「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

映画・ハゲタカ

2009年06月09日 | 映画
つーわけで見てきました。
昨夜109シネマズで。
おお、レイトショーでした。
つまり1200円。

というわけで共通券を見せたが1300円したんだよねー
もちろん差額100円の払い戻しはないwwww

お客の入りが月曜の夜にしては結構あった。
リーマンもいるけど、若いカップルもそこそこ。
知的な感じがしてまあ、なんとなくわかる気もするけどwww

テレビのハゲタカからまたしばらく時間が経ったんでしょうね。
サブプライム問題の話とか入ってるしw
腐った資本主義のアメリカを買い叩けと鷲津さんが言いましたよwww

しかし鷲津さんは絶対ツンデレですなw
こんかい全く笑わなかったよ。

柴野さんに「くそが付くほどまじめだ」と言ったとき笑っちゃいそうになりましたwwwだってどこまで無表情で言うのよww少しくらい皮肉な笑いをみせろよww

いや、そこを笑わないのが鷲津さんなのですけどね。

それにしてもハゲタカは演技がすげえよなあ。。。。
鷲津がいかにも「悪者見参!」って感じで現れるからなあ。

今回の話では鷲津が中国の国家ファンドとアカマ自動車をめぐって争うのですが、
その過程で、派遣工の問題やドバイからの資金調達、アメリカのファンド買収などが加わりつつ、「結局お前ら日本は変わらないだろ。ま、別にドーデもいいけどな」的に鷲津が動く

鷲津ってのは人間の限界や資本主義の限界をわかっていて偽悪的にしてるからなあ。さすがツンデレw
アカマの社長に言われる「鷲津さん、あなたが経営者ならなにをしましたか?」
鷲津「私はファンドマネージャーなので」

それは卑怯だ、みたいに言われるんだけど、それを卑怯にしたら誰も誰かを批判できないもんなあwとくにメディアなんてまったく批判できなくなちゃうし、従業員は経営者を批判できないしww

だけど鷲津も鷲津ファンドを運営しているから経営者みたいなもんか?
ビーチでブランデー飲んでるがwww

一方で鷲津と争う中国側のリュウさんは、これが超痛い。
いやー最後まで痛い。
超貧困から這い上がって「金を拾うんだよ!」「僕を乗せてくれよ」
あぁ痛い。妙な純粋さがもう終わってる感じ。

最後に鷲津に「金が人を不幸にする」って思わせるのだが、というか
おそらく鷲津はずっとそう思ってハゲタカをしてきたんでしょうなあ。

だから鷲津は金を突き放しているようなところがあるもんな。
しょせん便利な道具的扱いというか。
「あぶく銭はいいように使わないと」的発言なんかそうだよなあ。

鷲津よりもリュウや日本の経営者のほうが金に執着しているように見えるのは、まさに金に使われている感じがするからか。
さらにいえば、派遣工のモリヤマもまた金とは違う価値観から逃れようとして、それはそれで金との距離がつかめていないように感じてしまった。

結局、モリヤマは金を拾ってアカマの新車を買うんだけどwww
たぶんモリヤマは鷲津にはならないだろうが、金は使うものだというのはなんとなくわかったのか。。。な?

そういえばテレビ版で鷲津に銃を突きつけて、元ライブドアの堀江さんに「ありえねー」的なことを言われていた西野さんが登場w
何気にこの人も金との距離感をつかめたようで、今回はさりげなく重要な立ち回りをしています。

というかこの西野さんの猫が可愛すぎるwww
触りたいww


まあ堀江さんが指摘するようにハゲタカは脚色が過ぎると思うけど、実際のファンドとは別にね、暗いエンタメとしてw楽しむといいと思う。


つーかまったく関係ないが富澤までけこん。。。
サンドウィッチマン幸せすぎだろww
深夜にTOKIOのリーダー城嶋さんとサーフィンについてあーだこーだ言っていたのは面白かったが。

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