての責任も在って、
所詮、難しいのかもしれません…。
私は、今回の橋下氏の粘り強さを見て、少し彼に対する見方が変りました。
この人は、「日本の救世主~安倍首相」でも解決できない種類の問題を、何とか
解決に導く事を可能にする、貴重な政治家なのかもしれない…と。
そんな風に、想ってみたりしました…。
彼を政界から排除してしまう事は、日本にとっての損失なのだと感じます!
※この際、橋下氏を応援したいと想う方へ!
皆さまの応援のポチッをよろしくお願い致します!
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