家でクラフトをして過ごそうと決めていた3連休。
木材などを削ったり磨いたりしているとなぜかアリとキリギリスを思い出しました。
ご存知あのイソップ物語の代表作です。
夏の間、冬の備えもせずに歌い続けたキリギリスとせっせと働き続けたアリのお話。
将来のことを考えずに行動するとその将来が訪れた時に、困ることになるよ。
と言う教訓を含めた寓話ですね。
私の知る話では困り果て精根尽きそうなキリギリスはアリに助けてもらう結末。
これが一般的かと思います。
しかし原話は【アリとセミ】だったみたいです。なんでも翻訳過程で変わってしまったとか。
しかも結末は「夏に歌ってたんだから、冬は踊ったらどうだい?」と冷たく断られてしまうのです。
なんとも・・・現実的。
いつか訪れる将来を想い備えることは、大切であって大変なことです。
しかし備えていなかった者が生き残るため?に備えていた者を襲ってニュースになるご時世。
なんとも・・・残酷です。
そんな事を考えているとやりきれない想いが沸いてきて自由を感じたくなり出かけました。
単に新しく編んだネットや自作のロッドを使ってみたくなっただけなんですけどね。
先のことを考えてか考えずか・・・短いシーズン中はセミやキリギリスのように歌って
釣りがしたいのが本音ですし。
編み方や目数を更に改良してクレモナ風に編んだネットは予想以上にいい感じでした。
凛として澄み切った空気が気持ちよかったなぁ~。もう秋ですね。