赤坂の一つ木通りを国道246側から入ってすぐ左手のビルの上に「サパ-クラブ島」というお店がある。経営者でもあり、時折ステ-ジで歌を歌うのが島和彦さんである。島さんと言えば、若い方にはなじみが少ない名前であるが、コロンビアレコ-ドの専属歌手でヒット曲“雨の夜あなたは帰る”で1966年(昭和41年)第17回の紅白歌合戦年の紅白歌合戦にも出場した。昭和19年生まれの61歳だが、容姿はデビュ-当時とほとんど変わらないのが、魅力である。島さんは、お店を訪れたお客様の名前は、忘れないし、人をひきつける話術を持っている。時折、いろんなスポ-ス選手や芸能人や俳優も訪れるが、島さんと話して、忙しい中の息抜き場所として、このお店を使っているように見える。職種を変えても政治家や企業の経営者としても十二分にやっていける。お父さんが東京大学のドイツ語の先生をしていたという血筋の良さが滲み出ているのかも知れない。感心するのは、いつも健康には気をつけていて、喉を痛めるという理由で酒もタバコもたしなまず、プロ歌手としての意識の高さに感心させられる。1966年の9大スタ-と言えば、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦、吉永小百合、マイク真木、都はるみ、三田明、島和彦、加山雄三の9人だが、その一角に食い込んでいたのがその実力の表れである。“栴檀は双葉より芳し”の言葉どおり、小学生の時から学校を代表して都内のコンク-ルに出ていたというから、プロ歌手になる片鱗はすでに子供時代に見せていたわけである。本業の歌手でも素敵ですが、特技としてのマジックもうまい。空中から水や塩を取り出す技は何度見ても飽きない。なんとなく生きるすべてとして半身に構えながら、決して現実からは逃げない、強さも持ち合わせている。年老いたお母さんの面倒も見ながら、商売を継続してきたのも、お店の中のスタッフとのチ-ムワ-クを保つ努力も忘れないから出来ることである。お店はカラオケは置かず、ピアノ伴奏だけで、本格的に歌いたい方には、楽しいお店ですよ。
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ドライブしながら聴いています。これからも大好きな曲ですので、カラオケ大会や発表会で歌います。
たなぼたさん初めまして。地方には色んな方がいるんですね。浜松で島和彦さんと名乗っている方は本物の島さんみたいに背が低い方ですか?本物はお酒とタバコは飲みませんが、そちらはいかがですか?
忙しさに追われていたのでまだ店には行っていません
島さんは毎日お店に出ているのですか?
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そんな庶民にやさしい気軽な価格で飲めますか?
クラブという名前から来る超高級と言うイメージ
が頭をよぎります。
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飲みながら島さんとト-クしたり歌が聴けるショ-だと思えば、高くはないと思いますが、気楽な価格でもないですね。クラブと言っても女性のホステスがいる訳ではありません。島さん含めて3名のお店です。