![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/64/05b72d51e363b654a135a95f44b74a4c.jpg)
ニシキギ科のマユミですが、秋の果実のにぎやかさに比べると、花は地味です。
細かい花がいっぱい咲くので、ごちゃごちゃして無統一なように見えますが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/d8/a60e8f4c0b6e4237eecb37fa81959cce.jpg)
散形花序というのでしょうか、丸くまとまっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/87/8d89a8b66b602846682907594e50825d.jpg)
蕾と花。
マユミは 4数性で、花弁は4枚、おしべも4個です(果実も4つに割れます)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ec/a3f5c107e971f319f3eca80e7bcad9bd.jpg)
それ(4数性)はいいのですが、マユミは雌雄同株・雌雄異株、両方の説がある様で困惑します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/36/476a3d07ad11d010f7fae0cb4e6e2c65.jpg)
「マユミは、雌雄異株とする情報もありますが、雌しべが短い花をつける個体が
あり、結実しにくい傾向があるだけなので、雌雄同株とするのが妥当です。」(みんなの趣味の園芸『マユミとは』)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d2/d3530b57193ef8daf8d0e438c87f23f2.jpg)
つまり、マユミの花には雄しべが雌しべより長いものと、逆に雌しべの方が長いものの2つのタイプがあるそうなのです。
実際に観察してみると、実にいろいろな形があるようで、ソバの花のように、きれいには分類できません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/16/eee34ee144812a54b4ba4ad6bf862fc8.jpg)
たとえば、この花などどうでしょう?
おしべとめしべ、ともに背が低いようですが・・・
雄しべのほうは 花柱が白っぽく扁平で、退化しているようにも見えます。