「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

クライマーズ・ハイ

2008年07月07日 | 映画
原作、NHKドラマに続いて泣いてきました。
自分は右目が涙を流すのだと気付きました。それくらい久しぶりにちゃんと泣いたのか。


原作、NHKとみましたが映画も負けず劣らずという感じで。 脚本で結構変えてきてるんで最初心配したが大丈夫でした。とくに悠木の生い立ちというか社長や家族との関係が原作とかわったのでラストも大きく変わった(笑
よく決断できたなあ。いいと思いますけどね。

んで、むしろチェックダブルチェックの話しが入ったことでマスコミ関係者としては嬉しかった。というかうらやましかった。理想としてこうあるべきだと。しかし現実の時間のなさを考えると、悠木のように決断したい、けど……。

当時の細かい話しとテレビマンをはじめユーモアをちょっといれたのがエッセンスになったのも良かった。原作になかった(いわば後日わかった話とか)入れてきたのもいいかもしれない。ラストは原作のほうが好きなのだが映画のラストのほうが万人受けするような気がする。

盛り上げるという意味では映画より原作、NHKだけどね。
脚本の直しかたがうまかったなあ。ただドラマや原作見てないで見るとちょっとわかりにくいかも_? 原作知っていると2時間のなかでよくここまで原作の言いたいことを盛り込んだな、と拍手したくなる。まあ、そのせいで急ぎすぎだったり、盛り上がるシーンがイマイチ盛り上がられなかったりしたけど。それでも泣けたからなあ。

キャラの神沢は不運だけどねw 原作の彼の人生を悠木が受け付いでしまった。悠木よりもやはり神沢に追って欲しいよね。原作にあった「心の底から涙した」彼に。
あと、個人的には原作にあった鑑識の偉い人と悠木の会話を再現してほしかったなあ。
やる気なのだ、この未曾有の大事故の立件を……ってやつ。あれも格好いいシーンだった。


役者勢の演技もすごくよく、冒頭からしばらくの喧騒は最高。ああいうのみると海外ドラマERやザ・ホワイトハウスのようなスピーディーでリアリティねある話が日本のドラマでも成立すると思わせる 見て良かった 作品と日本の映画やドラマに希望がもてる。

というかアフィ検索して気付いたのだがNHKドラマ版が売ってるのね。早速買ったよ。んで、iTunesで映画の音楽も購入。いやはやネットってすごいわ(いまさら)。

あ、追記で、この映画ヨコハマのセンター北駅にあるワーナー・マイカルで見たんですが、いや、家族連れ多いわりにいい映画館だなあ、と。まあ、朝一発目だったのでわりと人は少なかったのかも?しかもこの映画は子ども見ないもんナア。
もちろん、人が少ない席を教えてもらえましたw

クライマーズ・ハイ (文春文庫)
横山 秀夫
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