魚道40号線

Flyfishingとランディングネットの製作など

意外と多い危険な木材

2011年06月19日 | ランディングネット製作


ボクは幼い頃から木や植物に弱くてすぐにカブレる体質でした。
ウルシはもちろん樹液やそこらの草に触れるだけでも反応してしまう。
だからフライをはじめるまでは山や森は避けていた。
自然と触れ合う機会が増えてた今ではヤブ漕ぎもまったく問題ない。

さて閑話休題。
同じくしてランディングネットの木屑にも心配していた。
製材して乾燥しているとは言え元植物、その粉ってどうなのよ?
かなり抵抗があった。
先日、ネットの整形をしていると少し顔が火照る感じがあった。
気にせず作業して・・疲れてそのまま寝てしまった。
しばらくして痒みで目が覚める。腕や顔や胸が・・ワァぁぁ・・ヒドイ。
無数の赤く小さな発疹が恐ろしく痒い。明らかに木屑が触れた部分だ。
丁寧に400番までサンディングしたから広範囲に飛散してしまったようだ。

ボクを見て妻が悲鳴を上げる。

皮膚科で強力なステロイド剤を処方してもらい今はすっかり回復した。
後日調べると、今回はどうやらボコテが悪さをしたらしい。
加工時にカブレることがあるから注意が必要と
ギター職人さんでも同じような経験が多いようだ。
思い返せば以前にも似たようなことがあったなぁ。

ボコテ以外にも意外と危険な木材は多い。
油断していると木工アレルギーなんてことになりかねない。
あまり神経質にならずとも知っておいて損はないし注意しないといけない。
防塵マスクも怠ってはいけないな。

健康に障害をおこす可能性のある木材
兵庫県立丹波年輪の里 林産指導課 (林産だより)引用 

追)だからといってランディングネットの完成品でかぶれることはありません。
しっかり乾燥してますし頬擦りしても舐めても問題ないので安心してください。

それにしても・・今回は参りました。早くに治ってよかった。


初めての川でうれしい風景

2011年06月13日 | ランディングネット製作

 

初めて釣り歩く渓流で見つけてうれしい景色があると思う。
青々とした空に透き通った渓流。
鼓膜の奥にじんじん聞こえてくるハルセミの大合唱。
脇に生える名も知らない花にも新鮮さを感じる。

しかし胸の奥底には焦りや不安がいっぱい。
せっかく取れた休日の快晴にこの渓流の選択は正しかったかという葛藤。
移動しようか・・・それともあの淵まで歩こうか・・。

そんなとき河原にサイン。

俄然ヤル気が闘志がそして力がみなぎる。

この日の状況はClub-Parashutarで。

 


千歳川に落しモノ

2011年06月09日 | ランディングネット製作

 


コレと同じフライボックスを探しています。C&Fののフライボックスです。
どなたか見つけた方は教えてください。
思い当たるのは
千歳川でソバ屋さんの裏の落ち込みより上流50m付近と
高速架橋より上流に200mmくらい付近のどちらかです。
 中には使えないゴミ(フライ)がびっしり(過大表現)が入っています。
人目にはゴミでもボクには無いと釣りができないくらい大切なモノ。
落としたのは6/5の日曜日の夕方。
探したんだけど日が落ちてしまって見つからなかった。
あきらめて新しいボックスを買って一から巻き始めを考えたけど、
十勝で53レインボーを仕留めたエルモンのテールの長さや・・
関東神流川でヤマメを釣ったフックサイズとウイングの長さ・・
石狩本流で50代アメマスを継続してるフライのウエイト・・
などなど今となっては当時の試行錯誤がわからない。
そんなこんなの中古フライ(情報)が詰まってる。

ボロボロで普通なら捨てるけどそれがあったからコピーが造れたわけで。
これまでの蓄積が大きかったのだと痛感してます。
もう見つからないと思うけど見つけていただいた方にはお礼をさせていただきます。

お礼の品(粗品ですが)
*これとは仕様とマテリアルが違いますけど。

今週末も探しに行こう。どうか・・・見つかって。。