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まだまだベッドの下から次々と色んな物が出てくる。ロンドン市内のケンジントンパレスやバッキンガム宮殿の回りで撮影した写真集が出てきた。日付けを見ると昭和63年10月31日~11月20日と書いてある。3週間ほどロンドン中心に動いた時である。その期間はイギリスのコベントリ-(ロンドンから西に列車で2時間)とオランダのアムステルダムを2往復した。ケンジントンパレスは亡くなったダイアナ妃とチャ-ルズ皇太子が住んでいた場所だが、当時はまだお互いに知り合ってもいなかった。ケンジントンパレスの庭で初めてみたハ-ブガ-デン。その畑の形状の美しさを見とれて、ロンドンの本屋で、ハ-ブガ-デンの本を2冊買った。帰国して、近所で農地を借りてさっそく再現したのを思い出した。ハ-ブと言っても早くいえば雑草。生命力が強いから、ミント類のように地下茎がどんどん伸びていくものは始末が悪い。最初は離れて植えていた、ペパ-ミントやアップルミント、スペアミントなどが、地下茎が入り乱れてもう何がなにやら分からなくなる。隣の畑の人からは雑草が好きですねと言われるし、すぐにお手上げ状態になった。写真の紅衛兵(Horse Guard)は既に冬服である。ロンドンの街中を馬に乗って颯爽とやってくる。黒い服に赤いマントは本当に絵になる姿である。世界一のオモチャ屋であるハムレ-のショ-ウインドウにおいてあるパディントンのヌイグルミの写真も楽しい。東京の日比谷公園の10倍もあるハイドパ-クの晩秋の弱い陽射しの写真を見ると緯度が高い位置にあると言う事をあらためて理解できる。