「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

ジパング20巻

2005年08月27日 | comic
内P9月で終了って残念だなあ。
なんとか続いてくれないすかねえ・・・
と私的にブルーになりつつ、本日2回目の紹介です。

「ジパング〈20〉」
かわぐちかいじ
講談社

まあ有名ですから俺が紹介しなくても全然よいんだけどね。
まあ知らない人に書いとくと、自衛隊の護衛艦(イージス艦)
「みらい」が太平洋戦争中の日本にタイムスリップしてしまうんだな。

そこから「俺たちゃどうすればいいんだ~」とまるで戦国自衛隊〈笑
そういえばこっちも映画化されたんだよな。イマイチ印象が薄い。
まあ見てもいないんだけど。江口洋介が出てるから見たいとは思ったんだけど。
古い小説のほうは読んだんですけどね。

しかし「戦国自衛隊」なんて書いたけど、そりゃあ全然違うよ、ってのも
ある。
この作者は前作の「沈黙の艦隊」を読んでも「船乗り」というものへの
並々ならぬこだわりがありますなあ。
「ジパング」も護衛艦の乗組員たちの話ですから当然、そのへんが出てくる。

ところで「沈黙の艦隊」で検索したら「盗用について」ってのが一番最初に
検索結果で出てくるのはちょっと・・・ネ?

とにかく「みらい」の出現と、みらいに助けられ、この戦争の行く末を知った草加
少佐の暗躍で世界はどうなっていくのか・・・という話なんです。

20巻ではみらいを降りた艦長の梅津さんが、草加の原爆製造を
中止させるため運命の選択をすることに・・・
同じく艦を降り、草加の計画を阻止するためオンボロ潜水艦に乗った
副長の角松もどうやら次号で大変な目にあいそうです。

んで、「沈黙の艦隊」よりも私はこっちのほうがアクが少なくて
好きだなあって思うんです。
洗練された、というか何というか・・・
なんていうかスムーズに読めるというか。

「沈黙の艦隊」ってすごい面白かったし夢中になったけど、
読み進めていくうちに「最初のほうが良かったなあ」って
思ってしまうんですね。
「やまと」が日本の周辺でいろいろ動いて、自衛隊やソ連や
アメリカがそれぞれの思惑を絡めて困惑したり、暗躍したり
するのが面白かったというか。

ニューヨークに向かい始めるとなんか読み終わって
「うーん・・・」って思ってしまう。
別に結末が嫌だとかではないんですけど。

その点、ジパングはまだそういうのが無い。
まだまだ終わらんだろうというのがある。
あ、そうか沈黙の艦隊は後半「大味」になったって
感じかな。うん、これがイメージとしてはぴったり。
なんかジパングってこれぐらいのペースだと
40巻とか軽くいくんじゃないのかね。

いや、俺は全然それでいいと思うんだけどね。
もっと細かく書いて全然OKって感じ。

そういや昨日のぐるナイでゴチに大泉洋が出てたんだよなあ
見逃したよ、ぢくじょー、思い出してまたブルーだ。
その代わり、猫の恩返しとR-14を見たけどね。
猫の恩返しでどこで大泉洋が出ていたのかは全く分からなかったが〈笑
R-14は第三夜で大泉さんの顔がああああ!
早く島一周を見たいです。

そんなわけでごっちゃごちゃの感想文終了。

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