らいか・デイズ

本日最後はスーパー小学生が活躍する4コマ。

「らいか・デイズ１」
むんこ
芳文社
２００５年

買って大正解！
これは非常に好きなマンガ。
小学６年生の主人公・春菜来華は
児童会の会長はするわ、学級委員長は
するわ、勉強はできるわ、先生の仕事は手伝うわ、
というよりは先生よりもしっかり者。

まさしくスーパー小学生なのだが、これが適度に「子ども」
なのだ。
そこがちょっと切ないというか「胸キュン」ものである
（自分で書いて恥ずかしいわ）

みんなから頼られて、毎日「大人」な「来華」だが
やっぱり女の子で小学生。
本当は甘えたり、化粧したり、そして恋をしたり、と
いろいろ「子ども」っぽいことをしたいんだけど…
という真面目小学生の微妙な心理を描いた傑作。

もちろん、周りのキャラが面白くなければダメなんである。
まあまず挙げられるのは竹田君なんであるが。
彼は来華をライバル視する優等生。
だけど来華に恋をしちゃってるんだなあ。
うーん甘酸っぱいねえ、青春だねえ…

まあこの２人が意外と微妙に良い関係なので
今後とも見守りたいところであるが、まあ
ライバルが出てくるって展開もあるよな。
まあそこらへん楽しみなんである。

他にも担任の先生はこれまた来華にお任せって
感じのちゃらんぽらん先生だし、典型的な同級生に、
最初は来華のライバルかと思われた浦部は、
大金持ちのくせに性格は良いんだよなあ(笑）

ま、それくらいなんだかみんな良い人。
一番良い子は来華だから彼女はみんなに頼られるんだけどねー
本当に優しくって笑えるマンガである。