魚道40号線

Flyfishingとランディングネットの製作など

メタルなマグネットリリーサー

2013年04月12日 | クラフト

前にもマグネットリリーサーは製作したことがあった。
だけどどうしてもメタルパーツを使いたくて試行錯誤してた。
オーダーをもらっていた方には最長で半年も待たせてしまった・・ゴメンなさい。
だけどカッコいいのができた。やっぱりこの光沢感がたまらん。


まずここまでたどり着くには色々な紆余曲折があった。
自宅工房では旋盤など回すことはできないのでなんとかボール盤で作ろうとドリル刃を特注。


次に図面を書いて金属パーツを製作。
よく見かけるサルカンを金具にするタイプにどうしてもしたくなかったので
パーツはすべてオリジナル形状で設計した。
磁石はネオジウム強力磁石。
同じ径で磁力を調整したいと無理言って磁石屋さんにもご迷惑をかけました。


ネットへ取り付ける側は革ベルトとした。
こうすることで背負った時に3cmほど短くて済みますしフレームでグルグル絡むこともない。


リリーサー本体やリングやボルト、ナットの金属パーツはすべて防錆仕様。


磁石と磁石が当たる部分は割れ防止のため金属パーツでぴったり収めてます。
経年での磁石抜けも防げる。


フレームに付けた感じもコンパクト。


■SSサイズ用(引張許容力:2.7kg)
■Sサイズ用(引張許容力:3.3kg)
■M/Lサイズ用(引張許容力:4.1kg)
■LLサイズ用(引張許容力:4.9kg)
■XLサイズ用(引張許容力:6.2kg)
の5種類を設定。見た目の大きさは変わらない。
とってもこだわりました。
Club-Parashutar webサイトで販売してますのでカワリモノをお探しのかたは覗いてみてください。
マグネットリリーサー

サカナヘンノヒトタチ展2012

2012年11月30日 | クラフト
世の中には様々なフィールドで自分を表現し、
それを色々なカタチで発信している人たちがいる。
それが評価されるか、されないかは問題じゃなくて
発信すること、続けることに意義があると思う。
そんなことを強く思うこの頃、このイベントを知った。
そしてボクも参加させてもらうことになった。



第16回サカナヘンノヒトタチ展。
50名近い釣り好きな人たちが造る様々な作品が展示される。
はじめて、魚を掬う目的以外でランディングネットを造った。
会場は大阪。
ボクは釣りが好きだ・・モノを造ることが好きだ・・・
北海道からだと少し・・かなり遠いけど行くことにした。

ボックスホルダー#Fb-001

2011年08月27日 | クラフト


少し前に記事にしたボックスホルダー。細部を煮詰めてみたらけっこう使い勝手良かった。
本体は牛革製でC&FのボックスSサイズボックスに対応する大きさ。
■フライボックス:C&F DESIGIN Sサイズケース 
■ルアーケース:C&F DESIGIN Sサイズケース
■その他、ホイットレーなど縦124mm×横94mm×厚さ32mmのサイズに対応。


ボクはフィッシングベストを着ないのでコレがあると便利。
映画のガンアクション見たいに派手じゃないけどアクセサリー感覚で取りやすさを考えて設計した。
ウエダーの腰ベルトやフィッシングバックのベルト、ジーンズのベルトなどホック式なので取り付けは自由。
ホックは拡張機能がありウエダーの胸ベルトなどへ横向きに装着することも可能。
少しずつだけどレザーを扱えるようになってきたのでこれからも小物を造ってみようと思う。

■ボックスホルダー詳細はコチラ→Club-Parashutar Boxholder#Fb-001
■販売はコチラ→Club-Parashutar オンラインショップ


オリジナルボックスホルダー(プロトタイプ)

2011年08月09日 | クラフト

 

最近、いろんなとこのブログ記事でフィッシングスタイルについて書かれている。
マネしたくなるものや欲しくなるもの・・みんな自分流のスタイルを研究してるなぁ。
ワタグシゴトですが道具は極力持たない軽装軽量のスタイルが好きです。
だけど最近は釣り以外のツールが増えてジャラジャラしているのも事実。
だんだんと減っていくフィッシングツールに反比例してどんどん増える余計なモノ。
先日はまたまたフライボックスを紛失(今季2個目。。かなりショック)
フロータントもよく無くすし・・モノの収納について思うトコがあり、工作してみた。


【牛革製ボックスホルダー】
C&FのSサイズボックス用に造ってみた。これならホイットレイもぴったりサイズ。
ベストを着ない人や管釣りでのチョイ釣りなんかにも良さそうだ。
革だしシルバーアクセだし・・自分が欲しいようにデザインしてみた。
すぐに使えそうなので自分はフィッシングバックに付けて試してみようと思う。
製作時間は4時間。思っていたほどかからなかった。(型の制作に3日かかった)
すごく手軽なのでもう少し細部を煮詰めてみようと思う。
ムートンやピンオール・フォーセップなんかの拡張性があると面白そうだ。
ストラップはシルバーだと重量があるので見直すかな。
これならもうボックスを落とすことはあるまい。


完成版はまた改めて記事します。