いつもランディングネットを造るときは呼び名を付けています。
はじめは単にカッコいいから付けてました。
pirikaネットはボクじゃ編めないのでボクんとこのネット造りは
フレームと網を分業してます。
だから何本かを同時に進めるとどの網がどのフレームなのか
穴数や目数を間違えて製作したこともあって
自然とネットを名前で呼ぶようになりました。
もちろんそのネットのイメージや特徴を名前にするんですけど。
「アメマスネットの網は40目50段にするから」
「じゃぁアメマスは今週末に一度研磨するから網合わせてみて」
ってな具合です。
「グリップ材を送ります。これを使ってください。」
と5Aのハワイアンコアが送られてきたのが3月11日でした。
このネットのオーナー様はクラフトをする方です。
ボクよりも色々な道具を使い、様々な素材を加工するホンモノの職人さん。
作品からにじみ出ているその引き出しの多さを羨ましく眺めては
何か新しいことをはじめたい。そんな刺激をいつも感じます。
一つのものを造るには他用途のいくつもの知識が必要で
それらが異色の組み合わせであればあるほど個性(オリジナル)なんだと感じます。
そんな凄腕のクラフトさんに自分の造ったネットを送るのは何とも忍びないです。
でも精一杯造ったので受け取ってやってください。
このネットのオーナー様はロサンゼルスの方。
ターゲットとなるのは北海道と同じレインボーやブラウン。
今回はこれまでのMサイズの型や網の深さを変更して欧米仕様としました。
形状と素材の選択が上手くいったので発送せずに自分で使いたいなぁ・・・
でも、
ボクの貧相な虹鱒よりも欧米のワイルドレインボーが見栄えはするんだろうなぁ