「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

信長のシェフ 12

2015年03月04日 | comic
あーこれも絶対間違って買うなあw

楓救出のために西洋料理を封じられるケン

ようこさんは結局本願寺に残る

松田さん登場

夏、はじめて海を見る。可愛い(確信

堺で闘茶

ケン、浅井のドクロをお菓子で作り、本物の骨は市に返す。

松田さん、松永久秀に接触。

松永の謀反、信長に許される

ケン、松田さんに会うが思い出せない。
ケンの苗字、葛城のようだ。
松田さん、ケンの状況に嫉妬して狂う

ケン、細川忠興とガラシャの婚姻に立ち会う

ケン、信玄亡き後の武田家に行くことに。

松田さんの叫びが。
これが無いケンは実は異常なんだよな。
記憶がないゆえに、ケンはよう子さんを引き取るとか、救出する、という
考えに至らないし、松田さんに会っても協力しよう、とか思いつかない。

この凄まじい断絶。
「現代から戦国時代にタイムスリップ」したら、
松田さんのような感覚のほうが正しいんですよねえ。明らかに。
それはとっても残酷。
残酷過ぎる。
松田さんと、よう子さんに起こっていることは。

ケンと一緒にいて、すぐに殺されたオッサンのほうが
実はラクかもしれない。
戦国時代で生き続ける、んですもの、現代人が。
地獄ですよ。

ケンはある意味、記憶をなくしたことで、嫌なことは思い出さず、
というか常識が無いから、戦国時代の常識に染まれる。

そんで都合よく未来の知識だけを利用して生き続けられるんだからなあ

そして恐らく、もうケンは時代を変え始めている。
大きいところは全然変わっていないが、たぶん小さなことが少しずつ
変わり始めている。
どのあたりでそれが奔流となって動くのかは作者のみ知るって感じでしょうが。

松田さんはこの漫画に絶対必要な人ですわ。
この人が悪人、悪魔になっても絶対必要な人ですわ。



信長のシェフ 12 (芳文社コミックス)
クリエーター情報なし
芳文社

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