「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

ザ・インタープリター

2010年09月09日 | 映画
これは結構好きな映画だった。
国連の同時通訳をやっている女性が、アフリカのある小さな独裁国家の大統領の
暗殺について聞いてしまう。

まずい、と思った彼女は国連に知らせたが、犯人に見られていれば
殺される可能性があるので、アメリカのシークレットサービスが
警護についてくれる。

この警護担当の男性がもう一人の主人公。
男性は女性が嘘をついている、と思う。
女性を守りつつも何かを隠してる彼女。

そんななか彼女の祖国がその独裁国家で、家族が殺されていることを知る。
まさか実は彼女が暗殺に何か絡んでいるのか?

そんなストーリー。
独裁者に、それに異を唱える運動家、その監視者、独裁者の警護担当者、などいろんな人が絡んで、シークレットサービスの男は何かあると思いながら彼女を守りつつ見張る。

アンビバレンツな雰囲気のこの人がよかったですね。
ショーン・ペンか。
通訳の女性はニコール・キッドマン。けなげでかわいいです。

全編で通して語られるのは、この独裁者は元学者で、みんなが彼を信じていたんだ、ということ。そして彼女は裏切られ、家族は殺された。
憎い相手をころすのか、許すのか。

お兄さんのリストには殺された人たちの最期が書かれていて、映画とはわかっていても、
このほとんど出番のないお兄さんの執念が感じられるエピソード。
そのノートが最後には独裁者を国際司法に裁かれる道をつくってくれます。

これも1回見ればいいかもしれんが、ちょっと価値が違いますな。

ザ・インタープリター [DVD]

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