祭日だと言うのに。
外は快晴だというのに。
何となく外出する気も起きずに掃除や何やらで過ごす。
浴槽に熱い熱いお湯を張る。
715mmにカットした木材(栴檀)を浸ける。
ヤカンでお湯を沸かし、クリップとゴム紐を用意する。
栴檀は木魚や木の皿なんかの工芸品で使われることが多い。
素直で扱いやすく深みのある美しい材料。
撮影用の暗幕を用意してカメラを添える。
一番難しい部分は残してクリップで押さえる。
「オーナー様、こんな感じです。」の写真を一枚。
ヤカンの熱湯で繊維を柔らかくしてゆっくりそっと曲げる。
ゴム紐は均一な力で等間隔に締め付ける。
「オーナー様、こんな感じです。」の写真を一枚。
外枠3枚の接着が終わり内張り中です。
■Landingnet-Data■
Pc-035:栴檀 製作開始2009-04-08
■size:FC2(プロトタイプ)■グリップ:楡瘤
■フレーム:栴檀/ウォールナット/神代タモ
■内張り:栴檀■pirika-net■2液ウレタン鏡面仕上げ
このグリップは瘤材なのにとても硬く整形に苦労しました。
硬かっただけあり綺麗な杢目が出ています。
週末に接着・整形・溝きり・穴あけ・オイルまで終えました。
只今、乾燥養生中です。そろそろ塗装に入ります。
製作の峠は越えました。あともう少しです。
■Landingnet-Data■
Pc-034:カンナ製作開始2009-03-27
■size:S■グリップ:楡瘤■フレーム:楡/黒檀■内張り:楡
■pirika-netシンプル■2液ウレタン鏡面仕上げ
ふたつは同じ型から製作してます。
全長390mm 内寸:縦250mm横165mmのSサイズ。
Club-Parashutarオリジナルのストレートは上下対称の曲線です。
左右はそれぞれ違う曲線だけど反転すればどちらもピタリ。
数があればフローリングのように敷き詰められます。
写真左側(黒っぽいやつ)
■Landingnet-Data■
Pc-033(Curストレート)製作開始2009-03-27
■size:S■グリップ:鉄刀木■フレーム:ブビンガ/黒檀/メイプル
■内張り:ブビンガ■pirika-netシンプル■2液ウレタン鏡面仕上げ
写真右側(白っぽいやつ)
■Landingnet-Data■
Pc-032(スポルテッドバーチ)製作開始2009-02-28
■size:S■グリップ:樺瘤■フレーム:トチタイガー/神代タモ/メイプル
■内張り:楢■pirika-netシンプル■2液ウレタン鏡面仕上げ
さてこの2本。製作もそろそろ佳境です。
只今オイル乾燥中。
少しずつ、進めてます。製作は急がずじっくりと。
【慣れ作業】になってしまわぬように。
前作を下回るような完成度にならないように。
丹精込めた作品は見る人にきっと伝わると思う。
素晴らしい何かに感銘を受けたとき、それは作品に反映される。
またその逆も然り。
少しの気持ちの緩みや急ぎは形になって見えてしまう。
自分は釣りが好きだから工作が好きだから、
造ることが趣味でそれ自体を楽しんでいます。
使ってもらう人にも伝わるといいな。
今までは本家サイト上で製作状況を掲載していましたが
これからはblogにて紹介していこうと考えてます。
(blog更新が滞り気味なので)
■Landingnet-Data■
Pc-033(Curストレート)製作開始2009-03-27
■size:S■グリップ:鉄刀木■フレーム:ブビンガ/黒檀/メイプル
■内張り:ブビンガ■pirika-netシンプル■2液ウレタン鏡面仕上げ
接着完了。只今、整形中。
■レンズを新しくしました。
TAMRON:SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II A16Nll
焦点距離は標準的だけど全域で明るいから室内撮影に効果有りです。
最短撮影距離は27cmでズーム側50mmで寄ると杢目や接着がよく見えます。
ワイド側17mmもランディングネット全体を広く写せます。
今までのSIGMAよりも柔らかく写る気がします。
これで自分の作品をイメージ通りに表現できればいいなぁ~。
■pirika用のネットを新しくしました。
サイズ:【L】全長:520mm 内寸縦330mm/横230mm
グリップ:楡瘤
フレーム:シャム柿/神代タモ/メイプル
網:pirikaネット(シンプル)
今回は新作のpirikaネットです。
渓魚撮影時に魚を乗せる位置を考慮して模様を配置しました。
派手過ぎず一見するとクレモナ網と区別が付かない程です。
コマの大きさの精度が上がったのでシンプルにまとめてみました。
Pc#027