魚道40号線

Flyfishingとランディングネットの製作など

LEVIS 501

2007年10月19日 | ランディングネット製作

もうかれこれ13年になるだろうか?
履き続けているジーンズがあります。たしか2万円位したはず・・・
バイトで貯めたて思い切って買ったジーンズ。
詳しいことは今でも解りませんがLEVIS 501という響きが妙にカッコよくて仲間内でも憧れでした。
当時通っていた高校にYシャツにジーンズで登校してひどく怒られた事も今では思い出です。
このジーンズ、勝負服としての現役を引退後も釣などのアウトドア用として活躍しています。
消波ブロックに擦れたりでどちらが裏生地か判らないくらい色落ちしてます。
ですがどうしても捨てられません。今でもウエダーの下はこのジーンズ。

ジーンズがなぜ青いのか?
先日、あるTV番組でジーンズの歴史を紹介していました。
アメリカの炭鉱労働者を毒蛇から守るため蛇の嫌うインディゴを染料にしたのが起源だとか。
オシャレ着と言うよりは作業服。当時は染めムラや色落ちが酷かったようです。
さて蛇に襲われる機会が減った今日ではファッションアイテム代名詞です。
世界中の代表的なデニム生地のほとんどがなんと日本の工場で造られているんですよ。
最古のジーンズメーカーLEVISでもモンペや着物の【藍染】が使われているのです。

私の思い出のジーンズを染め直してみました。もちろん着色はインディゴの染料で。
そしてその副産物がこのランディングネット
普段、自分のクラフト品に対して厳しい評価を下すのですが、これは良い出来栄えです。


インディゴ染料

2007年10月05日 | ランディングネット製作


残り後わずかの2液のエポキシ樹脂接着剤・・・
あと一本くらいはと試みましたがフレーム3枚を重ね合わせたところで駄目でした。
90分の硬化型なので作業途中の今から買いに行っては間に合いません。
どうしたら・・・


部屋から追いやられて行き場を失った私の趣味の道具は玄関近くにあるスチールロッカーに
全て納まっています。
釣具や雑誌、カー用品にスノーボード。各種工具に接着剤や塗料、それに木材。
もう、詰め込みすぎて奥に何があるのかわからない状態です。
そう言えば買い置きしておいた接着剤があったような・・・ゴソゴソ探し回ると
空の塗料缶やカチカチのハケ、我が家には必要無いはずのキャットフードなど色々出てきます。
どうして勝手に捨てたんだ!と妻とケンカまでして探していたアルコールランプ、
こんなところにありました。
お目当ての接着剤を見つけるまでに色々な発見がありました。


無事接着を終える頃にはpirikaのネットが完成していました。
今回は私の注文どおりに青と白の2色で編みあがっています。
これを藍の染料で染めてグラデーションにしようという狙いです。
先程偶然出てきた麻紐でグルグル巻きにされている青色の粘土の塊。
なんだか良さそうなので網と一緒に木材も染めちゃいました。
インディゴ染料を使った色彩はまさにジーンズのようです。
ビンテージモデルのようにタワシでダメージ加工するとさらに良い感じです。

このネットの完成はまだ先になりそうですが5作目のネットはまた管理釣り場のstream
置いてもらうことになりました。