オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

上州・古城の旅 利根川河畔、一部土塁が残るだけの前橋城

2016年03月05日 | 群馬
沼田の帰路、前橋城へ立ち寄りました。
前橋城は今年の大河ドラマでも数回登場し、もとは厩橋城といいます。はじめに長野氏が築城し、北条氏の支配となり、その後一時織田家の滝川一益が入城したが、再び北条の城となります。北条氏滅亡後は徳川の城となり、幕府体制成立後は譜代大名の城として続きました。利根川の河畔に位置するために川の氾濫によってたびたび被害を受けています。現在は群馬県庁、県議会、県警本部、グリーンドーム前橋(競輪施設)などが建ち、一帯は官庁、オフィス街、運動公園となっています。

利根川の鉄橋から群馬県庁の新庁舎が見えます。新庁舎は32階建て。道府県庁舎としては一番高いそうです。

両毛線・前橋駅。前橋駅は利根川の東岸、上越線・新前橋駅は利根川の西岸にあります。

前橋駅前。県庁所在地の駅前としてはやや寂しい。

駅前大通りのケヤキ並木

前橋にくるたびに気になる西部劇風のスナック

チンチン電車の碑。前橋にも昭和28年まで路面電車が走っていました。


地元の老舗書店・煥乎堂

日本銀行前橋支店。日銀の支店は関東では横浜と前橋の2ヵ所です。
県庁近くの合同庁舎




前橋城車橋門跡


ちょっと気になるコーヒー店


群馬会館。以前の公会堂です。

群馬県庁

群馬県庁昭和庁舎。1928年(昭和3年)に建築、設計は佐藤功一、大隈講堂、日比谷公会堂を設計した建築家です。




県警本部前にわずかに残る土塁。前橋城は幕末に最新式城郭として再築されました。



土塁の上に前橋城址の碑があります。


県警本部周辺の土塁

県庁新庁舎


昭和庁舎


正面玄関



重厚な階段ホール

2階展示室の上州人宰相記念室

上州人宰相は福田赳夫、中曽根、小渕、福田康夫の4人。戦後では山口県と群馬県、それぞれ4人です。

県庁前の庭

昭和3年にこの庁舎が建設されるまでは、幕末の御殿を県庁舎として使用していました。「花燃ゆ」の楫取素彦のころはこの御殿庁舎だったのでしょう。

2階廊下

1階ロビー

1階ロビーの金庫室

南口

喫茶室Gフェイス。GはGUNMAのGです。この喫茶店ではウィーン・スタイルのコーヒーを味わえます。メニューには「フランツ・ヨーゼフが愛したパンケーキ」というものがありました。私はパンケーキなど食べ慣れないので、味はよくわからなかった。
フランツ・ヨーゼフはハプスブルグ家オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝です。第1次世界大戦開戦時の皇帝ですが戦争途中で死亡し、次の皇帝が最後の皇帝となりました。

喫茶室のスチーム暖房。昔の設備をそのまま使用しています。


県議会

ぐんまちゃん

夕暮れ

中央通り商店街

骨董店

和菓子店

駅前に戻りました。すっかり日が暮れました。


















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