「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

CIA秘録から冤罪足利事件から裁判員制度から人の醜さw

2009年06月06日 | Weblog
菅家さんが釈放されたことが毎回ニュースになっている。
警察のずさんさはつい先日まで読んでいたCIA秘録を読んでいて通じるものを感じた。

信頼されなければ存在しないのと同じ

警察の不祥事や冤罪はなくならない。
そのレベルがどの程度なのか。
CIAのようにどうしようもないところまできているのか。

開かれていない警察というのは秘密警察だ。
日本の警察がそこまでいっているとは思わない。
だが、開かれている、とも言えない。

足利事件を担当した元県警幹部のブログが炎上→削除となったそうだ。
この幹部はブログの記事ではまったく菅家さんが犯人と疑っていなかったようだ。
そこが実は怖い。

天然の正義感ほど怖いものはない。
正義に凝り固まったジャーナリストと同じだ。
狂気のようなものを感じてしまう。
なぜそんなに自分を信じれるのだろう。
なぜそんなに自分が正しいと、自分が見ているものが正しいと信じれるのだろう。

もちろん、いつも信じていなかったら疑心でなにもできなくなるのだがw
だけど、人の人生を思い切り変えてしまう力を持っていて怖くならないのか。

裁判員もそんな力を持つ。
いまこの足利事件で警察を批判している我々が、そんな「人生を変える力」を持つ。
とてつもなく怖いことだ。

私は性悪説にたっている人間だ。
一般人というものを信用していない人間だww
だってこんな国をつくった政治家や官僚を野放しにしておきながら
自分たちは彼らを批判しかしない醜いカスどもだぜwwwwwwwwwwwwwwwww

きっと、いや絶対裁判員制度でも冤罪が起きる。
警察が完璧な証拠集めを行い、その証拠を裁判員が100%理解できるのなら
冤罪を防げるかもしれないが、もちろんどちらもできるわけないだろw

人の醜さがたっぷりわかるニュースがよく流れる。
そのたびに暗い笑いを浮かべている自分がいる。

いつの間にか私がもっとも醜い人間になってしまったww
もっと私たちは醜くなるよ。それを楽しみに見ていよう。空しいけど。

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